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モン族ホームステイで餅つき体験!絶品の味に感動

こんにちは!

ベトナム北部ムーカンチャイでJICA海外協力隊として活動中のYukaです🌻

以前私が紹介したこちらのモン族ホームステイですが、

実は、アクティビティも豊富なんです!

先日私の隊員仲間がムーカンチャイに遊びに来ていたので、一緒にモン族の餅つき体験をしてきました!

ということで、今回はモン族のお餅つきに関して記事にしてみました!




モン族のお餅と日本のお餅、何が違う?

日本の食べ物の一つとして印象のあるお餅ですが、実はベトナムにもあるんです。

ベトナム語ではbánh giày(バインザイ)、モン語ではpato(パト)


私が住んでいるムーカンチャイに多く住んでいる少数民族モン族にとって、お餅はお正月、収穫祭、結婚式には欠かせない食べ物だとも言われています。

2024年のお正月時に行われた餅つき


餅つきに使う道具は日本の杵と臼とは異なり、完成したお餅は日本のお餅よりも弾力があってもちもち。

モン族ならではのハチミツをつけて食べるレシピは絶品です🍯


ハードすぎる?!モン族の餅つきやってみた!

まずは水に3〜4時間浸した餅米を炊きます。

餅米を炊いてます


ほかほかに炊き上がったら、餅米を臼に広げます。

臼は細長くて不思議な形


次に、杵で餅米をぐりぐりと潰していきます。

ぐいぐい押し付けてこねるイメージ


少しずつまとまってきたら、臼の両脇に1人ずつ立って呼吸を合わせながら交互に餅をついていきます。

滞在していたゲストも一緒に体験


今回びっくりしたのが、水を一切使わないことです。

日本だったら杵の先端にお湯をつけたり合いの手を入れてもらったりしながら、水分を含めながらお餅をつきますよね。

でも、モン族の餅つきでは水は使わないそうです。

そのせいかだんだん杵を上げるのも重くなってきて、かなりのハードワークでしたw

だんだんとお餅らしくなってきたら、最後は杵を臼につけたまま横に動かします。

お餅になった!


モン族のお餅「パト」が完成!

餅つきを始めて約1時間、ついに立派なお餅になりました!

ここからは仕上げの工程に入ります。

まずは茹で卵を潰し、それを手のひらやトレーに広げます。

トレーに広げられた茹で卵


これはお餅がくっつかないようにするための工夫なんだそうですが、なぜ茹で卵なのかは謎のまま、、(笑)

次に、臼からお餅を取り出して、丸く形を整えます。

なかなか綺麗に剥がせない


この作業は手のひら全体で優しくマッサージするように行うのがポイント。

びっくりするほどふかふかでした


最後にバナナの皮で包めば、モン族の伝統的なお餅「パト」が完成です

想像を超える美味しさにびっくり!

完成したお餅は小さく食べやすい大きさに切ります。

麻紐をクロスして切ります


そしてこれをヌクマムでもハオハオ塩でもなく、ハチミツにつけて食べます!!

餅パしました

 
これがまた絶品で、トマラナイ美味しさ

(是非、日本のお餅もハチミツつけて食べてみてください✨)

今回水分を使っていないのもあってかお餅は弾力がすごくてもっちもちで、ハチミツは採れたてで爽やかな甘さ。

ヘトヘトになりながらも頑張ってついた甲斐がありました!


是非お試しあれ!

餅つき体験が面白かったのはもちろん、お餅も美味しくて大満足のアクティビティでした!

餅つき体験はホームステイ先に着いてからでも体験可能なので、気になる方は是非是非体験してみてください✨


Yuka

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