【月報】2023年5月 種まきと小さな芽を育てること
今月やったこと
・履歴書をアップデート
先月はセミナーや講座を受講して、新たなお仕事受注もあったため、お仕事実績を更新。
・トライアル2社
国内の翻訳会社2社のトライアルを受験。
なんだか国内の翻訳会社のトライアルは、海外の翻訳会社と比べると課題の分量が多い気がする…。まだ1社残っているため、来月はまずそのトライアルから進める。
・英訳の練習
日本国内や県内から仕事を受注する場合は、和訳よりも英訳の方が需要がありそう。
・ランサーズでのスキルパッケージを作成
受注できるかどうかはわからないが、スキルの棚卸し、複数スキルの組み合わせで、自分のスキルが商品化できること、パッケージとして販売できることを知った。
・TOEICの勉強
5、6年ぶりのTOEIC。英語関連の試験は本当に久しぶり。英語を使うことには慣れているけど、試験だとまた違う。感覚でやってきたところが、論理的に考える必要が出てくるし、時間制限という緊張感にも耐えられる実践力が必要だ。
・英語学習記事の作成
英語学習の記事作成を続けて3ヶ月。
ネイティブに自分の英語を見てもらうことで、改めて英語を深く学んだり、自分の発音のクセを修正することができている。
英訳の練習、英文のインプットに繋げていきたい。
翻訳の仕事
・携帯、アプリのユーザーインターフェース
・アプリ、ソフトウェアのマーケティング翻訳
・ローカライズされたウェブサイトの最終チェック、機能チェック
(このタイプの仕事依頼が最近多い気がする)
・クラウドサービス関連のセミナーの字幕翻訳
マーケティング翻訳、セミナーや会社案内動画といった産業字幕の分野の需要が増えている気がする。この分野でのスキルを高めて、受注増、収入増を目指したい。
コミュニティ
・翻訳者コミュニティでの交流会に参加
・沖縄でのフリーランスコミュニティでの勉強会に参加
普段、ひとりで「あーでもない、こーでもない」と悩みながら進めているけど、たまには交流会などで直に同じような境遇の人、業界の人と話すことはとても刺激になる。
自分もやってみよう、というモチベーションにもつながった。
今回聞いた話を実際に行動に移していくこと。
また機会があったら参加しよう。
気づき・学び
・横のつながり、縁も大事に
翻訳者の交流会に参加したことで、新たにトライアルを受けられる翻訳会社に出会えた。ある翻訳者の方から国内の翻訳会社を紹介してもらい、担当者に繋げていただいた。こうやって横のつながりから仕事が発生していくのか。
これから横のつながりやこういった縁も大事にしていきたい。私も今後、誰かに仕事を紹介できるような人にもなっていたいと思った。今は情報をいただくばかりだが、自分からも何かを提供できるように。
・日本人であることを活かした英訳
県内のフリーランスコミュニティに入ると、さっそく翻訳の問い合わせをいただいた。受注には至らなかったが、英訳の問い合わせだった。
そこで気づいたこと。
翻訳の仕事は対象言語がネイティブであることを求められるため、和訳の仕事を受注しているが、国内の市場ではやはり英訳の方が求められる。
英語ネイティブであることに越したことはないだろうが、日本人だからこそ日本語をより理解して英訳ができるのでは?
今回、初めて英訳の問い合わせをもらったのは、沖縄でのイベントのお知らせに関する内容だった。英語ネイティブが持ち合わせていない、日本人の感覚や地域特有の要素、経験、知識が活かされるのではないか?
そんなことを思った。英訳は将来的に受注できればいいか、と英訳の翻訳の勉強は後回しにしていたが、思ったよりも早く英訳の仕事が来るかもしれない。
英訳のトレーニングも今から少しずつ重ねていくこと。
・海外のサービスや商品を日本市場へ展開するサポートを
逆に海外の企業向けには、海外のサービスや商品を日本の市場向
けにローカライズする目的で、翻訳者としてのサポートができるはず。
今、私が受注しているお仕事案件は主にこれだ。
単に翻訳する、というだけでなく、グローバル企業のサービスや商品を日本市場へ展開するためのひとつのサポートとして、ローカライズ関連のお仕事を翻訳者としてこれからさらに受注できそうだ。
そのような視点で営業ができるのでは。
先日、ある産業翻訳者のインスタライブを聞いていると同じようなことを話していた。「翻訳」「語学」だけにとらわれずに、その周辺の関連したビジネスやサービスを考えると、翻訳者としてもできることはいろいろありそうだ。
来月の目標
・TOEICで目標点数を取ること
やはり数字や資格など、ひと目でわかりやすい実績、証明があると履歴書やプロフィールも映える。そのひとつとして高得点は狙いたい。
・翻訳セミナーに参加して、マーケティング翻訳を学ぶ
来週末に開催される翻訳セッションは、とても興味がある。今後自分の対応範囲として広げていきたい分野である、「マーケティング翻訳、産業字幕翻訳」のお話が聞けるのがとても楽しみだ。学んだことを仕事獲得に向けて活かしていく。
・新しいクライアントへの応募/営業
やはりまだまだ満足のいく収入には到達していないため、貪欲に新規開拓には励んでいきたい。
・アメリアでの英訳の定例トライアルに挑戦する
翻訳コミュニティ「アメリア」で定期的に開催されている実力チェック試験、定例トライアルを使って自分の英訳力がどこまで通用するのか力試しを行う。
大きな進歩はないかもしれないが、先月に受講した産業字幕講座のおかげで少しずつ字幕のお仕事にも自信を持って取り組めるようになったり、コミュニティでの交流会で小さな横のつながりができたり、小さな一歩は踏めているはず。
できることから少しずつ種をまいて、出てきたその小さな芽を育てていくつもりでコツコツと、引き続きがんばります。