読書録・感想:7つの習慣 - 人格主義の回復 - 第一章第二節
少しまとまりがないですが、主要な主張が少なかったので、それについて思ったことをがーーっと書きました。メモ的な感じです。
あと、この本の冒頭で「ぜひ実践してくれ」とあったので、今後この本の読書録では、私自身の場合に本の内容に沿ったことを適用したり、批判的視点から思ったことを適用したりしながら、思考を巡らせていきたいなと思っています。
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この節では主に「P/PCバランス」という概念について語られている。
・Pは成果(Production)のP
・PCは成果を出すための能力(Production Capacity)
のこと。
要するに、成果を出すためには成果そのものにフォーカスするのではなく、成果を出すための能力に焦点を当てましょうね、という話。
本文で挙げられていた例:
・会社が利益を出すために経営者がやるべきことは、利益という数値にフォーカスして部下を煽るのではなく、忠誠心を育てるために部下を思いやったり、会社全体の雰囲気をよくしましょうね、みたいな感じ。
・娘が自分の部屋を自主的に片付けるようになるためには、そのことを娘に注意するのではなく、親子関係を円満にすることに力を注ぎましょうね、みたいな感じ。
まあ正直、人格主義に寄りすぎてませんかって気はするが...
親子関係が円満であっても部屋が片付くとは限らなくないですかって思ってしまう。
部屋を片付けるのに必要なことは物を減らすことだし、物を減らすために必要なことは物が少ないところでも満足して生きていけるのだという実感だったり、物が少なくて片付いた部屋で過ごすことの気分の良さを体感することだったりすると思う...
あと自然と部屋が散らかるという人は散らかるような片付け方をしているという構造的な問題があると思う...
もちろん、親子関係が円満であることが互いの幸福に繋がることは間違い無いので、その意味では悪いことは言ってないけど。
これもまあ私自身がこの本で言うところの「個性主義」に染まりすぎていると言うことなのでしょうか?
私の感覚としては、問題を抽象的なところに帰着させるよりも、より具体的なところに帰着させたい気持ちがある。
例えば、私の場合では、「散らかった実家をきれいにしたい」という問題に対処するときに、私と両親の関係性の改善にフォーカスしても、関係性の改善ってどうやればいいんですか〜〜ってなっちゃうから、例えば
・まず確実に必要のない捨てやすいもの(賞味期限が切れてホコリだらけになった缶詰とか、何年も開けてない引き出しの中の雑紙類とか)を一緒に探して捨てていく
・これをしばらく継続的に少しづつ繰り返す(一気にやろうとするとできなくなっていくので、毎週少しづつやっていく)
・こうして「捨てること」に対する恐怖感を親から取り除き、「捨てづらいが必要のないもの」などに徐々に目を向けていく。
・最終的に「本当に自分にとって大切なもの」や「本当に必要なもの」が残ったら、そこで片付け終了。
・結果的に、本当に自分にとって大切なものを本当に大切にできるようになっていき、幸せな人生に少しでも繋がればいいなと思う。
(心理学的には、片付いた部屋で過ごす方がより自制心が高まるらしい。両親の自制心が高まれば、例えば無駄な買い食いを防いでより健康な食事を心がけることができるようになったりするのかな?健康診断があるからダイエットしたいとか言ってたし。)
人格主義にフォーカスすれば、「散らかった実家をきれいにしたい」という問題に対処するときに、私の内面の成長という点にアプローチすることになるだろうか?
まあそれはそれで私にとって良いことなので、そういうアプローチについて今後解説してあるなら、それは参考にしたいと思う。
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