繊維の種類2:定義と分類
おはようございます。
今日は曇り空、朝から気温が上がらず日中もこのまま、夜にどんどん冷え込んでいくらしい。なんだか昨日から腰も重いし、暖かくして悪化させないようにしたい。
さて、今日からそれぞれの素材に関して、どんな種類があって、それぞれにどんなメリット・デメリットがあるのかを実際に見ていきたい。
今日は戦意の大前提を確認していきたい。
繊維の定義
まずは繊維の定義から。
そもそも細長い糸状のものを指すが、一般には直径が数十μm以下のものをさす。紡織用繊維として実用となるためには,不揮発性で水に難溶,熱の不良導体,適当な機械的性質(強さ,伸び,弾性)をもつことなどが必要。
繊維の分類
繊維は、織物の原料になるばかりでなく、メリヤス、レース、網、綱索、打紐(うちひも)、フェルトなど、繊維製品全般の原料やまた紙などの原料となるもので、用途によって紡織用繊維、製綱用繊維、製紙用繊維、パルプ用繊維などに分類することができる。ここでは紡織用繊維、つまり肌に触れる布を主に取り上げる。
紡織用繊維の性状としては、以下のようなものがある。
太さ
長さ
比重
強度と伸度
ヤング率(硬さ)
吸湿性
熱伝導性
可紡性(糸の作りやすさ)
帯電性
脆化(いわゆるもろさ)
化学薬品に対する抵抗性
しかし、すべての繊維がこの性状に備えたものではないため、繊維を使用するに際して目的にあった混紡・交織が行われ、さらに後処理により品質を向上させる方法が取られている。
繊維製品の原料となる繊維をその生成過程によって大別すれば、天然繊維と人造繊維に分けられる。この素材的な部分をこれから掘り下げていくのでまた後日。
長さでの分類
これらの繊維を形状の点からみると、その長さで(1)長繊維、(2)準長繊維、(3)短繊維に分けることができる。
長繊維(フィラメント)は、天然繊維では絹、化学繊維では紡出したままのものがこれに属する。
準長繊維は、植物繊維のうち靭皮繊維(じんぴせんい:植物の茎の形成層から外側に向かってつくられる繊維組織)、草皮繊維(草本から得られる繊維)がこれに入る。
短繊維(ステープル)は、木綿、羊毛の天然繊維のほか、化学繊維のうち紡出したものを適当な長さにカットしたものが含まれる。
繊維に関して、まずは全体像からどのような分けられているものがあり、そこからここでの本題である、布になる素材としての繊維を明日からまた掘り下げていこう。
こちらの文章は以下のリンクを参考文献として使用しています。
コトバンク:繊維
僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。
皆様も、良い一日を。