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lifework 24
おはようございます。
今日はしとしと雨の一日になりそうですね。
昨日友人の畑で畝(作物を均等に植えていく一列の土の山)作りを手伝っていたら、見出し画像の蛙さんがいてそのコが可愛すぎました。結構ぴょんぴょん飛び回るし攻撃する術を持たないか弱さとなんとか生きようとする力強さを感じました。そんな蛙さんが喜ぶであろう雨を今日はシェアしたいと思います。
『三方良し』のプラットフォーム
僕が目指すプラットフォームは『三方良し』、つまり、作家さん、購入者、そして自分の3人のプレーヤーそれぞれにメリットがあるものにならなければならない、という話。
購入者のメリット
10から話し始めた、購入者のメリットに関しては以下の3つ。
世界に一つしかないものがみつかること、
作り手と繋がれること、
その道のプロではなく、ファッション業界出身の僕のセレクションで、カテゴリーに偏らず様々なアイテムを見て楽しんでもらえること
lifework 18から説明を始めた3. の独自のセレクションに関して。
好きか嫌いか、まず興味を持てるような個性をご紹介するセンス・審美眼と作品のクオリティを見極める目利きの2つの強みがありますよと。
そして昨日までに、僕の審美眼・センスという抽象的なものを皆さんに言葉ではなく視覚的に少しでも感じてもらえたらと、自身のレザーグッズブランドのウェブサイト、Pinterest、Instagramの3つのアカウントを紹介してきました。
今日はもう1つの強みである目利きに関して。
目利き
なぜ僕は目利きができるのか。
その理由は、僕が高級ラグジュアリーブランドのマーチャンダイザー(MD)として、いわゆる一流品というものをプロフェッショナルとして見続けてきたから。
ファッションカテゴリーだけでなく、これらのカテゴリーを展開できるのもやはり大きなブランドの強み。同時に、新しいカテゴリーを展開するにあたり、そのブランドが今まで提供してきた商品のクオリティを維持する必要がある。だから、ブランドは全く新しいカテゴリーを展開する際はファクトリーを買い取ったり新たなビジネスパートナーの提携したり大きな投資を行う。だから、どんなカテゴリーであれ扱う商品はいつも一流品であり、だから一流のブランドであり続けられるのだ。大きなブランドとは言え失敗はできない中、新しいカテゴリーを任せてもらえることが嬉しくて(何より楽しくて笑)、いつも任せてもらえたことに感謝している。
そして、ラグジュアリー業界でこれだけ幅広いカテゴリーを担当してきたMDは、展開できるブランドの数とそのカテゴリー数を踏まえて極めて少ない。
買付の時に日本で何が売れているかマーケットを調査することと同時に、そのカテゴリーを一から学び、何が当たり前で自社製品の強みはどこなのか、製品が持つ本質を深掘りすることを仕事としてし続けてきた。その経験のお陰で、いろんな業界を知ることができたし、自分の知らないものへの好奇心がより高まっている。
僕はこうして幸いにして、幅広いカテゴリーの一流品を目にして触れられる環境で約20年間位続けて来られた。
目利きで必要となるその判断基準は圧倒的に見てきたものの経験で養われる。
だからこそ、僕は何千何万というカテゴリーの製品を見て触れてきたからこそ、その本物を見る力がある。
もちろん知識も必要だから、新しいカテゴリーに関しては学ぶ必要がある。
例えば、中古品買取業者はブランドの買付をする際に製造番号の刻印やそのありか、金具の仕様などチェック項目リストを作ってマニュアル化している。でも、ブランド品を買い取る時にその基準は作れても、作品を見極める時にどれほど役に立つだろうか。
全てが個性で全てが一点ものとなった時に、『本物』と呼べる作品。
それを僕のセンスと目利きの基準であったものを安心して見てもらえるプラットフォームを作る。もちろん、そこに入らないものはただその作品の世界観と僕の世界観が合わないだけで、その作品に価値があることに変わりはない。
このプラットフォームを作る最初の目的は、既製品にしか興味がない消費者を作品やその作り手の作家さん達に興味を持ってもらうこと。漠然と「何でもある」よりは僕のフィルターをかけてまずはその世界観を楽しんでもらえる方々からその輪を広げていきたい。
この続きはまた明日。
僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。
皆様も、良いGolden Weekを。