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HSPの私が上手に笑えそうにない日。
まずはじめに
昨日のつぶやきに対して
温かいコメントをくださった皆様
本当にありがとうございました
今日は気持ちの整理を兼ねて
HSPである私の気質との向き合い方について
お話をしていこうと思っています
どうか温かい目でご覧いただけますと幸いです
アラームが鳴って目を覚ましたけれど
今朝はどうにも心が重苦しくて
身体を起こせそうにありません
感情をどこかに落としてきたような感覚がして
(あぁ・・・久しぶりに来てしまった)
そう思いました
私は人生で2回この感覚を味わった経験があります
クラスで孤立していた学生の頃
仕事で色々あった20代半ばの頃
過去2回に比べたら
今日のこの重苦しさはまだ序の口ではありますが
多分いつかそうなってしまう予感がして
熱があるわけでも、頭が痛いわけでも、
吐き気がするわけでもないけれど、
仕事を休むことにしました
どうにか上体を起こして
業務委託としてご依頼をいただいている店舗の上司に
休みたい旨をご連絡して
スマホをベッドの隅に投げて
小さくため息を吐き出すと
真っ白な息がふんわりと消えていきます
重苦しさと少しの罪悪感
それを打ち消すように
ベッドの横にある小さな窓を開けました
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ゆっくりと朝日が登り始める空をぼんやり眺めながら
また一つ溜め息をついて
ゆっくりとこの重苦しい気持ちを溶かします
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(大丈夫・・・何一つ間違ってないよ)
そう自分に言い聞かせ続けます
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少し前の私だったら
きっとここで無理をしてでも仕事に行っていたでしょう
目に見えた体調不良じゃないのに休んでしまったとか
ただ行きたくないだけじゃんとか
この繁忙期の大変な時期に休むなんて…とか
考え出したらキリがなくて
罪悪感に押し負けそうになったけれど
私は心を病んだ20代半ばに決めたことがあるのです
”自分の心が鳴らしている警鐘を無視しないこと”
以前どこかの記事で
お話ししたことがあるかと思いますが
私はHSPの気質を持っています
人の些細な感情の揺れ動きに敏感で
よく言えば思いやりがあって思慮深い
悪く言えば影響されやすくて情に脆いのです
表情や仕草一つで
相手の感情が手にとるようにわかって
その感情がそのまま流れ込んできてしまうから
心が疲れやすいのです
今回の出来事もきっとそういった積み重ねが
祟ったのだと思っています
小さい頃はHSPという存在を知らなかったので
人間は皆それが当たり前なのだと思っていました
”こんなに大変なのに
どうしてみんなポジティブでいられるんだろう”
”きっと私の心が弱すぎるからいけないんだ”
そう思って生きてきました
そもそも心の疾患や気質というものは
医学の進歩やSNSが普及されるようになってから
明るみに出るようになったけれど
学生の頃の私にはそんなもの知る由もありません
仕方のないことです
それから大人になってHSPという気質が世に広まり
私がまごうことなきHSPだと知ったのが
まさに20代半ばの頃
当時の私は落ち込むどころか
なんだか自分の気質が肯定されたような気持ちになって
ほんの少しだけ心が軽くなったのを覚えています
他の人と私の気質が違っていたこと
そして同じ気持ちを抱える人がいるということ
それらに心から安堵したのです
そして何より
この気質を活かそうと思い始めたのもこの頃です
人の感情を汲み取ることができるということは
苦しくなることもあるけれど
その人の感情に寄り添い、支えることもできる
これまでHSPで生まれたことに
後悔しかなかったけれど
自分でいうのもアレですが
最近はこの気質のおかげで
誰かの心の支えになってあげられている
と感じられることが増えました
だけどそこには代償が伴うことがあります
相手の気持ちを必要以上に受け止めてしまって
心が辛くなってしまうこと
私は感情をうまく受け流すことが得意ではないのです
これが仕事であれば
一応これでも自称プロカメラマンなので
気持ちの切り替えは得意とするところなのですが
よくよく考えてみれば
それは切り替えるというよりも
無理に心を押し込めている
ということでもあったりするので
そうして蓄積されたネガティブな感情が
一気に爆発してしまいそうになる時が
やってくるのです
その警鐘が聞こえたのが今朝の出来事でした
こういう時にHSPである私は
誰かにネガティブなことを話したら
私の気持ちを受け取りすぎて
相手が苦しくならないかと考えてしまって
友人にも家族にも同僚にも話すことができず・・・
あと単純に面倒臭いやつだとか、メンヘラだとか、
そう思われるのが何より嫌なんです
しかしどう抗っても気持ちの落とし所が分からず
昨晩noteのつぶやきで書かせていただいた次第です
朝目が覚めたら消そうと思っていましたが
たくさんのフォロワー様から
温かいコメントが来ていることに気づき
涙腺ゆるゆるになりながら
一つ一つ読ませていただいております
なるべくコメントには
心を込めてお返事させていただき
良きタイミングでつぶやきは削除する予定です
また個別にご連絡いただいた方も
いらっしゃいましたが
機械音痴なもので
上手くお返事ができず申し訳ありません
冒頭にも申し上げましたが
温かいコメントをいただいた皆様に
心から感謝を申し上げます
本当にありがとうございました
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今日は美味しいスープと
美味しいコーヒーをいただきながら
ゆっくり過ごそうと思います
寒い時期が続きますが
皆さまもどうかご自愛くださいませ
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