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繊維の種類39:羽毛布団の掛け方

おはようございます。
今週末は前々から言われていた通り、強い寒波の影響でキンキンに東京も冷え切っている。日本海側や北海道・東北に大雪が降り続く予定となっているようで、本当にそのエリアで事故や怪我、孤立や災害などが起こらず無事に乗り切れることを願うばかりだ。

そんなタイミングにはもしかしたらちょうど良さそうな、羽毛布団に関する豆知識を今日は共有したい。
皆さんは羽毛布団をどの順番で掛けているだろうか。

僕は、温かさの切り札である羽毛布団に布団内全体の空気を包み込んでもらいたくて、以前はこの順番で寝ていた。

羽毛布団
毛布
自分
敷布団(マットレス)

しかし、実はこれ、もっとも暖かい効果が得られにくいパターンだったのだ。
じゃあ何が正解かというと、こちらの順番。

羽毛布団
自分
毛布

敷布団(マットレス)

自分の上に毛布を掛けるのではなくて、自分の下に毛布を敷く、これが正解だという。
このポイントは2つある。
①暖かい状態をつくるには、羽毛は体温を感知して膨らみ、保温性を高める性質があるため、「羽毛布団を直接体に触れさせる」ことが不可欠なのだ。羽毛布団と体の間に毛布があると、せっかくのこの効果を遮断してしまうのだ。
また、羽毛布団はふんわり感をキープすることで保温性が高くなるため、重い毛布などを掛けてしまうとその空気層を薄くしてしまうことにもなりかねない。

②さらに暖かさをパワーアップさせたいときは、毛布を体の下に敷くのがおすすめ。寝ている間に体から放出される熱を下から受け止めてくれるので、保温効果バッチリ。
冬用に販売されているフリース素材のマットレスは手触りの点で気持ちが良いが、
化学繊維は(これから学んでいくけれど)肌に近い部分で使うと湿気の調節がしづらくムレやすくなることも。
天然素材のウールなどの毛布を使うことで、吸湿性が高いため、汗を吸って快適な状態を保てる。特にウールには湿気を熱に変える性質があるので、より温かく眠れます。

羽毛ふとんの上に重ねて、羽毛の保温力を高めましょう!

それでもまだ寒い場合は、空気を逃さず軽くて羽毛布団も潰さない化学繊維の掛布団の上にもう1枚羽毛布団に掛けよう。こうして「フタ」をすれば、上方向への放熱も防ぐことができます。

本当か?と疑り深い僕はいくつかのサイトを見てみたけれど笑、概ねこれが主流の意見だったので、もし今、いまいちあったかさを享受できていない実感があるなら試してみても良いかもしれない。(けれどこの週末は本当に寒いみたいだからそもそも布団は厚くして寝ましょうね。)


こちらの文章は以下のリンクを参考文献として使用しています。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い週末を。

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