読書録:7つの習慣 - 人格主義の回復 - 第二章 第二の習慣

こんにちは。表題の本についてある程度まとまった分量を読んだので、読書録にまとめます。


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この節のタイトルは「終わりを思い描くことから始める」

一番最初に、自分の葬式の様子をイメージして、そこで自分の家族や親友や同僚たちからどのような言葉を語って欲しいかを考えようと書いてある。

自分の場合:

特別な人だったと思われたいかもしれない。親より早く死んだ場合、親からは、この子を産んで良かった、幸せだったと思われたいかもしれない。友人からは、楽しい人だったと言われたい?うーん?


【リーダーシップとマネジメント】

ジャングルの下草を刈って道を作る作業チームの例

・マネジメント:下草を刈るための斧を磨いたり、筋トレをさせて体力をつけさせたり。

・リーダーシップ:高台に登ってこの方向で正しいのか(目的地)を確認する

→いくらマネジメントをしても、目的地と違う方向を向いていたら、意味がない。

→重要なのは目的地を見失わないこと(リーダーシップ)

(日本語でのリーダーシップとちょっと違う感じはする)

個人の生活でも、能率よく生活したり目標達成に取り組んだりしてしまうが、その前に目標が本当に自分の価値観に合っているのか、自分の価値観はどのようなものか、すなわち「自分の内面」をきちんと見直してからなんじゃないの?っていう感じ。


【自分の内面の中心の話】

・自分の内面の中心は、人生において重要な4つの要素である、安定、指針、知恵、力、に影響を及ぼす。

・逆に、安定、指針、知恵、力、の4要素を見つめることで、今自分がどのような内面の中心を持っているかを自覚できる(よくある「内面の中心」のパターンがある)。

・「原則中心」という考え方もある。原則とは、40〜41ページにある「公正、誠実と正直、人間の尊厳、奉仕や貢献、本質、美徳、可能性と成長、忍耐や教育と励まし」のこと(これらは40ページで「人間の条件、良心、自覚の一部」とされている)。これらの「原則」を内面の中心に添えることで、まるで自然の法則に従うように、人生において重要な4要素である「安定、指針、知恵、力」に良い影響を及ぼす。


【ミッションステートメント(自分憲法)】

・自分の内面を見つめて原則中心という考え方と調和させ、主体性を持つことで、「どんな人間でありたいか、人生で何をしたいか」が見えてくる。→これが自分のミッションステートメント。

・長期的に人生全体を俯瞰して考え(終わりを思い描くことから始める)、想像力を働かせてイメージする(脳全体を使う、特に右脳を使う)ことで、より深く内省することができるようになる。

・ミッションステートメントはすぐ書けるモノではないし、定期的に何度も書き直すと良い。

・組織に属する個々人のミッションステートメントを総合して、組織のミッションステートメントを作るのも効果的。


私の「自分のミッションステートメント」:

周囲の様々なことに対して敬意を持ち、友人や両親と最大限楽しく幸せに成長しながら生きていきたい。

そのために、

・自分と異なる意見に耳を傾け、教訓を見出せるよう努める。

・大切にしたい友人や家族に対して素直になり、手助けをし、ともに成長し、自分だけでなく相手も含めて双方の幸福を最大化することに努める。

・大切な友人や家族に欠点が見つかり、それを正して欲しいと思ったときは、自分がまずそれを正すことを実践し、直接的に言うのではなく、間接的に手助けをする方法を探る。(例えば、実家をきれいに片付けて欲しいと思うならば、きれいにして欲しいということを直接親に伝えるのではなくて、まず自分が実家に帰ったときにいろんな所に溜まった埃を取って、ぐちゃぐちゃな場所を整理してスペースを確保し、必要でないと思われるものを捨てられるように手助けをする。父親の短気を直して欲しいと思うならば、いちいちキレないで欲しいと直接言うのではなく、例えば実家の掃除をきちんと手伝ったりすれば、それは父親の苛立ちの原因の一部を取り除くことに繋がる。)

・いろいろなことに好奇心を持つ。特に、興味が無いと思ったことの中から好奇心を引き出せるように努める。(なぜその考えに至ったか、なぜそのような構造を持つか、すべてのことに「なぜ」を問うことで好奇心が発揮されていく。例えば、なぜこの二つの炊飯器の値段はこんなにも違うのか?とか。世の中の様々なことにはそうなっている理由がある。)


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私の「自分ミッションステートメント」は、毎日少しずつ内省してより良いものに書き直していければいいなと思っています。

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