林業 in JAPAN!! (14/1000)
「1000日チャレンジ」をさとなおさんと100人の仲間とはじめました。わたしは「1000日 myパラレルライフ記録(by note/twitter) 」にチャレンジ中!https://twitter.com/YUKAN1000
普段は港区OLとして働いてますが、ひょんなことから『東京〜熱海2拠点ライフ』を始め、3年前から森での林業(森林保全活動)にハマってます。そんな週末キコリOLの日記です。
きょうは、『林業 in JAPAN!!』ということで、「日本の林業事情」についてご紹介します。
「人工林」が多く占める日本の森林
国土面積3,780万haのうち、森林面積は2508万ha. 2/3が森林で覆われた世界有数の森林国
・森林面積の40%が人が植えた人工林。終戦直後や高度成長期に伐採跡地の造林(木を植えて育てる)
・なぜそんなに植えたかというと、山主の孫世代とか後世が「儲かる」と思ったからのようです。
森林蓄積が半世紀で2.6倍。特に人工林は約5.4倍
・50年くらい前に植えた木が、成長に伴い毎年2-3%大きくなります。
・近年では、30.4億m²分の人工林が蓄積されているので、この人工林の再生化/保全活動をしていく必要があるのです。
林業従事者の現状
同じく1次産業である、農業や漁業と比較すると、林業に従事している人は非常に少ないのが現状です。
林業従事者の人数は、約47,000人。農業従事者の1/37。漁業従事者の1/3。大変驚きの数字です。
そして、若者(35歳未満)の従事者の割合もどんどん減少傾向にあるんですよね。わたしがちょうど林業に関わりだしたのも35歳のとき。
今、「主伐期」を迎えた木材が豊富に。
戦後、50-70年前に植えられた木々が、「主伐期」と呼ばれる切り時を迎えている、ということは日経新聞の記事にも出ていましたね。
だから、県や国も「50年前に植えた木の伐り時は今」ということで、積極的な林業サポートも実施するということで。再注目されています。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO40249020R20C19A1MM0000?s=2
熱海キコリーズが手がける放置林
我々の森は50年前に植えられたヒノキの人工林です。
こちらが間伐による森林保全活動Before/After。定点カメラでないのでご了承いただきたいですが、要は放置林の状況だと暗くて人が入りづらかった森が、光が入ってきて新しい生態系も生まれてきて元気になるのです。
我々熱海キコリーズも日々、少しずつではありますが。
じっくりと、じんわりと、放置林の再生化に取り組んでおります。
こんなに森が、自然が、美しくなるとうれしいですよね!
次回は、「なぜ間伐が必要か?」についてご紹介します!
See you tomorrow!!