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造形教育が学びを変える「比べるのをやめましょう」
比べるのをやめると気持ちが楽になります。
楽しくなります。安心できます。
何かをやった時に、人と比べて「うまい、へた」とか
「できた、できない」「はやい、おそい」「おおい、すくない」・・・など
私たちはすぐに人と比べたがります。
人と比べることで、「よし、まけないぞ!」とやる気が出る。
「やったぁ!勝った」と自信がつく。
「まあ、いいかな」と、自分の状態や位置が分かる。
など、その効果やいい面もあるかと思います。
でも、人と比べられることで、いやだなと思うことも多いのではないでしょうか。
いやだなと思っている人にとっては、
つまらない、楽しくない、つらい、苦しい・・・と感じる人もいるでしょう。
造形教育は、一人一人みんな違う、表現すること、活動することもそれぞれ、
ということが前提ですから、人と比べることをしません。
比べることをやめると、比べる方も、比べられる方も
楽になるし、楽しく活動できます。
学校は比べることが大好きです。
競争も大好きです。
計算も「だれが速いかな」とすぐに競争が始まります。
足の速い人は誰かな? 字が上手な人は?
テストの点数を比べたがります。通信表の〇の数を比べたがります。
でも、比べてばかりいると、学校生活疲れちゃいますね。
安心できません。楽しくなくなります。
人と比べるのではなく、一人一人を大事にしたいですね。