歳をとることで歩けなくなる理由
今、日本では寝たきりの高齢者が世界でも指折りの数だそうです。
健康そうなイメージがある日本ですが、実はそうでもないのかもしれません。
で、歳をとることで歩けなくなる理由についてですが、それは
筋肉に頼りすぎているから
なんです。
健康情報を見ると、何をするにも筋力筋力!というものが多いです。
体を支えるのは筋肉!
膝の痛みも筋肉!
腰も筋肉!
健康になりたければ筋肉を鍛えろ!筋力つけろ!
と言いますが、痛いときに筋トレなんてできないし、筋肉に頼りすぎると疲れます。
体は骨格で支える
突然ですけど、家など建物を支えるのは何で支えますか?
柱ですよね?骨組みで支えます。
じゃ、人間や動物の体は何で支えますか??
筋肉??
筋肉自体は柔らかいものなので、筋肉で支えようと思ったら四六時中力んでなければいけません。疲れてたまらんです。
人間の体も骨、骨格で支えるべきなんです。
筋肉に頼ると立てなくなる
体を支えて、姿勢を維持するのにも筋力が必要です。
例えば、全体の筋力を10。
姿勢維持に5の筋力が必要とします。
そうすると残りの5の筋力で動くことができます。歩くとか運動とか。
スポーツ選手は筋トレでパワーアップし、全筋力を12とか13とかにどんどんあげて行きます。そうすると残りの筋力が7とか8になって運動機能が増していきます。
では高齢者は??
全体の筋力が7とか6に落ちていきますよね!
姿勢維持に5の筋力を使っていると、運動に使えるのは1、2。
これでは歩くのもやっとになるし、動けなくなるのも時間の問題。
今の日本ではこんな高齢者に筋トレをさせようとするんです。。。
いつまでも動けるようにするにはどうしたら良いのか?
筋力が落ちるとわかっていたら、これからどうすれば良いのか?
それは、体を骨格で支えて、姿勢維持に必要な筋力を5よりも減らしていきます。3とか2にすることができたらどうでしょう?
筋力が7になっても、姿勢維持に2しか必要なければまだ運動に5の筋力を使えます!
若者ほどは動けないけど、結構いいところ行くのではないでしょうか?
これをスポーツする人が取り組むとすごいことがおきます。
筋力アップ+3、さらに姿勢維持を2でやると筋トレ+αの高効率!
取り組まない手はないですよね♪
日本では正しい姿勢と言われますが、
こんなモデルさんのように重力に逆らって体を筋力で持ち上げて過ごしていると、いつか重力に負けて動けなくなってしまいますよ!
筋力に頼らず、上手く骨格を利用して過ごして見てくださいね。
■整体院ゆじゅ
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