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与えられる人間になりたい

・数ヶ月前から買いたいと思いっていた観葉植物を買った
・後輩たちにジュースをごちそうした
・自分のためにお風呂を沸かした
・だいすきなミョウガの味噌汁を作った
・トマトとキウイを丸ごとかじって食べた
・自分の体のために考えて食材を買った
・彼氏に自分の気持ちを伝えた

どれも数ヶ月前、いや、数日前の私にはできなかったこと。いやいや、どれも簡単にできちゃうでしょ、と言われるかもしれない(笑)が、私にはできなかった。

何をするにも、
お金かかるからなぁ〜
時間がないからなぁ〜
別に家で出されたもの食べてればいいや〜
自分にはきっとできないからなぁ〜…

そうやって、できない理由ばかりを考え尽くした結果、私は自分の欲望に蓋をしてしまった。自分の感情を無視して、隠して、なかったことにしようとしてた。

でも、ボタン1つでお風呂は沸かせたし、10分もしない内に味噌汁は作れた。あれほど何日間も悩んでたことが嘘のように、1日に何個も自分の願望に素直になって、自分を満たせる行動をできてしまった。

ここで私は何かを得ることができていると思うかもしれないが、失っているものもある。それは「時間」。このたった10分という時間のために、何時間も何日間も時間を消費していた。

人は挑戦しないことで、多くの時間を消費すると同時に、後悔が大きくなっていくらしい。
でも、挑戦することで、成功や失敗を得られる。たとえ失敗したとしても、経験したという財産を得られる。一時的には、気持ちが下がってしまうかもしれないが、確実に次の挑戦への希望を持つことができている。

私は挑戦したことで、案外できるじゃん!自分すごいじゃん!という事に気づけた。誰かにとっては些細なことかもしれないし、そんな事でって思われるかもしれないが、私は自分自身に「胸を張っていいんだよ!!」と声を大にして伝えたい。

こうやって自分自身を満たしていく(=与えていく)事で、はじめて他の人にも与えることができるという事も学べた。自分自身を満たしてあげたように、他の人も笑顔にしてあげたいな、喜ばせてあげたいな、って思えてくるんじゃないかな、と私は思う。



ただ、私は一つだけ後悔したことがある。
私は彼氏に対して、自分の気持ち(=イライラ、怒り)を言うことはできたものの、今思うともう少し伝え方を変えて言うことができたんじゃないかな…と悔やんでいる。

今まで見ないフリをしてた感情が大きく膨らんでパーンッ!と破裂してしまった。怒りの感情のまま伝えるのではなく、一晩寝てから伝えることができたのかなあ…など、考えれば考えるほど悔しくなる。

“自分の気持ちをわかって欲しい”

私は彼氏さんに、ただ自分の気持ちをわかって欲しかっただけなんだと思う。溺れかけている自分の感情が「助けて!」と言っているのを長い間無視してきた結果、本当は伝えたい事とは違うことを、怒りの感情を通して伝えてしまった。

この話から分かることは、挑戦(=彼氏に自分の気持ちを伝える)事をしたことで、後悔という感情が生まれたということ。そうなんです、挑戦しても後悔は生まれちゃうんですよね。

結局、Aの道を選択をしても、Bの道を選択したとしても、後悔や葛藤は生まれるものらしい。それなら、自分の気持ちにできる限りウソをつくことなく、心に従った方がいいのかなぁと思う。

自分の気持ちにしたがって挑戦したからこそ、後悔はしたものの、次は怒りの感情ではなく、もっと違う伝え方をしてみようという希望が生まれた。次のステップに進むことができた。


そして、〜してほしいと思ってしまう気持ちよりも、自分から何かアクションを起こして与えられる人間になっていきたいと強く思った日になった。


ここまで読んでくださってありがとうございました。

この私の言葉たちが、同じように苦しんでいる方や悩んでいる方の次なる一歩につながりますように…!



❄︎❄︎❄︎   おわり ❄︎❄︎❄︎


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