Happiness Creators
今日は、春高バレーの引率応援で東京体育館へ。
行きの山手線の車掌さんのアナウンスが素敵で感動しました。
代々木から次の駅までの走行中に「こんにちは。年始の慌しさと寒暖差が激しい日々が続いています。どうか無理はなさらず、くれぐれも防寒対策をしてお身体を大切にしてお過ごしください。」
と。車内のみなさんもキョロキョロしていました。でも、しかめっつらでスマホ見ていた人たちの顔が一瞬緩んでいました🤭
誰に頼まれてやったわけでもなさそうでしたが、久々に山手線に乗ったから私が知らないだけで普段からそのようにアナウンスされているのかもしれません。それがたとえ車掌さんの自主的なアナウンスではないとしても、同じ乗車時間を過ごすならこんなアナウンスが流れる時間は嫌な気にはならないわけで、むしろ嬉しくなる人の方が多いと思いました。
そういえば学校の日直業務で、最終下校時刻になると「最終下校時刻です」というアナウンスをして校内を見回るのですが、
そのアナウンスも、義務的にやる先生は決まり文句のみのアナウンスです。
でも、先生によっては、「今日までの期末テストお疲れ様でした、今日はゆっくり休んで、また来週から元気に登校してくださいね。」とか「雨が降ってきました、足元に気をつけて、風邪などひかないようにしてくださいね。」とか、自主的に一言二言を加えているのです。それを聴いた生徒も職員室も和みます。あまにも素敵な言葉かけだと拍手が起こることもあります。
日常の接客される場でも、必要最低限の接客ではなく、明らかに相手の状況に対して寄り添うサービスが自然にできる人に出会うと、ものすごく幸せな気持ちになります。
そういった人は、どのような教育を受けてきたのか気になります。学校なのかご家庭なのか、いずれにせよ、それまでの人生の過程でそういった想像力や創造力が身についているように思います。
聴いているであろう人を想像し、相手に向かって、何か自分ができるサービスをしたい、自分の置かれた立場で最善を尽くしたいという創造力なのではと思うのです。
教育現場で、そういった想像力と創造力を育てようと思ってもなかなか難しいです。
でも、生徒が主体的な学びができるようになれば、どのような道に進んでも、受け身ではなく、自分で考え、主体的に、その状況に応じた創造力をもって、社会で活躍できるはずだと考えています。
そのために、探究活動でたくさん問いを立てて、仮説を立てて、解決策を考えることを繰り返すことで少しは養われると信じているんです。
人を幸せにしようと思う心はどうしたら育つのか。
そもそも幸せってなんだろう?
今日のオンライン講座で話題になって、それも掘り下げたら面白いな、
と考えた1日でした。
やはり最近は色々な気付きがウェルビーイングに繋がるなあ。
Happiness Creatorに育ってほしいなぁ。
ちなみに春高バレーは勝ちました。
明日も頑張ってほしいな。
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