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2種類の意思決定と51%ルール
「ここへ来て自己分析・自己理解?」と
たまに鼻で笑われちゃうことがありますが
いつ始めたって遅すぎることは無いです。
断言します。
他人と仕事をするときに
相手のことを少しでも理解できると
関わり方が変わって良好な関係が築けたり
勘違いなんかも避けられたりします。
相手のことを理解するのに遅すぎるも何も
ないですよね。
その、他人・相手が自分だとしたら
同じことをした方がなんとなく
良いと思いませんか。
どうも会社員やってますゆっくです。
自己分析やら自己理解やらするために
インプットを増やしている今年のゆっくです。
インプットに限らず、ちゃんとワークをして
アウトプットしたりこうやってブログを
書いたり(書こうと努力したり)
サボってしまう時もありながら
地味に前に進んでる感じ。
そんな中、またお気に入りのポッドキャストから学んだ
2種類の意思決定と51%ルールのお話しを。
世界的な企業Amazonの創業者である
ジェフ・ベゾス氏が
会社のステークホルダーたちに向けた手紙の一節で
「人生における意思決定は2種類ある」
と記したそうです。
タイプ1は『後戻りが不可能』な意思決定(決断)
そして
タイプ2は「後戻りが可能』な意思決定(決断)
人生の中での私たちの多くの意思決定はタイプ2
に属します。
時代が大きく変化した今
タイプ1に属する意思決定の例が
正直私にはあまり浮かびませんでした。
強いてあげるなら例えば、、
子供を産むとか、養子を迎える、などでしょうか
※後戻りが非常に難しいというだけで悪い意味では決してありません
(そしてあえて悪い例は挙げていません)
一昔前であれば例えば
結婚だとか、転職だとか、起業をするなんてものも
タイプ1に入るような感覚が強かったかもしれませんが
みなさんもどうでしょうか
少し考えてみるとほとんどのことが
タイプ2の意思決定、後戻りが可能
言い方を変えればやり直せる決断だと
いうことに気がついたのではないでしょうか。
容易にやり直せるとは言いません。
ただ、通ってきた道をもう一度戻り
また歩き直すことできますよね。
ほとんどの意思決定がタイプ2だとすると
必然的に私たちは頭の中でぐるぐると考えすぎたり
心配になったりなかなか一歩が踏み出せない
タイプ2の決断に時間を費やしていることになります。
中にはそれなりの時間をかけて決断することもありますが
例えば教師になりたいと思っている銀行員が
なかなか今の仕事を辞めてやりたいことへの一歩を
踏み出さずに10数年経ってしまう
これってかなりの時間を費やしてしまってますよね。
もう少し違うスケールの例に変えてみましょう。
より良い生活を送るためには、と健康維持を目指し
定期的にワークアウトができるスポーツジム
そしてパーソナルインストラクターを探しているとします。
とても多くの選択肢がある中であなたは
どれが自分にとって最適なジムなのか
価格や評判、利用可能なサービスなどの
比較を続けているうちに疲れて健康維持の一歩目を
まだ踏み出せてもいない。
時間を費やしてますね。
ベゾス氏は続けます。
タイプ1の意思決定は時間をかけてもいい。
ただ、タイプ2ならば可能な限り早く決断すること。
そうすれば人生で行きたい場所に早く辿り着けるだろうと。
どういうこと?
と、思いますよね。
意識的にか、無意識的にかに関わらず
すでにこれが出来ている人は大勢いると思いますが
決断までに時間をかけてじっくりと考えるより
決断を早く、そしてより早く行動に移すと
仮にその決断が間違っていたりあまりしっくり来なかったとしても
行動を取ったことで得られる情報、フィードバックから
新たな情報や知識を得て、次に活かすことができる。
それを繰り返すことで行きたい場所に早く辿り着ける
と、いうことです。
でも、いろいろなことを検討しなければならないから
時間がかかるのはしょうがないよね。
早く決断しろと言われてもどうすればいいの?
と、ここで出てくるのが
51%ルール
人生のあらゆる場面で求められる意思決定は
51%の確信、あるいはそれに限りなく近い確信を得たなら
決断してしまう。
私たちは100%の確信を求めがちですが
ある程度のタイムリミットを設け、51%を超えているのなら
利用できるすべての証拠を用いてその決断を下したという
安心感を持ち、それを受け入れることが重要になります。
というのも、誰もが求めている100%確かな決断は
あとにしかわからない、存在しないからです。
(結果論でしかない)
決断した後にでさえ、本当に確かだったかわからないことだらけなのに
決断する前にわかるはずもないことに私たちは不安になり
なかなか意思決定ができずにいる。
そこに時間を費やすよりも、
ある程度のルールをもとにまずは決める、行動に移す
そしてそこからの学びを次に活かす
というサイクルを回すことが1番の近道だと。
また、確信を持てない時に私たちは
リスクを恐れていることが多いのですが
リスクとは
自分が選んだ意思決定の逆を採用しなかったことでもなく
他人にどうこう言われる、思われることでもなく
本当のリスクとは
自分が今いる場所にとどまり続けること。
先ほどの銀行員のように
本当はやりたいことがあるのに
悩み続け、リスクを恐れたその10年間そのものを
無駄にすることがリスクだということです。
あなたはどうですか?
行動に移せずにいることはありますか
その決断ができないリスクには
どのようなものがありますか。