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【R. シュタイナー『魂のこよみ』】5月第1週

第5週

魂の深みから 空間へ
豊かに織り出される光の中で
神の創造行為が明らかになる。
──ここで 魂は本当の姿を現す
世界の存在へと広がり
新しく蘇るのだ
閉じこもっていた 狭い自分を出て

"Fünfte Woche"(Steiner, 1912)
訳:yuka ogiso

皮膚を透き通す 確かな光に誘われて
今 明るみに出ていく

人知れぬ 胸の中で
私だけが愛して
大事に 温めていたものたちが

てらいなく  
惜しみなく
とめどなく

でも,私にもわからなかった

こんなに温かな色が
私の中にあったなんて

こんなにたくさんの蕾が
世界に開いていくなんて


※Rudolf Steiner,
Anthroposophischer Seelenkalender:52 Wochensprüche
Rudolf Steiner Verlag, Dornach(Schweiz)
1912-1913/2016

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