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目指せ!そうじの名人!

1. 日々のそうじをレベルアップするには?


__ 毎日の清掃活動たかが15分されど15分… __

たった15分だとしても非常に大切なこの清掃の時間。

以前、紹介したことがある掃除に関する投稿。各場所に「そうじリーダー」を立てることでリーダーを中心に意欲を引き出し、学級全体の掃除意欲をあげるということ、担任1人の指導ではなく、リーダーを育てながらレベルをあげるということを目的に発信させていただきました。

ただし、学校生活の中で何か取り組みを行うと必ずおとずれるのが

なかだるみやマンネリ化!!

そうそう…という声が聞こえてきそうです。

なので手を替え品を替え、学級の実態に合わせて、もしくは時期に合わせて工夫していくことが必要です。

今回は、私がそうじの発展として時期を見て行っていた実践を紹介します。

ずばり実践名は…

~低学年の子に掃除を教えよう~ お掃除レベルアップ大作戦!

この学習は掃除の大切さについて再認識し、そうじをレベルアップさせて、最終的には低学年の子に教えるという目標まであります!

これは特別活動の学習としてしっかりそうじの意義について学習します。

ということで学活なので…

① 事前アンケート
② そうじの意義についての学習
③ 学習をもとに自己決定
④ 実践をしていく
⑤ 他学年に協力してもらいながら行う
⑥ 振り返り

この①~⑥までで、およそ1カ月~2カ月くらいで行うプロジェクトになると思います✨今から、くわしく説明していきますね😊
※ちなみにこの時、私は3年生の担任。1年生に協力してもらっての学習となりました✨

2. くわしい進め方


【①事前アンケート】
まずは子どもたちがそうじに対してどういう考えをもっているかをアンケートで集計します。これが本時に繋がります✨

下記にワークシート用とGoogleフォーム2種類用意してます😊

【②そうじの意義について学習】

アンケート結果を出しながら掃除の意義について、子どもたちと考えていきます。(特別活動の時間)

ア.  アンケート結果を出しながら掃除の意義について子どもたちと改めて考えていきます。
イ.  掃除をしないとどうなるかなど、掃除の必要性を考えながら子どもたちと一緒に掃除の意義を考えていく。
ウ.  めあてをたてて更にくわしく学習に入っていきます

子どもたちの掃除場所の写真をあらかじめ用意
しておき、それらをもとにこの時は話し合いました。
※現在はジャムボードは使えないと思うので、別のもので代用くださいね✨

【③学習をもとに自己決定】

そして子どもたちは自分たちでできそうなことを考えていきます。

ワークシートあります✨スプレッドシートでもよさそうですね!

【④実践をしていく】

学活の時間が終わり、当日もしくは次の日から早速決めためあてを達成していくために2週間ほど活動を行います。
月曜始まりにするのであれば、月曜日に学活をいれてその日から行うか、金曜日に行って来週月曜からスタートとするかなどは工夫してください!

ア.  子どもたちが自己決定したことを2週間取り組みました
イ.  同じグループの子たちからもコメントがもらえるようにしました

この2週間は担任である自分も真剣に子どもたちの掃除場所を見に行きます。そのなかでも掃除が上手な子たちから1年生に派遣していくためです!※その間数人が1年生の学級に出向くため、足りない掃除場所をフォローする児童も考えましょう。

その第1陣の子どもたちを1週間交代にするのか、2週間交代にするのかなどは時期を見て考えてください!

【⑤他学年を巻き込んで行う】

実はこの学習なんですが、本時の時の最後に1年生の先生から動画を事前にもらっています。簡単に説明すると…

「1年生のそうじがまだまだなので3年生のみんな!手伝ってほしい!助けて!」


という内容です。

どうですか?子どもたちがやる気だしそうじゃないですか笑😁?

お手紙の時もありました✨

これも下記にいれています!

この時私は2年生担任で、1年生の先生から手紙をもらいました!
(他学年の先生の負担がないように、私が事前に台詞なども準備していました。)

なのでこの学習は事前に1年生の先生に協力のお願いをします。1年生の先生的にも1人で30人ほどの子どもたちの掃除を見るのは大変なので、基本的には喜んで快諾してくれます。ちなみにこの時は、プロジェクトの最後にお礼の手紙までもらいました!子どもたちも大喜びで、やってよかったな~とすごくほっこりとしました😊

子どもたちも1年生に教えるという目標をもって、さらに掃除をレベルアップさせようと頑張るし、教える子どもたちもとっても可愛かったですよ😊

3. この実践の考え方


以前投稿していた初級編でも十分、子ども達はやる気を出して頑張るのですが、途中途中で励ましたり、価値付けしたりする必要はあると思います。ということで今回はさらにその実践を行ったうえで、レベルアップさせる上級編を紹介しました✨

私はこの実践を3学期などの少し次の学年に向けてのレベルアップとして適しているのではないかと思って必要な学年の時には行っていました。

①3学期は次の学年に向けた大事な時期なのでさらにレベルアップをはかる。
② 自分の学年よりも下の学年の子達と協力して行うことで、低学年の子などを思いやったり、お兄さんお姉さんとしての意識を高めることができる。(なので3年生の時に1年生。2年生の時に1年生などで協力して行ったりしていました。)

そして今回はこの授業の時に使った・指導案・ワークシート・アンケートなどをダウンロードできるようにして下記に資料をいれておきます。

ただこの実践は、他の学年の先生にも協力してもらい行うものなので、誰でも簡単にダウンロードではなく、あえて有料にしてやる気のある先生方に使っていただきたいなと思っています。(全体を通して1カ月半~3カ月ほどかけて行うプロジェクトだからです)

その代わりこの実践を行うと、子どもたちの掃除の力がレベルアップして身に付くだけではなく、そうじの必要性についての正しい理解次の学年に向けての心構え、また低学年を思いやる気持ちなど、たくさんの教育的効果があるのは確実です!ぜひともチャレンジしてみたい先生方は参考にしてやってみてください✨

低学年の子と肩を並べてぞうきんがけを教える姿や、ほうきの使い方を一緒にやりながら教える姿、はじめは戸惑いながらも勇気を出して自分から話しかけてコミュニケーションをたくさんとろうとする姿など、自分の学級の子どもたちが頑張る姿をたくさん見ることができますよ😊

ぜひとも掃除をもう少しレベルアップさせたいな!と思っている先生方はチャレンジしてみてくださいね♪

4. 資料提供


今回、提供する資料は下記のとおりです。

① 事前アンケート(ワークシート&Googleフォーム)
② 本時の指導案
③ 本時のワークシート
④ 授業後の2週間の振り返りカード
⑤ 1年生の先生からの協力お願いの手紙

そうじに対する子どもたちの意識がかわってきますよ✨
必要な先生はダウンロードして使ってくださいねー😊
(編集しながらご自由にお使いください!!)

☟資料ダウンロードはこちら☟

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