Week4:Day27 プロジェクトの発表と評価
1.最終発表の実施
各教科、または教科横断の授業での取り組みを発表し合うなど、プロジェクトの成果を発表する。
2.プロジェクトの発表、評価、フィードバック
それぞれの教員たちが学んだ新たな取り組みの成果に基づいて相互評価を行い、各教科やコースに具体的なフィードバックを提供し合う。
各教科での取り組みだけでなく、探究活動でも生徒たちがそれぞれに課題を見出し、問いを立てて、探究のサイクルを回す中で、その解決策の実現可能性や創造性を評価し合うなど、生徒が学びを自分で深めて行くことを支援するシステムを構築する。
支援は必ずしも教員でなくとも、地域の大人たちも含め、生徒を社会と繋げていく仕掛けをつくっていきたい。
たとえば、探究の時間に「エコフレンドリーな学校」をデザインするなどの課題を生徒が見出したとして、その実現可能性や創造性について問いを立て、仮説を立てながら調査や探究をして新しいアイデアを創り出す。
そしてそのアイデアを評価し合い、ピアフィードバックをする、そして新たな課題を見出すなど、学びをサイクルにしていくことで、生徒たちが学び続ける素地をつくる。その素地ができれば、生徒は学びの自走ができるようになり、自ずと自分の興味から将来の自分に繋げていける子も出てくるでしょうし、将来が漠然としても良くて、その時の興味を大切にしていくことを励ましていけるような場を学校で作っていきたい。
「この学校を自分たちが作り直すとしたら?」など、今ある当たり前が当たり前でないとしたらというところから新しい価値を生み出す力を育むシステムづくりをしたい。
234/300