自信がない人が自分らしさを知るために絶対に必要なこと
自分の良さを知って、強みを活かした仕事がしたい!
自分らしい生き方を叶えたい!
比較癖をやめて自分に自信が持てるようになりたい!
それなのに
・いくら診断テストを受けても自分のことがよく分からない
・人と比較して落ち込んでしまう
・自信がなくて自分を肯定的に評価できない
・自分らしさや自分の強みが何なのか腑に落ちない
・自分が何をしたいのか分からない
とモヤモヤしていませんか?
今まで試していた、あらゆる自己理解ツール。それを活用する前に”やるべき重要なこと”がすっぽり抜けているから、いつまで経っても自分探し迷子になっているのかもしれません。
内向型が自信を持てないのは無理もない
私たちは、外向性が良しとされる環境でずっと育ってきました。
学校では「友だち100人つくりましょう」「積極的に手を挙げて発言しましょう」と教えられ、会社では「考えるよりも即行動」「コミュニケーション力こそすべて」と言わんばかり。会議で発言しないとやる気がない社員だとレッテルを貼られてしまいます。(本当は一生懸命考えてたのに…。)
私はできない人間なんだ。外向型にならなきゃいけないんだ。変わらなきゃ。周りと比較しては落ち込んで自信をなくしてしまうのも仕方がありません。(あなたの気質や性格、能力のせいなんかじゃないんです。)
さらに、大人から「あなたもあの子を見習ってね」と心ない言葉を言われたり、理不尽な注意を受けたり、同級生から仲間外れにされたり。そうやってできた"小さな傷"が、本来の自分を認め自信を持つことからさらに遠ざけます。
自信がない前提である限り、どれだけ一生懸命自分を客観的に分析しようとしても、ネガティブなフィルターがかかります。だからと言って無理やりポジティブに考えようとしても、本心からかけ離れた張りぼての前向き思考はすぐに歪んで崩れてしまう。
そもそも、自己分析をする前の段階に、向き合うべき課題があるんです。
それは、自信のなさ・恐怖心・劣等感・不安といった"感情"に蓋をしないこと、モヤモヤして苦しい"気持ち"を丁寧に言語化することです。
【自己理解ツール1 診断テスト】劣等感を加速させる
ストレングスファインダー、ウェルスダイナミクス、エニアグラム…世の中には、自分の資質や才能が分かる素晴らしい診断テストが多数あります。もちろん、診断を受けることで自分らしさを知るヒントが得られます。
他人と比較して「私よりもすごいな」「私にはそんなことできない」「うらやましいな」と不足に目が向いて、むしろ落ち込んでしまう場合があります。自分の良さが結果として見えているにも関わらず自信をなくしてしまう悪循環に。
また、結果は出たものの「これって本当に強みなの?」「これを実生活でどう活かしていけばいいの?」と腹落ちせず消化不良を起こす人もいます。
【自己理解ツール2 質問ワーク】そもそも答えが書けない
これまでの成功体験は何ですか?
お金の心配がなければ何がしたいですか?
時間を忘れるほど没頭することは?
自分の才能や価値観をあぶり出すための質問ワークも、本やワークブックでよく見かけます。紙とノートがあればいつでもどこでもできる手軽さもいいですし、過去を振り返ったり自問自答するのはとっても大切なことですよね。自分を知るために欠かせないプロセスだと思います。
でも、ただ、質問の答えがそもそも書けない沼にハマったことありませんか?かくいう私も、自分を好きになりたいのに、答えが全然浮かばなくてめちゃくちゃストレス感じてましたw
成功したと言えるほどのことはないし(そもそも"成功の定義"って何?)頭を振り絞って思い浮かんだものに対して「まあまあすごい」と自負はあるものの、手放しで喜べないし、褒められても嬉しくない。周りに「それってすごいじゃん!」とフォローされるほど虚しくなる、この感じが居心地悪くて仕方がありませんでした。(質問の内容や周りの人が悪いわけではまったくないのだけれど。)
みんなはそんなに成功体験いっぱいあってすごいな。
私には全然そんなことできないよ。
と不足に目が向いてひとりで勝手に落ち込むのが、私のパターンです。
【自己理解ツール3 自己啓発セミナー・コーチング】気持ちや行動が続かない
自己啓発系のセミナーに参加すると、前向きなマインドをインストールすることが可能です。成功していたり自分より先に進んでいる人の話を聞けるのは良い刺激にもなるでしょう。また、目標達成や自発的行動を目的として話を聞きアドバイスをくれるコーチングのセッションは、自分の殻を破り成長するのに強力なサポートになります。
ですが、ポジティブに考えられない、やりたいのに思うように行動できない、何がしたいかよく分からない…自信がなくネガティブ思考が先行する段階の人たちにとっては、いきなり自己啓発系の情報をインプットをしたりコーチングを受けても、その後の気持ちや行動がなかなか続きません。その場ではテンションが上がっても、時間が経つにつれて「私にはどうせできないし…」と萎んでしまうからです。
心の奥底では「どうせ私は…」精神の自信のなさがうごめいているので、教えの通り「ポジティブな言葉を唱えよう」と前向きな言葉を使ったとしても、思考や行動はなかなか変わりません。
いわば、疲れた体に鞭を打ってエナジードリンクを飲んでいるようなもの。決して、自己啓発やコーチングが意味がないと言っているわけではありません。心理状況や悩みのレベルに見合った"順番 "があると思うんです。
【自己理解ツール4 カウンセリング】心理的ハードルが高い
身体の不調が出るくらいの精神的なダメージを自覚していたり、第三者に話を聞いてほしい場合は、カウンセリングサービスを利用するのもひとつの選択肢です。
ただ、カウンセリングはうつ病などを患う人が通うイメージが強いからか、一般的とは言えません。悩みの種が漠然としているから相談しづらい、自分はまだカウンセリングは必要なレベルではない、などと様々な意味で遠い存在で心理的なハードルが高いかもしれません。
負の感情を認めることから始めよう
上記の自己理解ツールを活用して、すんなりと自分の特性や強みに納得できる人はそれでOK。
でも、試してみてもすっきりしなくて、まだまだ自分の輪郭がぼんやりしている人は、自信のなさ・恐怖心・劣等感・不安といった"感情"に蓋をしないこと、モヤモヤして苦しい"気持ち"を丁寧に言語化することから始めましょう。どちらが良い悪いという話ではなくて、ただただスタートラインが違うことを受け入れるんです。
私たちにとって「"何が"負の感情を感じさせているのか」は、本当の自分らしさを理解する出発点であり重要なヒントです。
STEP1 自己評価の低さと向き合う
STEP2 自分らしさを言語化する
STEP3 自分の強みを言語化する
STEP1〜3を通じて感情を軸に自分とコミュニケーションを取る、『内向型の自己理解メソッド』は、行動力もポジティブ思考も成功の積み重ねも要りません。過去と現在を行き来しながら、何かしらの理由で押し込めているあらゆる感情を思い出していきます。
ひとつひとつの具体的なやり方は今後記事を追加するのでそちらを参考にしてほしいのですが、取り急ぎ私自身がセルフで取り組んでみたSTEP3~5の様子も共有しておきますね。
①『もっと結果を出さないと価値がない』『調子に乗ったらバカにされる』という価値基準について
②『ノリ良くしないと空気が悪くなる』という価値基準について
https://naikougata.jp/emotional-work1
※閲覧パスワードはemotion
見て見ぬふりして蓋をしている感情や心に染み込んでいる価値基準は無意識のレベルで自分の一部になっていて最初気づくのも難しいんですよね…。「自分が自分の話を聞けるようになる」が叶う方法も少しずつ体系化していく予定ですが、最初は第三者に質問してもらったり話を聞いてもらった方がスムーズだと思います。
まとめ
誰かの行動を真似する。前向きな言葉を無理やり口にして士気を高める。そういうんじゃなくて。
自分だけが感じられる自分の感情をキャッチする、「自分とのコミュニケーションに徹底する」ことこそが真に自分と向き合うってことだと思っています。
自分とのコミュ力を上げれば、自分を心から理解できるようになります。自分を基準に判断・行動できるようになります。自分を苦しめる価値基準を整理するので、結果的に少しずつ悩みが少なくなって人間関係もラクになります。
自分を知るために、感情を軸に自分とコミュニケーションを取ることから始める。それと並行して診断テストや質問ワークを取り入れる。必要だと感じれば、次のステップとして自己啓発のセミナーやコーチングを受ける。といった段階を踏むことが最適だと私は思います!
感情を軸に自分とコミュニケーションを取る内向型の自己理解メソッド。それぞれの具体的な取り組み方は、これから少しずつお伝えしていきます。
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