話型で始め→話型からの脱却を目指す交流活動の進め方(低学年)
若手の先生が私のところに相談にきてくれました。話の内容としては、
・交流活動がいまいちうまくいかない
・話が一方通行になってしまう
というような話でした。
みなさんだったらどう答えますか?
私も迷ったのですが、あるデータを渡しました。
それは、話型です!
低学年の担任だったときに実際に使っていたものです。
国語の研究校にいたので、低学年のうちから頻繁に交流活動をいれる必要があったので作りました。(最低週に1回)
【話型を使った交流活動の進め方 】
① 帯タイムで行う。
② お題は子どもたちが話し合いたいと思うもので行う。
・好きなお菓子、アニメ、鍋 などの何が好きシリーズ
・夏と冬どっちが好き?などのどっちが好きシリーズ
③ 2・3人…と数を増やす。慣れたら4・5人組になっても1年生でも司会を立てて話し合えるようになる。
④ 国語の授業など、帯タイムだけでなく、授業中の交流に入れていく。
【補足 】
この話型に慣れてくると、 子どもたちはこの用紙を見なくても話し合いができるようになります。そうなったらコッチのもんです!
なぜなら本当の目標は、
話型からの脱却!
だからです!
【補足② 】
最初は話型を使って話すので、話し言葉が非常に丁寧です。本来なら活発に色んな子がフランクに発言している状態が望ましいとは思うのですが…。
ただ、低学年のうちは発言できない子、何と言ったらいいかわからない子がたくさんいると思いますので話型は1つの手立てかなと思います。
とりあえず交流活動全然うまくいかない!という方はやってみてはいかがでしょうか⁈
当時1年生でしたが、慣れてくると話型がなくても、3~4人のグループで司会者が順番に話を回し、全員が交流活動を行えるようになっていましたよ♪
下記に話型は入れておきますので必要な方は使って下さいね😊
【話型(PDF)】
【話型(Word)】※編集可能