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キャリアに悩んだらみてほしい映画ベスト3

私は、大学卒業後に3回転職をしています。初めて入社した会社はうまくいかず、5ヶ月で退職した苦い経験があります。どこにも所属せず、ひたすら農業のバイトをして過ごしたりもしました。

焦って転職活動を始めて、色んな会社説明会にも足を運びました。

「私は一体これからどうしていきたいんだろう」

説明会の帰り道、そんなことを悶々と考えているうちに不安になってきて、人目も憚らずにわんわん泣いて帰ったりもしました。

うまくいくことばかりじゃない中で、自分を支えてくれたのは友達やパートナーの存在も大きかったですが、「映画」の存在も大きかったです。

自分のキャリアに悩んでいた時に、背中を押してくれたり、そっと寄り添ってくれたり、「きっと大丈夫だ」と思わせてくれた映画を3選、紹介したいと思います。

①マイ・インターン

「一番好きな映画は何?」と聞かれたら必ず答える映画です。マイ・インターンは、役員を退任した70歳のベン・ウィテカーがファッションサイトを運営する会社にシニアインターンとして入社し、その会社の社長のジュールズと仕事を通じて信頼関係を築いていく物語です。

ベンの仕事に対する姿勢、人との向き合い方、自身の身のこなし方、ところどころにグッとくるシーンがたくさんあって、「私もこういう風に仕事をしていきたい」とベンに対して憧れのような感情を持ちました。マイ・インターンを観るたびに、ベンみたいに仕事をしよう!と思うんです。

あと、仕事って世代を越える信頼関係が生まれるのだなとこの映画を観るといつも思います。信頼関係ってこうやって築かれていくんだな、とも。

観た後、心がじんわりあたたかくなるだけではなく「私は明日何ができるだろう」と不思議とワクワクする映画だと思います。


②グリーンブック

グリーンブックは、人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人の天才ピアニストのドンと、彼に雇われたイタリア系の用心棒兼運転手のトニーとの旅を描いた映画です。

グリーンブックは名言がたくさんあるな、と思います。

人種差別意識の強い南部でコンサート・ツアーを実行したドン。さまざまな場面で差別を受けながらもコンサート・ツアーを実施する理由を、チェリストとしてツアーに加わったオレグがこう語るシーンがあります。

「天才であるだけでは足りない。勇気が人の心を変えるんだ」

トニーとの旅で、ドンは少しずつ彼に影響を受けて、変わっていきます。情を知り、人の優しさを知り、人生の楽しみを習って、本当の愛情も知る。

自分の人生は、誰か一人の出会いで大きく変わることもある。そして、自分の人生は自分で変えていく力もある、ということを私はこの映画を観て強く思いました。

自分の心を動かしながら誰かのために働くことって、なんて素敵なんだろう。


③しあわせのパン


最後にご紹介するのは、しあわせのパン。東京から北海道の洞爺湖の畔に移り住み、小さなオーベルジュ式のパンカフェ「マーニ」を営む夫婦と、そこに訪れる客たちとのふれあいを描いた映画です。

撮影場所が北海道ということもあり、景色が本当に綺麗です。そして、マーニを営む夫婦とそこに訪れるお客さんとの関係性、周りにいる人たちとの関係性が、緩やかで優しくて愛おしい。

忙しない心と身体がほっと休まるような感覚が味わえる映画です。

しあわせのパンの中に出てくる、私が好きな名言を載せて、このnoteは終わろうと思います。

人は乾杯の数だけ幸せになれる。 いいことがあったら乾杯して、何か残念なことがあっても乾杯して、一日の終わりをだれかと乾杯でしめくくれたらそれは幸せ、と。

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