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湘南江の島名物「しらす」専門店でゲットした生しらすは、最高に贅沢な味わいだった
あまり名物が多くない神奈川県だが、湘南江の島は「しらす」が名物。
鎌倉を舞台にした是枝裕和監督の「海街Diary」でも、しらす加工を営む友達の家に行くシーンがあったなぁ。
本作に出てくる「しらすトースト」が美味しそうで、作ってみたりもした。この映画見ると、しらすが食べたくなる。
そしたら、なんかしらすにハマってしまった。
そういえば、江の島島内の食堂では、驚くほど大ぶりの生しらす丼が味わえたが、江の島まで行くのはハードルが高い。
江の島まで行かなくとも、しらす専門店があることを知り、近くに来たついでに訪問してみた。
小田急線鵠沼海岸駅から徒歩5分程度の「田むら丸」さん。
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Facebookページを発見したので貼っておく。
シンプルに「しらす」のみを扱うお店。店内は釜揚げ中でムワっとする暑さ。おお、釜揚げナウ。と思いながらショーケースを見ると、売り切れ必至の生しらすもまだ売っていた。生しらすと釜揚げしらす、両方ゲット。
フードパックに、しらすがギチギチに詰め込まれて500円。さすが網元、安い。そりゃあ売切れるよね。
ほかにちりめん山椒や、たたみイワシなど加工品もある。
ご主人とおぼしき人が、釜揚げしたてのしらすを網にあげ、干していた。珍しい光景なので写真を撮らせてもらえないか聞いたら快諾してくれた。
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用事のついでに寄ったので、観光するつもりはなかったが、観光気分でよいものが見られて気分はホクホク。ひとつぶで二度おいしい、オトク大好きな性分である。
帰宅して開けてみるとけっこうな量だったので、こりゃあ「生しらす丼」でガッツリいただこうじゃないの、と、張り切って生姜をおろし、大葉をしいて、生しらすをタップリ乗せて、あさつきを散らし、はい完成。
安くて贅沢な生しらす丼の完成!!
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生しらすは鮮度の問題で、当日中に食べ切らないといけないので、余った分は日本酒のアテにして味わった。
魚好きの息子は喜ぶかと思いきや、「目がリアルで怖い」と言ってあまり手を付けなかった。そういわれてみれば確かに「目だらけ」ではある。まあ、しらすって「小さな魚が山ほどある状態」だもんね。
蒸し暑い日にサッパリと、しょうが醤油でいただいた生しらす丼は最高だった。そして明日の朝ごはんはまた、釜揚げしらす丼を食べて仕事に行くのだ。
息子が夏休みに入ったので、自分だけ早起きは嫌だけど、しらす丼モーニングが楽しみだ。
鮮度が命で、そのときしか食べられないとか、旬の贅沢って、お金をかける贅沢とはひと味もふた味も違っていて、なんだかいい気分だなぁ。
こちらの直売所以外にも、周辺にいくつかあるようなので、もし江の島方面に行くことがあれば、ぜひ「しらす直売所」に立ち寄ってみていただきたい。
生しらすは漁の状況であったりなかったり、そして早めに行かないと売り切れるので、買えたらラッキー。である。読者のみなさまの幸運を祈る。
今日もお読みくださりありがとうございました!