和の動作で健康づくり
皆様、こんにちは☺️
フルート奏者の向(むこう)由佳と申します。
本日もお越しくださり、ありがとうございます。
感謝してます✨
さて。今日は「和の動作で健康づくり」というテーマでお話いたします。
実は、昨年のとある時期から「昔の日本人の動き」というものに関心を持つようになりました。
それまでは、「筋トレをしないといけない」とか「筋トレをしないとフルートを吹いた時の音の響きが良くならない」と信じ込んでおりましたが、どうも何か違うような気がしてきたのですよね。
そこで、色々と調べていくうちに「戦後、日本人の体は弱体化させられた。GHQは日本人の身体性を恐れていたから」という情報を知ったんですよね。
「日本人はそんなに強靭な身体を持っていたの?」と最初は半信半疑だったのですが、昔の日本人女性が大きな木でできた「たらい」のようなものに子供を数人乗せて頭でささえて持ち上げて「笑って」いる姿とか、米俵5つを背負う女性とか、今の感覚では信じられないようなことをしているお写真を目の当たりにして、良い意味でカルチャーショックを受けました。
「もしかすると、筋トレとは西洋の文化であって、もともとの日本人の体づくりは筋トレではなかったのかもしれない?」
と思うようになり、色々調べていくうちに
秦氏(はたうじ)の末裔である土御門兼嗣(つちみかど かねつぐ)さんという方に辿り着き、そこで「日本人の元来の身体性」について知ることになりました。土御門さんは、「日本人の體(からだ)は骨が大事」と仰っておられます。
體を作るには、栄養をきちんと取ることと、體をきちんと動かすことが大事なのだそうですが、その栄養もきちんとした栄養を摂る必要があるそうです(詳細はYouTubeなどで土御門兼嗣さんの関連の動画や、Team-SAMURAIに会員登録なさって諸般の講座を受講するなり、動画をご覧になるなりなさってください)。
さらに。私はそこで気がついたことがあるのです。
それは、私が愛してやまない「能楽(能と狂言の総称)」の動作は、元来の日本人の動作なのでは?ということ。
能楽で使われる所作は、現代の日本人とは大きく違うんですよね。
でも、能楽が変わっているのではなくて、私たちがどんどん変わってしまったんです。
日本人の元来の動きを取り戻すと、不調が改善することも分かってきました。腰痛や肩こりなども、現代の動きをしているから起きることなのだそうで、元来の日本人の動きを日常に取り入れると、腰痛や肩こりがかなり軽減するそうなんですよね。
そして、狂言方の茂山千三郎さんが考案された「和儀(わぎ)®️」は、狂言を元に元来の日本人の考え方や動作などを学べるものなのですが、千三郎さんの「和儀®️」の動画を拝見していると、ミトコンドリアが増えるとか、呼吸でデトックスできたりと、健康維持にも役立ちそうな話がたくさん紹介されています。
ということで、私もただぼーっと動画を見ているだけではなくて、お狂言のお稽古をやってみようかな?なんて思い始めているところです。
健康づくり、身体づくり、元来の日本人のDNAを呼び覚ます…という目的で私はお狂言のお稽古をしたいなと考えているのですが、動作がゆっくりだからこその利点というものが多々あるように感じています。
筋トレはアウターマッスルが大きくなりやすいですが、能楽(能・狂言)の動作はインナーマッスルがかなり鍛えられるんですよね。ミトコンドリアも増えますから、女性は特にお肌がツヤツヤになるとか?(「和儀®️」の動画をご参照ください) お肌がツヤツヤになるなんて、それだけでも私は飛びつきますけど(単純。笑🤣)。
これがフルートの演奏にどう影響してくるかも検証してみたいなと考えています。
今、見よう見まねで、土御門兼嗣さんの「體術(たいじゅつ)」の基本中の基本の動作と、狂言のすり足を練習しています。結構、普段使わない筋肉を使うので、体力を使う感じがしますが楽しいです。
また、お稽古を始めるようになったら、詳細レポートしますね☺️
新しいことにチャレンジしたり、自分が新たなコミュニティーに所属するのも、今の時代に必要なことなのかもしれないな、なんてぼんやり思いました。
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