祝💛新成人　大人になった我が子へ伝えたいこと～食べること編①～

新成人、おめでとう！
3年前の長男に続き、今年は長女が新成人になりました。
子育ても卒業。子どもたちにはこれから「大人」として、自分の心と体の健康を守り、学び続け、社会のお役に立てるよう、自らを育て、さらに成長していってほしいと願っています。

3年前、息子が新成人になったときに、衣食住について、私並みには人生が送れるレベルの知っておいてほしいことをまとめて渡しました。その紙もどこかへいってしまった今、改めてnoteに記しておきたいと思います。
最初は食べることから。

1日3食　毎日続けるための料理の基本

私の家にはたくさんの料理本がありますが、料理本を見ながら料理をすることはおもてなし料理や季節の料理を作る時くらいで、日頃の料理を何かを見て作ることはほとんどありません。私にとって、料理本やネットは、「献立のヒント」を得るための情報源、読み物的なもの。料理本はくつろいでいる時間になんとなくパラパラめくっているだけ、ネットは献立を作るときに材料＋レシピで検索したものを眺めるだけ。料理の基本がわかっていれば、材料も分量も目分量、味も自由に調整できるので、自分好みの味に仕上げることができます。

基本その１　出汁

出汁3種。和風だし、中華だし、洋風だし。まずはこの3つの出汁の風味、味がイメージできるようにします。さらに、それぞれの出汁にはいろいろな風味、味があるので、さらに極めていってもよいでしょう。私は和風だしにはこだわっていて、かつお、こんぶ、混合、干しシイタケ、あごなど、その一つひとつの風味、味のイメージしながら、料理に取り入れています。
もちろん一番だし、二番だしなど、出汁をとれればよいですが、そんなことを毎日するのは難しいもの。なので、なるべく無添加の出汁を常備しています。ＭＵＳＴで揃えたい出汁は３つ。粉末の「かつおだし」、「中華だし」、「洋風だし（コンソメ）」です。スーパーにはいろいろな商品があるので、自分の好みに合った味を見つけて常備しておきたいものです。そして、ＷＡＮＴで置いておきたいのが、「昆布」と「だしパック」。昆布は予めカットしてあるものが便利。だしパックは混合でかつおや煮干し、干しシイタケを砕いたものが不織布袋にくるまれていると、本格的な出汁が簡単に味わえます。
出汁は汁物として使うだけでなく、料理に入れることで味に深みがでます。

基本その２　調味料

塩、砂糖、醤油、味噌。この４つは家にＭＵＳＴで備えておきたい調味料。さらに酒、みりん、コショウがあれば、十分美味しい料理ができます。これらの調味料は日持ちもするので、一人暮らしであまり料理をしなくても問題なく使い切ることができるはずです。（あまり大きいものを買わず、冷蔵庫に入れていれば）
さらに、揃えるのであれば、にんにく、ショウガの瓶詰。多少、添加物は入っていますが、それを上回るメリットとして、使いやすさと味に深みがでることがあげられます。かんたん酢（ここだけ商品名ですが）もお勧め。酢の物は体にいいとわかっていても、酢や砂糖を混ぜたりするだけでも面倒という場合には、かんたん酢一択です。きゅうりや大根、人参などを一口サイズに切って、かんたん酢につけておけば、1週間くらいお漬物、ピクルスとしておいしく食べられます。
その他、焼肉のたれ、ポン酢、マヨネーズも、肉や魚にかければ、その他の味付け不要で立派な1品になります。

基本その３　油

MUSTで揃えておきたいのは、普通のサラダ油。味の邪魔をしないので、どんな料理にも使えます。WANTで揃えたいのは、ごま油とオリーブオイル。味だけでなく風味もあるので、できあがった料理にかけるという使い方もできます。例えば、冷ややっこにごま油をかけて、塩をちょっと振るだけで韓国風冷ややっこ。モヤシを電子レンジで加熱して、ごま油と醤油か塩、ブラックペッパーであえればナムルができます。オリーブオイルはパスタにレトルトのソースをかけたあとにオリーブオイルをちょっとかけるだけでぐっとごちそう感がでるし、トマトをきって、オリーブオイルとブラックペッパーであえればサラダにもなります。

和・洋・中の料理のバリエーション

出汁✕調味料✕油の組み合わせで、同じ食材でいくらでも味の変化は出せるもの。また、例えば、サラダ油3：酢１、塩コショウがあれば、フレンチドレッシングも簡単に作れます。まずは基本１～３で頭の整理を！