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マシンピラティスを始めてまる1年、腰痛がほぼ完治したアラフィフの体験談
ちょうど1年前の3月に、マシンピラティスを始めた。
フラメンコにはまっていた私だが、身体の柔軟性と、体幹のなさで、がんばって振り付けを踊ってもあまり上手に見えない。
安定感という意味ではとにかく体幹をつけること。けれどわたしは歩くこととか筋トレとか、地味なトレーニングが大嫌い。自分でやれるわけがない。
なのでどこかでお金を払ってやるしかない、ということでたまたま見つけたサーキット形式で、予約不要で手軽にマシンピラティスができるスタジオを見つけて入会。
ちょうどフラメンコのソロライブ出演を控えていたので燃えていたのもあり、フラメンコのレッスンの後、へとへとになりながらも、とにかく頑張って通った。
筋肉とか体幹なんてすぐにつくわけじゃないから気長にやろうと始めた。
ちょうど入会キャンペーンが、1年続けないと有効にならないとのことで、とにかく1年は続けてみようと自分の中で決めた。
最初は張り切って通っていたが、慣れてくると「筋トレだりぃ」となる。いつもサボりたくてスタジオの前まで行って「だりぃ」と思いながら、エイっと入ると、スタッフの笑顔があって、もうやるしかなくなる。そうしてなんとか続けているうちに、徐々に身体の変化に気づくようになった。
なんだかんだで半年を過ぎ、もう行くことが私の中で習慣化してきた。それは良かったが、やはり惰性で、最初のほうはシャカリキに頑張って2サイクルとかやっていたが、最近はチャチャっと済ませてすぐ退散、と、若干サボり気味にはなっていたが、身体の変化という意味では劇的に改善していたので、レポートにまとめた。
マシンピラティスを1年続けて起こった変化
1.踊りが安定した
踊りを安定させるための体幹をつけるのが第一の目的で、その目的はまず達成されたかなと思う。
あくまで自分比だが、今までフラメンコの足を打つときにふらついてしまい、しっかり打てなかった足が安定して打てるようになった。
身体を支えるための何かが育った感じで、片足に重心を乗せながら何かをすることがラクになったし、下半身が軽くなった。
2.腰痛にならなくなった
体幹を鍛えて踊りを安定させるのは達成できて、それだけでもありがたいのに、それよりももっとありがたかったのが、「腰痛にならなくなった」ことだ。
季節の変わり目にはご挨拶のようにギックリ腰になり、そこから膝へ、肩へ、首へ連鎖して、一周回ってやっと収まる。それが年に4回ではたまらない。特に蒸し暑くなる梅雨の時期と、春に差し掛かる時期のぎっくり腰はしんどくて、どうにかならないかと思っていた。
それ以外でも、子どもの長い休みで昼まで寝ていたり、寝るのが長いとすぐに腰に来ていたり、ちょっと重いものを持つと痛くなったりしていた。
ピラティスをはじめたのが3月だったので、去年の6月あたりにはやっぱりギックリをやってしまったのだけれど、まる1年経った今年の春先は、ぎっくり腰にならなかった。
冬にコロナにかかって寝込んだときは、数日寝っぱなしだったのでさすがに腰に来たが、そこまで行くと仕方ない。
だが本当に「腰ヤバい」という状態が激減したのは、ピラティスでの「姿勢改善」「反り腰解消」「体幹(インナーマッスル)がついた」の効果に違いないだろう。
3.自分の身体は自分で支えよう
年齢が上がってくると、どんどん身体が衰える。そのうえ、身体を支える筋肉が足りないと、重力に負けて足腰がどんどん傷んでくる。
筋トレとかウォーキングとかメリハリのない地味なトレーニングが大嫌いなわたしだが、やはりこれからの年齢には基礎体力とか筋肉をつけることはものすごく必要なんだなと実感した。
そして鍛えることで体力もつくし、動きも軽やかになることが分かったので、地味で大嫌いなトレーニングも、少しはやる気になるというものだ。
とはいえ自分で自宅でやるのはやはり無理なので、これからもスタジオとかそういう場所にお世話になって、モチベーションをあげながら頑張っていこうと思う。
わたしがお世話になっているのは「アーバンクラシックピラティス」さん。
ふらりと立ち寄ってサクッとできる30分のトレーニングは、わたしのような面倒くさがりにはちょうど良い。
筋トレ大嫌いな人にこそ、試してみていただきたい。
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