Photo by god24hrs 悪いこと、それはわかっている② 140字小説 4 麻木香豆 2022年8月23日 06:23 あの人が転勤で海外に行く日、空港で。同僚たちが涙を浮かべ見送る。相変わらずクールに去っていくのね。あれ、あなたが飛行機乗るときに胸元に入れている遺書。何故か私の鞄の中に。渡すとホッとした顔を見せた。すると後ろから親子三人が来てパパーと叫ぶ。彼は手を振った。さようなら、お元気で。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #140字小説 #連続小説 #140SS #ドロドロ劇 4