死の瞑想
Death Meditation
直訳すると「死の瞑想」
体験してみて
とっても良かったと思った
瞑想の種類
川の流れに身を任せるように
身体がフワーッと流れていく様を
感じ、思い浮かべる
結構な時間流れているなぁと
思ったら、
どうやって死んだのかは
分からないが、
「もう私は死んでいる」という
状態に行き着く。
薪がくべられ
私の死体を火葬する準備が
行われている。
私に別れを告げに来てくれる人たちが
だんだんと集まり
私の周りで泣いたり喋ったり
最後のお別れを言いに来た。
全ての情景が魂で感じられる
というような感覚で、
自分が自分を斜め45度上から
俯瞰して観察しているような感覚
私の身体の周りに集まる人々の様子は
一つ一つ感じられるし
何を言っているのかもハッキリと聞こえる
薪に火がつけられて
身体がだんだんと燃えていく時は
何とも言えない心地よさと温かさを感じる
「死」とはこんなにも温かいものなのか。
漠然とした「死」に対する恐れが
私の中からすーっと消えて
心地よさと温かさが残る。
そして身体がだんだんと
消えていく感覚を味わう過程で
私は、周りの人たちに
しっかりと、心からお礼を言うことが
できた。
涙が溢れる。
周りの人たちは、最後のお別れをし
少しずつ、私から離れていく。
離れていっても大丈夫。
私がいなくても、
また日常は戻っていく。
魂での、心での繋がりは
消えぬとも、
肉体での関わりは
これでおしまい。
「死」というその瞬間が来るまでは
肉体での関わりができることに
感謝して、今を生きよう。