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サービス利用のための転院〜その1


先週ケアマネさんが決まり、初回の面談で大まかなケアプランの方向が見えてきました。父の場合今回要介護3がついたので結構いろいろなサービスが使えるようですが、症状から考えて精神科に併設されたデイサービスから始めてみてはどうかというご提案をいただきました。


現在の主な症状はこの3つです。

見当識障害(場所、時間、人などがわからなくなる)
記憶障害
幻視(実際にないものが見えると言う)

去年認知症状が気になり始めた頃は手足のこわばりなどもあってパーキンソン病も疑われて経過観察していましたが、現在のところそちらは進行しておらず、身体能力はそこまで低下していません。
(父のこれまでの症状の経過についてはきっとどなたかに参考になるのではないかと思っているので追々時系列にまとめていきたいと思っています。)


特に大変なのは幻視と見当識障害で、実際にいないものが見えたりするのでそれに対していきなり興奮して文句を言ったり暴言を吐いたり攻撃してきたりします。
この症状に関しては明らかなトリガーはなくて突然なことが多いですが、観察していると数日間の小さなストレスが溜まった時にふとしたきっかけで発作的に出るような気がします。

それに加えて最近は見当識障害がひどくなってきたので、世話をしている母や私のことも認識出来ず知らない別の人だと思ったりして、たまに被害妄想が出たりするのが大変になってきました。


このような精神症状が今のところ一番大変なので、娯楽型のデイサービスなどよりも精神症状の緩和ケアをしてくれる病院附属の方が良いのではないかと言うことで、まずは病院系のデイケアへの通所に向けて動くことになったのです。


まずは現在通院している脳神経外科から病院に転院するために、今日脳神経外科へ受診に行きました。今の先生も実は2人目なのですが(病院2軒目)脳外科での診療の範囲でできることまではしますよ、と言うことでとても良く診てくださいました。受診中から転院については相談していたので話もスムーズで、今日紹介状をお願いしました。


精神科というとやはり躊躇されるご家族が多いらしく、今診てもらっているの脳外科の先生はそこを一番心配してくださっていましたが、母に対して「精神科専門医でないとできないことも多い」というお話も以前よりしてくれていて、不安な点などもその都度相談しながらの受診だったので、母もケアマネさんからの提案をスムーズに受け入れてくれました。


今回、介護の問題が自分ごとになって思ったのは、身内同士だとこの辺の考え方などで意見が食い違い前に進まないという問題も結構あるのではないかな、ということです。私の場合も母との考え方の違いや、そのほかの問題点がこの一年ではちょっと消化できないくらいに出てきて、実際の父のことよりそちらの方が大変だなと感じていたりします。
「介護」というと「対 症状のある本人」が話のメインになりがちですが、実際はそれ以外の問題...かなり大きいよなぁと実感中です。


とりあえず今日時点でここまで。
ケアマネさんが決まるといろんなことがバタバタと決まっていくなぁという印象です。いずれにしても、本人ありきのことなので、とりあえずやってみて修正、の繰り返しなんだろうな、と思っています。


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