コーヒー7:コーヒーを自分で挽く方法
おはようございます。
今日は快晴、3℃で今日からは日中10℃を超える日が続くようで冷え込みの底は打ったようだ。もう2月も中旬になるしね。
昨日はコーヒー豆の挽き方が5種類あるのを見てきた。このように挽く方法として手っ取り早いのはその状態になっているものを買う、ないしは買う時にその状態にしてもらうことだろう。しかし、もしよりコーヒーをプロアクティブに(?)楽しみたい場合は、自分でコーヒーミルを買って自宅で豆を挽くということも可能だ。
今日はその方法を見ていこう。
自宅で豆を挽くメリット
出来上がりのものがある中でわざわざお金と手間をかけて自宅で豆を挽くメリットは3つある。
それは、①豆の鮮度が保たれ、②結果としてコーヒーの魅力がより楽しめること、そして③自分好みの味に仕上げられる、ということだ。
豆のまま密閉容器に入れて冷蔵庫で保存すれば、挽いて粉にした状態で保存するよりも酸化による劣化速度が緩やかになり、おいしさが長く保つ。新鮮で香り豊かなコーヒーを楽しむには、淹れる直前に豆を挽くのが一番。コーヒーが最も香りを発するのは、焙煎時でも抽出時でもなく豆を挽いている時だからだ。部屋に広がるコーヒーの香りが広がるのはコーヒー好きには堪らないし、リラックスタイムをより素敵な時間にしてくれる。
さらに昨日見てきたように、コーヒーは挽いた豆の粒度によっても、濃さや味わいが変化します。自宅で豆を挽ければ、自分の好みや抽出方法との相性に合わせて味を調節することも可能だ。今日はエスプレッソで飲みたいから極細挽き、今日はドリップで飲みたいから中挽きね、といった感じで1つの豆でいろんな飲み方を楽しめるのはもちろん、あっさり軽めにしたい場合はやや粗めに、コクのある深い味わいにしたい場合はやや細かめに挽く、といった具体だ。
ミルの種類
コーヒーミルには家庭用の場合、大きくは自分で刃を回しながら挽く手動ミルと、電力で刃を動かし自動で挽く電動ミルの2タイプに分けられる。
それぞれの特徴は以下の通り。
手動ミル
手動で豆を挽くミルは、大体円筒形の筒にくるくる回すハンドルが付いている。手動のコーヒーミルの魅力は、挽いているその時間をも楽しめること。筒の中に1、2杯分の豆を入れて後はゴリゴリとハンドルを回してその感触を感じながら挽き終わった時に粉になっているコーヒーを見た時の作り上げた感と挽きたての香りは満足感が高い。ただ1杯分の豆を挽くだけでも2~3分かかるので、こうした工程を楽しめる人やコーヒーをのんびり過ごすひとときにしたい人に良いだろう。キャンプに行く人たちも持っていっているイメージが強い。
手動ミルの多くは臼式と呼ばれる臼型の刃が使われており、その刃で豆をすりつぶしながら粉状にする。金属製の刃は切れ味の良さや耐久性に優れており、セラミック製の刃は丸ごと洗えるなど、それぞれに利点があります。
電動ミル
さすがにハンドミル程毎回手間はかけられないな、という人、一日に何度も淹れて飲みたいのであれば、電動ミルがお勧め。
コーヒーミルを選ぶ時のチェックポイントは豆を挽く刃、挽きの速さやメンテナンスのしやすさなどが挙げられる。
特に刃はそのタイプの違いが挽いた粉の仕上がり、値段にも大きく反映される。家庭用電動ミルの場合、刃の種類は大きく分けて以下の3つのタイプに分けられる。
①臼式
臼式の電動ミルは、刃の凹凸の噛み合わせで豆をすりつぶすように砕くのが特徴でコーンミルとも呼ばれる。
豆を挽いたときの粒度の均一性が高く高性能でありながら、数千円~1万円台程度と比較的手に入れやすい価格帯の商品も多く、「ちょっといいミルを持ちたい!」と思っている方にもおすすめ。
②ディスクミル
ディスクミルは円盤型の平行刃の噛み合わせで豆を切り刻むようにカットしていくタイプで、業務用のコーヒーミルなどにも使われている。このタイプのコーヒーミルは、粒度のバラつきも少なく微粉も出にくく業務店でも使われたりしている。比較的お値段は高めだが、持つ価値ありの高性能ミルです。
③プロペラ式
刃を回転させて豆を粉砕するプロペラ式は、ボタンを押している間だけプロペラが回転し、豆を挽きます。要はミキサーと同じで挽く時間が長ければ長いほど細かい粒度になりますが、プロペラ刃の構造上粒度にムラが出やすいミル。価格は手頃(3,000円ほど)なものが多く、携帯用やタンブラーほどの大きさのものもある。
コーヒーミルのお手入れ方法
ここまで見るといいことだらけのコーヒーミルだが、必ず乗り越えなければならない手間がある。メンテナンスだ。
コーヒーミルは水洗いができないものが多く、豆を挽くたびに細かいコーヒー粉が付着するのでお手入れはとても重要になってくる。なぜなら、付着したままにしておくと、新しく挽いたコーヒーに古い酸化したコーヒーが混ざって味に悪影響が出てくるからだ。使用後は残ったコーヒーの粉を払い落とす必要がある。
コーヒーの粉を払うには水洗いできないので、静電気が起きにくくミルの細かな彫りの角にまで届くしなりのあるブラシを使うことになる。しかも、それでもすぐに綺麗さっぱりとはいかないのでそれなりの手間にはなるので、ここも心に留めておきたい。
*上記の情報は以下のリンクからまとめています。
僕も機械式ミル(臼式)を持っている。エスプレッソを飲む時により楽しみたいなと思って購入して、最初に挽いた時は本当に感動した。その時にカフェオレも一際美味しく楽しんだ記憶がある。だが正直な話、後片付けがなかなか負担に感じるようになった。結局エスプレッソしか飲まないということもあって、豆を買う時にプロに挽いてもらって1ヶ月で飲みきるので、もうプロにお願いしようとなってしまった。
これがここまで読んでくださって興味を持たれた方の、出鼻を挫くことにだけはなって欲しくないので、一言だけ。
コーヒーがお好きなら自分でコーヒー豆を挽く体験はそれだけの価値はあります。だから、ちょっとでも興味があるなら(ドリップなら細かくしすぎる必要はないので)安いものから試してもらいたい。ハンドドリップなら、それこそキャンプだったりピクニックでも楽しめるし、そういったアイテムとして捉えてもらえたら取り入れやすいかも。
ぜひ、自分で豆を挽いてコーヒー豆の挽きたての香りを味とともに楽しんでリラックス時間を一度楽しんでもらいたい。僕は飲み方で継続できなかったけど、皆さんは新たな世界が開けるかもしれないから。
僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。
皆様も、良い一日を。