中東や欧州で見られる魔法陣
古代ローマの遺跡やユーフラテス川、起源の古い教会で見かける事がある石碑。
これはSATOR (サートル) と呼ばれる魔法陣です。
「サートル、アーレポ、テーネト、オーペラ、ロータス」
不思議な事にこの魔法陣は、左上から横と縦に読んでも、右下から横と縦へ読んでも同じように読めます。内容は創造主としての神を讃えるという説がありますが、はっきりと分かっていません。
そして、サートルが刻まれている街や建物は、絶対に崩れる事がなく形が残ると言われます。
例えば、ポンペイ。ヴェスヴィオ火山の噴火で多くの人が亡くなり、街として機能しなくなりました。ですが、灰に覆われたものの、街の形はきれいに残っています。
トスカーナ州のシエナ大聖堂にもこの魔法陣があり、そのおかげで 18 世紀に大地震が起こり街の多くの建物が被害を受けた中、大聖堂は無傷だったと言われます。戦争の被害も受けていません。
そのような例があるためか、ヨーロッパでは魔除けとしてアクセサリーにも なっています。家の玄関にサートルを掲げておくのも効果的とも。
シエナ大聖堂のサートルは正面向って左側の外壁にあります。他の場所で見 かけた時にも参考になさってみて下さい。
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