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左利きさんにこそバレットジャーナルをおすすめしたい理由

バレットジャーナルとは、ライダー・キャロルさんというプロダクトデザイナーが提唱している、手帳術の1つです。好きなノートと、好きなペン1本さえあれば始められます。
公式本はこちらですが、今やYoutubeでさまざまな方が解説動画を出しておられるのでそちらもご参考に・・

sakura bookmarksのhiromiさんの動画、とってもわかりやすくておすすめです。ここで書きたいのはバレットジャーナルの詳細ではないので、省略します。


左利きさんにこそ・・の真意

わたしは、幼稚園の頃、色鉛筆を祖母に右に持ち替えられても負けじと左に持ち直してお絵描きに没頭していた、生粋の左利きだったようです。
ただ「将来、働き出して、立ち喰い蕎麦屋で隣の人とひじがあたると窮屈な思いをするだろう」という父の粋な(?)はからいにより、お箸だけは右手に直されました。
それからというもの、右のほうが都合の良い道具はそのまま右で順応し、左のほうが都合のよい道具も動作もある、いわゆる「クロスドミナンス」です。「両効き」ともちょっと違います。
・・めんどくさそうなのでこの話は横道に置いときますね。

いずれにせよ、左で鉛筆を持つ人にとって、あらゆる文具に小さな障壁を感じ、小さな小さなストレスをちりつもにしている人がきっとたくさんおられるのではないかと思うのです。
私も例に漏れずそうで、その小さなストレスを解消すべく、どんどん試し、挫折し、文具マニアになっていく・・・という方も少なくないのではないでしょうか。

もうデジタルな世の中になって久しいので、今更、紙の手帳・・なんで?となるかもしれません。
左利きであるなしに限らず、私がバレットジャーナルをお勧めしたい条件は3つ。

①文具は好きですか?
②手書きは好きですか?
③市販の手帳、ちょっと使いづらいな・・と思ったことありますか?
これらがYESなら・・

よし、条件はそろった。バレットジャーナルを始めよう✊

バレットジャーナルとの出会い

大学までは紙の手帳派だったのですが、せっかくITの会社に入ったし・・なのか、時代の流れに乗せられて・・なのか、スケジュールやTODOは数年間デジタル管理していました。
ただ、どんなデジタルのTODOリストアプリにも、Evernoteにもエクセルにも、Notionにもしっくりこず。

もしかして、完了してチェックマークをつけたときのフィードバックが、もう少し物理的にあったほうが達成感が得られて精神衛生上いいのかも・・

という仮説が(8年近く会社員をやってきてようやく)立ったので、手書きに一度戻ってみることに。
でも、市販の手帳を使うには、私にとってこんなペイン(困りごと)がありました。

  • 左利きには随所に使いづらいポイント(*)が散りばめられている

  • 1日ずつの幅が決まっちゃってて、自由度が低い(ほぼ日手帳も以前挑戦して、空白をつくりまくり挫折した経験アリ)

*随所に使いづらいポイント
・カレンダーの日付表示が左上になっていて手で隠れてしまう
・「レフト式」だと手に被って何も見えない全部入れ替えたい衝動に駆られる
などなど・・・
(ちなみに、フォーマットが決まっているほうがラクでいい!という方は、左利きの道具店で販売されている左利き用の手帳が良いのではと思います!これは「言われてみれば」な左利きのペインが随所で解消されていて感動モノです✨大学の時に出会ってたらなぁ・・)

そこで出会ったのがバレットジャーナルという手帳術。
自分の好きなノートとペンで始められるし、自分の裁量でどこまでもシンプルにできる/どこまでも凝ることもできるこの自由さに惚れて、2022年の2月から、始めてみることにしました。
中途半端な時期から始められるのも、バレットジャーナルのいいところです◎

バレットジャーナルを約2年続けてきてよかった点

◎「きょう、一体何をしていたんだろう・・」という日も、月も、なくなった。
あっという間に日々が過ぎていく、そんな感覚も軽減。友達と飲みに行って「もう今年半分過ぎたで?!やばない?!」というのが定石だったけど、あんまり心から賛同できなくなってきました。笑 なぜなら充実した毎日が送れているから。

◎自分が本当にやりたいことにフォーカスし、物事を進めることができる
仕事もプライベートもごっちゃにして管理していますが頭が混乱することはありません。私の場合、仕事もプライベートと地続きになっていたりするので、どちらもバランスを取って歯車を回していくことが大切だからです。

こんな人にもおすすめ

デジタルだと利点である「すぐにコピー・移動できる」点は、アナログだと「同じことを何回も書くのが面倒」というデメリットになると思います。
ただ、これを逆手にとり、「同じことを何回も書いたり、スケジュールを移動させるのが面倒」だからこそ、書いたことは書いた日にやるようになるのです。
もしくは、本当に必要なタスクなのかを、日々、または一週間のスパンで見直すくせがつきます

仕事上のタスク管理の仕方に悩んでいる人にも、有効な方法だと思います。(会社の後輩に布教したりとかしてます)

デジタルではできないの?

もちろんデジタルでもできます。Notion、Pencil Planner、Goodnoteなど・・さまざまなアプリ使ってうまくやってらっしゃる方もいますので、自分に合った方法を見つけるのが良いと思います。

個人的には、
①デジタルって誘惑が多すぎる(他のアプリ開いちゃいませんか・・) 
②物理的なFBがないと感じる 
③自分の好きな文具をじゃんじゃん使いたい! 
という3つの理由でアナログメインにしています。

ただ、変わりやすい予定や未来のこと、毎月の繰り返しのタスクなどはデジタルもうまく活用してハイブリッドで管理しています。そういうものは基本的にはGoogleカレンダー頼みです📅

おわりに

2023年 → 2024年にバトンタッチ

最初はお試しで始めたバレットジャーナル、意外と続けてこられて、来年3年目に突入します。このタイミングで一度、バレットジャーナルと私について棚卸ししたいなーと思いこの記事を書いてみました。

もちろん、「全然書けない日」も、何なら「全然書けない月」も存在しています。人生いろいろですからね。でもそれを乗り越えて、手帳は相棒になっていくのです(?)

来年は、新年早々に新しい家族がひとり増える予定なので、生活がもろとも一変すると思います。またこの相棒と一緒に、自分にあったやり方を開拓していけたらいいなーと思っています🔥


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