夏の帰省時、バラの水やり対策は意外とシンプル。「プールにドボン」が大正解な件
薔薇を育てみたい、と思ったときに悩んだこと。
それは、「留守のときの水やり問題」。
毎年夏に、旦那の地元である北海道の常宿に一週間ほど滞在する。
旦那はのびのびするし、わたしは家事から解放されて最高だし、息子もゲーム持参でのびのびするし、恒例のイベントだ。
ただ、そうすると、家で育てているバラの水やりはどうする?という話。
1泊や2泊ならなんとかなるが、この夏の暑い毎日、1週間なら確実に植物は枯れる。
以前、ベランダ菜園やガーデニングで自動水やり機を購入したこともあったが、水やり量が不足してうまくいかず、枯らしてしまったこともある。
だからといって、この猛暑の中、電車で片道1時間近くかかる高齢の母に水やりに来てもらうのも頼めない。
なので、バラを育ててみたいと思ったけれど、毎年必ず訪れるであろうこの「水やり問題」は大きなハードルだった。
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最初のバラを購入してから、なんとか夏の帰省時、水やりを乗り切る策はないかと必死でググって見つけたのが「プールにドボン」作戦。
楽天で夏祭り用に売っているビニールプールを購入し、空気を入れて水をやけっぱちに注ぐ。水がお湯にならないように、ベランダの日陰に設置。
子ども会とかで使うレベルの、簡易的なビニールプール。安いし、四角だと邪魔にならないし、空気を抜けば収納もカンタンだし、めちゃ重宝。
1つ1100円で安いし、穴も開きやすいし、一度使うとけっこう汚れるので、毎回変えてもいいかな、といくつかまとめて購入している。
そこに鉢をドボン。干上がらないようにたくさん水を入れて、そのまんま。
猛烈な暑さで、バラも夏バテ気味なので、移動がラクなように枝を短く剪定して、プールにドボン。
そして毎年、帰ってくると、なぜかわたしが毎日水やりしている時よりもイキイキしている。
たぶん、ふだんの水やりが甘いのだろう。ごめんバラたちよ。
草花と違い、薔薇は「木」なので、やっぱ強い。というのもあると思うし、鉢が大きいので大きなプールに大量に水を張って入れるのが適していることもあるだろう。
今年もこんな感じで、プールにドボンした。
ちなみに一昨年、家のリフォームをしたときも、この「プールにドボン」作戦で1か月半ほど乗り切った。
水回りすべてを直したので、家に住むことができず、わたしと息子は母の狭いアパートに転がり込み、旦那はマンスリーマンションで一人暮らし。その間、ベランダのバラを世話する人がいなくなるので、1か月以上という長い期間で心配ではあったが、ドボン作戦を決行した。
施工中だけど、家に入ることはできたので、行けるときに週に一度くらい行ってプールの水の量をチェックし、水道が使えなかったので買い置きしていたミネラルウォーターを足す、という方式で1か月半持たせた。
あれだけ悩んだ水やり問題が、こんなにシンプルな方法で解決するんだな、と脱力した。
上から水やりが不可能なら、下から吸い上げさせる。要は「水が切れないようにする」のが重要だということだ。
なんでこんなにカンタンな方法を探すのに苦労したんだろう?と思ったので、もし長く留守にすることで水やり問題に悩んでいる方がいれば参考になると思い、記事を書いてみた。
バラにはもちろん有効だが、去年はサルビア(草花)もイキイキしていた。今年はその前に枯れてしまったのだが、草花でもいけるやつはいけるかもしれないので、あきらめずにチャレンジしてみていただきたい。
今日もお読みくださりありがとうございました!
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