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【ホテルステイ】村全体がホテル〜NIPPONIA 小菅 源流の村 宿泊記(その二 夕食編)


夜7時からは、お楽しみの夕食です( *´艸`)

ちょうどこの日は、これから始まる「ナチュラルワインペアリング」の初日ということで、監修されるワインショップの方がいらっしゃって解説をしてくださる日なのでした。
お食事だけでなくワインも楽しめる!しかも解説つき~♪と楽しみにしていました(*^^*) ←ワインは詳しくないけど雰囲気が好き(笑)


「小菅村の春の食材たちと、国産ワインのコラボレーション」だなんて、聞いただけでなんだかわくわくしませんか?

そもそも「出汁を効かせた和食とワイン」って、私の中ではこれまでなかった概念なので、それも楽しみでした。
和食には日本酒、って固定概念があったことに気づかせてもらいました。


ホテルのお食事は夕食オンリーで、しかも全員7時スタート。
この日は宿泊客は私たちだけだったのですが、ワインのお話を楽しみに、地元の方も来られていました。


この日のお品書き

24sekkiというのがレストランの名前です。二十四節気、ですね。
お品書きを見ただけでも、小菅村産のものにこだわっていることがわかります。


こちらでは二十四節気に合わせてメニューを変えるんだそうです。

二週間に一度のリニューアルとはまたこまめな、と思いましたが、地元で採れるものを使うとなったら、お野菜なんかも時期で変わってくるので、必然的にそうなるんだそうです。
お聞きすると納得でした。


出てくるお食事の一皿一皿の美しいこと!!

小菅村産 炙り〆岩魚と山菜のサラダ仕立て 土佐酢ジュレ添え
ワインはウッディファーム(山形県上山市) ペットナット シャルドネ2021

実はこのワインが作られた「山形県上山市」って、訪れた私たち4人の仲間にとって出会いのメッカともいえる場所なのでした。
実際、ウッディファームには昨年訪れたところだったので、それだけでもう私のテンションは急上昇(*^^*)

一品目で勝手にご縁を感じて、今日ここを訪れたのは必然だったのね~なんて思ったのでした。


二品目の椀物にも、ペアリングされたワインがありました。

小菅村産 鹿肉つくねと深美卵の新玉葱摺流し椀
ワインは イリュミネ2021 レ・ボワ・ぺルデュ
この日出していただいた中で、唯一外国産(フランス)のワインでした。

鹿の肉ってどんなん??と思いましたが、つくねになっている上に味わい深い出汁の椀にあるからか、くせもなく、おいしくいただいちゃいました。

ちなみに翌日も鹿肉のメンチカツが出たのですが(これもおいしかった!)
その時に聞いた鹿肉のエピソードが興味深くて。

村に鹿を仕留める猟師さんが何人かいらっしゃるんだそうですが(それだけで大阪市内の私には驚き)、仕留め方も銃で撃つのとナイフで仕留めるのがあるそうなんです。
銃はなんとなくイメージできたのですが、ナイフって!
至近距離じゃないと仕留められないじゃないの!?
高速かけっこ???

もちろんそんなわけはなくて、罠をしかけておいて、ナイフで仕留めるんだとか。
銃だと撃たれた鹿にストレスがかかって、そこで鹿肉の質にも影響がでるんですって。

へえええええーーーーーーーー。
どのように仕留められたのかで肉質が変わってくるなんてこと、考えたこともありませんでした。

せっかく命を頂戴していただく鹿の肉を最大限おいしくいただくために、そんなところから考えてらっしゃるんだなーと驚くやら感銘を受けるやらでした。

ちなみに、やっぱり猟師さんの腕も関わるようで、ホテルでいただいた鹿を仕留めたのは、まだ30代ながらなかなか腕利きの猟師さんだそうです。


三品目も驚きの一皿。

小菅村産 山女魚フライ 春菊の香りとヒマラヤヒラタケソース
ワインは伊藤農園(愛知県岡崎市) HANAMUSUBI 2022

完全に予想を裏切るこのすばらしさ。
私の中で「魚のフライ」って、アジのフライのように、開いていたり細長かったりする、どちらかというと長くて平べったい、先っちょにしっぽがついてるものだったんですけど

なんということでしょう……

その上失礼ながら私の中の「川魚の料理」って、林間学舎なんかで子どもたちが魚つかみをした後に、網で焼いてくれる、あれ。(どれ?)
塩が効いてて焼き立てだからこそおいしい、そんなイメージでした。
それがこんなおしゃれな、コース料理の一品になるとは。

お料理をいただきながら、一皿ごとに頷いたり驚いたりでした。

ちなみにペアリングのワインもおいしかった!
ラベルが特徴的で、白なのにほんのりロゼっぽく見えるところも私のツボでした。←見た目重視派(^^;)

水引のラベルっておめでたい感じがいいですよね。
何かのときに、家飲み用に買おうと思いました(*^^*)


四品目。メインディッシュともいえるお肉に合わせたワインは赤でした。

山梨県産 甲州ワインビーフの炭火焼き 小菅村産わさび添え
ワインは ドメーヌ・テッタ(岡山県新見市) カベルネ・フラン  プランタン2020

なんとも特徴的なラベルのワインですが、tettaというのは外国語じゃなくて、ワイナリーのある岡山県の新見市哲多町からきてるんですね。
横文字ばかりのラベルで、外国産かと思いました(^^;)

牛さんがなんともいい味出してます。ラベルのね。(笑)

最後のごはんがまた絶品で( *´艸`)

小菅産 富士の介塩麴漬けと芹の炊き込みご飯

「富士の介」というのは、キングサーモンとニジマスを交配した、山梨県オリジナルの魚なんだそうです。
「小菅さんぽ」のときに初めて富士の介の話を聞いて、「今夜のお食事にも出ますよ」という言葉に、サーモン好きの私としてはもう楽しみで楽しみで(*^^*)

まさか最後の最後にごはんの上に乗って出てくるとは。

おお、そなたが富士の介か。待ちかねたぞ。近う寄れ。
……そんな感じ?

ごはんもおいしくて、富士の介ともどもぺろりと平らげ、ついお代わりをいただいたのでした(^^;)


そして、ごはんにも合うワインがセレクトされてました!

ル・ミリュウ(長野県安曇野市) ポラリス リュウガン・オレンジ2022

オレンジワインの登場です。
オレンジワインもロゼも、ちょっと色づいてるってだけで私としてはかなりときめくんですよね。←そこ?

もちろんさっぱりしていて、香りも口当たりもよかったです。

リュウガン・オレンジのリュウガンって、「竜眼」。
長野県で栽培されている「竜眼」というぶどうで作られているんですって。

竜眼って、なかなかインパクトのある名前ですよね……。
なんでその名前になったんだろう。


さてデザートタイム。
ここでなんと!

サプライズをしていただきました!!!!!!

3月末で退職した私へ、仲間からのサプライズ。
もうもう感激でした!
(おめでとうメッセージが「定年退職」じゃないところもうれしいポイント☆)

この場にいて、すばらしい体験をしていることだけでもありがたいのに、こんなサプライズまで。
ただただ感謝です<m(__)m>


おいしいお食事とおいしいワイン、そして楽しい会話。

とってもとっても贅沢な時間を過ごしたのでした。


お食事が終わって外に出ると、空にはお星さま。
レストランや庭の灯りをちょっと落としてもらってみると、プラネタリウムのようにたくさんの星が見えました。
北斗七星がまず見えて、そこから推し量っていくと北極星も見えました。
さっきいただいた「ポラリス」(北極星)が見えて、そのシンクロにわくわくしました。


次回へ続く(笑)


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到着から夕食までの宿泊記その一はこちら


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「NIPPONIA 小杉 源流の村」についてのお話は、ホテル運営をされている谷口峻哉さんのnoteに詳しく書かれています。
ぜひご一読をおすすめします!


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富士の国やまなし観光ネットでも、詳しく取り上げられています。
「崖の家」にも泊まってみたいなー(*^^*)


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以下の書籍もぜひご参考に♪



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主に小学校の教科の学習の中で、関連づけて読み聞かせができる絵本を紹介しています。


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なぜ小学校で読み聞かせをするのがいいのか、学級づくりにどう役立つのか、そんなことも書いています。


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