ゴールにお酒があってもいい。歩いた方がいい。
私はインターネットで作文指導、文章指導をするという仕事をしているので、基本的に外に出ない。
買い物もネットで済ませるし、荷物も取りに来てもらう。
そんなこんなで、歩かない。
万歩計は、まるで脈拍のような数字をはじき出している。
人間、歩かないと歩けなくなる。足腰が弱くなる。昔、心配した整体師の友達が、こう言った。
ゴールにお酒があってもいい。歩いた方がいい。
お酒が好きだった時代の話ね。今は飲みません。
ま、とにかく、お酒の害より、歩かない害の方がひどいということらしい。
さて、中学生コースで課題にしている本がある。有名な本なので知っている人も多いのでは?
この本の中に、何かを習慣づけたければ、報酬とセットにすると良いとある。例えば、勉強をするのに、家だとダラダラするから図書館に行くと決めたとする。でも、行くと決めただけでは習慣として続かない。なぜなら、勉強ができるようになる報酬は、遠い未来すぎるのだ。人間は、もっと早く報酬がないとダメ。だから、図書館に行く道中や、図書館での過ごし方で、ご褒美を作るといいらしい。
道中にコンビニがあるなら、そこで100円くらいで何か好きなお菓子を買うとか、同じく図書館通いを考えている友達と一緒に行き、帰りにカフェに寄るとか。なんだか太りそうな習慣だけど、図書館通いの方を習慣付けたければ、楽しい報酬はその日のうちにという考え。そのうち、習慣化すれば、報酬は不要になるみたい。
ゴールにお酒があってもいい。歩いた方がいい。
というのは、そういうことだったのかもね。居酒屋巡りの為に歩く。健康にいいのかどうなのかはちょっと疑問だけど、座りっぱなしよりずっといいと、整体師のその友人は言っていた。
最近の私は、無意味にちょっと遠いコンビニまで散歩する。100円くらいで大好きなスナック菓子を買う。体に悪い?いや、歩かないよりいいのだ。
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