【読み聞かせ】「教室での読み聞かせのよさ」を心理学的に解説してもらった件(*^^*)
前回の記事で、最近補欠授業に行く機会が何度かあったというお話を書きました。
その際、授業中に絵本の読み聞かせもちゃっかりさせてもらっています(笑)
1冊か2冊の絵本なんですが、どの教室でも、子どもたちはとても熱心に絵本を見て、お話を聞いています。
1冊最初から最後まで無言でしーーーーんとした読み聞かせ、というよりは、ところどころストーリーに反応して、あれこれつぶやきが聞こえてくる。
そんな場面も楽しいです( *´艸`)
まあこれは、選んだ絵本にもよるんでしょうけどね。
前回の記事でも
「教室が一体感に包まれて、楽しい時間を共有できる!これは学級経営にもとっても有効」
ということを書いたのですが、絵本の読み聞かせも全く同じだなあと思います。
絵本の読み聞かせでは、先生が持つ一冊の絵本に、子どもたちの視線が集中します。
以前行った先生方への校内研修でこの話をしたところ
一つのものを一緒に見ることは「共同注視」と言って、心理学的にもその効果は実証されているそうです。
と事後のアンケートに書いてくださった先生がいらっしゃいました。
信頼関係を構築したり、自己開示を促進したりするのに、一つのものを共有し、共に視るという作業が有効だそうです
心理士の資格も持つその先生は、そう書いてくださっていました。
自分がふだんからいい!と感じているものを、こうやって理論的に裏付けする話を聞くって、とっても心強いものですね。
アンケートを読んで、「そうなのかーーー!」とうれしくなりました。
我が意を得た、というか、ね。
子育てや教室での関わりの中で、意識的にその作業を取り入れることは、本当に大切だと実感します
と書いてくださったこの言葉を読んで、
「そうそう、私もそう実感してるの!
だから、一人でも多くの方たちと、この実感を共有し合いたいのーーー」
と思ったのでした。
教室で行う絵本の読み聞かせのよさは、ほかにもいくつもあるんです。
また機会あるごとに、こちらでも書いていこうと思います。
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電子書籍を出版しています。
子どもたちの心に種をまくように、ちょっと心に響いたり、何か行動してみようと思えたり、そんなきっかけになる絵本を紹介しています。
主に小学校の教科の学習の中で、関連づけて読み聞かせができる絵本を紹介しています。
それぞれの季節に合わせて読み聞かせできる絵本を紹介しています。
子どもたちにも人気の、読み聞かせで鉄板ともいえる絵本を紹介しています。
なぜ小学校で読み聞かせをするのがいいのか、学級づくりにどう役立つのか、そんなことも書いています。
2021年9月に出版した、初めての電子書籍です。
子育て中であり仕事にも忙しかった小学校の先生の私が、少しずつ意識を変え、生活を変え、夢を叶えていったお話を書いています。