2025年に読みたい本、3選。
私は現在、立教大学大学院リーダーシップ開発コースに通う、修士2年生です。組織開発や、人材開発の勉強をしています。
2024年は、ほとんど大学院にまつわる本ばかり触れてきたので、2025年は様々な分野の本に触れたいと思っています。今回は、2025年に読みたい本3選についてまとめようと思います。(これからもっと増やしていきたい!)
皆さんが、2025年に読みたい、読もうと思っている本は何ですか?
①関係からはじまる―社会構成主義がひらく人間観
まず1冊目は、社会構成主義の第一人者であるケネス・J・ガーゲンが書いた本です。社会構成主義とは、以下のように述べられています。
簡単にいうと、「現実」は客観的なものではなく、人々が相互に関わり合う中で作り上げられるものとみなしている世界をいいます。
ガーゲンの『あなたへの社会構成主義』(ナカニシヤ出版, 2004年)という本は読了したので、次はこの本を読みたいと思っています。
この本の紹介文の一言が「存在を隔てる壁を無効にし、対立を乗り越える未来への招待状。」であり、より興味関心が高まっています。
②哲学は対話する ──プラトン、フッサールの〈共通了解をつくる方法〉 (筑摩選書)
2冊目は、哲学者エドムント・フッサールです。フッサールの存在を知ったのは、「エポケー」という思想概念を知ったこと。エポケーって名前が、可愛いですよね。
エポケーとは、哲学における用語で、「判断の中止」「中断」「留保」などと訳される概念です。
エポケーは、単純に、考えていることを中断したり、問題を解決することを保留するのではなくて、そもそも目の前にある問題自体が正しいのか?根本原因はなんなのか?ということを問い直すことに近いものではないか、と解釈しています。
ただ、エポケーという思想概念だけを理解してもあまり深みがないと思うので、フッサールの現象学にて真価を発揮した「対話」についても学びたく、この本を読みたいと思います。
③楽園の楽園
私の大好き伊坂幸太郎さんの新作。伊坂さんの本は、大学生の頃にほとんど全て読み切りました。伊坂ワールド、面白すぎます。
この本のあらすじはこんな感じで書かれていました。
人工知能なんて、この時代のビックテーマ。さすが伊坂さん。
このあらすじだけでも面白そう!とワクワクします。
「伊坂幸太郎史上最も美しい1冊」。
どんな伊坂ワールドが見れるのが、今から楽しみです!
以上が、2025年に読みたい本3冊です。修士論文を無事に提出し終えたら、早速読んでいきたい。
2025年は100冊以上本を読みたいと思っているので、またこのシリーズのnoteは更新しようと思います!