頭の悪い人は本が読めない?
文章力養成コーチの松嶋です。本読まない人、全員バカです。という、すっごく挑発的な動画を見た。ひろゆきさんの切り取り動画だ。最近、ひろゆきさんはAIひろゆきも出てきて、本人のセリフじゃない場合もあるし、悪意のある切り取り方をしている時もあるけど、たぶん、本人が言ったのだと思う。
「頭の良い人は読書家というイメージがあるけれど、関連性はあると思うか?」という視聴者の問いに対し「あると思います」と答える。というよりも、頭の悪い人は本を読めないので、必然的に本を読むのは頭のいい人だけというからくりなのだと。
頭の悪い人は本を読めない?
日本は識字率が高い。なので、たいていの日本人は字は読める。でも、字が読めるのと本が読めるのとはレベルが違う。
実は、本が読めるというのは、読み進めていって内容を理解するという「読解」や、それをまとめて「何が書いてあったのか」を答える「要約」の力が必要になる。つまり国語力そのもの。
国語力のない小学生は、国語の長文読解はもちろん、たった2行の算数の問題も解けない。計算力はあるのに、国語力がないので、何を聞かれているのか分からないからだ。算数だけではない。理科だって社会だって、国語力がないと何のために何をするのかが分からず、一向に身につかない。
前にも書いたっけ。
睡眠不足でもないのに、本を読むと眠くなるとか言っている人は要注意かもしれない。