社会不安障害・不安症
トラウマからの脱却!!
〜再出発に向けて今できること〜
社会不安障害とは、緊張や不安、ストレス、プレッシャーなどから、震え、動悸、吐き気、首コリ、肩コリなど身体症状などが出て生活に支障が出る病気です。
私もこの病気に散々悩まされ、酷く苦しみ、恋人や家族、友達にも言えず一人でひたすら抱え込み、自分を責め続けてきました。
令和元年、働き方改革や無償化など少しずつ変わりつつありますが、相変わらずストレス社会の世の中で、たくさんの方がこの症状で苦しんでいる方がいます。
そんな方々が少しでも心穏やかになればと思っております。
勝手ではございますが、ここではこの症状を病気や疾患とはあんまり呼びたくないんです。
なので、この症状はここでは「個性」と書かせてくださいね。
皆さまは今このページをどんな気持ちで見ているでしょうか。
私と同じように苦しんでいる人。
それとも過去にそうだった人。
ご家族がこの個性の人。
色々いらっしゃると思います。
まず、私がこの個性に行き着いた経緯をお話ししたいと思います。
少し長くなりますが、お付き合い下さい。
小さい頃からの家庭環境や、息絶える時まで続く経済的不安、身体的コンプレックスなど、幼い頃からの心の傷、働いても働いても生活も苦しく、ただただ目的もなく働くことへのストレス、目的もなく生きなければいけない絶望感。周りと比較しての焦り、その他いろいろの事が複雑に重なりこの個性を発症しました。
だけども、生きないといけなくて、誰にも理解されなくて、言い出せなくて、それが辛くて辛くて何度も死にたいとまで考えていました。ただ、何度そう思っても死ぬことが怖くて死ねなかったのです。
震えや動悸を隠すためにお酒に逃げて夜の仕事を始めました。
お酒を飲んでいる時は個性が出ず、楽になれたからです。
意を決して、心療内科にも行ったのですが、その時は上手いこと先生に話せず、またその先生も殆ど話を聞いておらず、薬だけ処方するという感じでした。
勇気を出して行っても、薬を飲んでも結果は何も変わらず。
今思い出しても、胸が張り裂けそうに辛くなるくらい、過去の自分と、その思考回路が可哀想すぎます。
こんな症状が出る自分は普通じゃない、おかしいんだ。など誰からも言われていないのに勝手に思い込んで、一次は仲のいい人と会うことすら怖かったです。そして引きこもり、でも働かなくてはいけない焦り、更に悪化。
このように悪循環に陥りました。
ですが、
そんな自分が遂に過去のトラウマと本気で向き合って行こうと決めました。
発症時は、絶望の中にいる自分に、生きる意味が見出せずに、死まで考えていました。
そんな私も理解のある人と結婚して、子供ができ、お酒、タバコ全てをやめて一からやり直そうと決めました。
しばらくは子育てでとても忙しくて幸せな日々、頭が子育て脳になっているからか個性が出てこなくなりました。
なくなったのかなと思っていました。
でも、仕事を始めて、子育て、旦那の失業、色んなトラブルが起こりまた少しずつ個性が出てくるようになってしまいました。
落ち込む日々。
お酒に逃げることもありました。
でもこのままじゃだめだ。
少しでも前に進みたい。
そこでまた心療内科にも行きました。
数年前よりはちゃんと個性を理解していたのでしっかり説明できましたし、先生もちゃんと話を聞いてくれる方でした。
薬は飲みたくなかったので断りました。
そんな時、誰かに話したい。
ふとそう思い、父に会いました。
限界だった時に、父と会い、なぜか泣きたい気持ちを押し殺して明るく打ち明けてみた時、反応は思っていたものとかけ離れていました。
私は勝手に、古い考えの父にはこんな個性理解してくれるわけがない。
否定された時が怖い。
そう頭から決めつけていたのです。
考えてみればいつも、言われてもいない事を頭から決めつけていました。
否定されることを極端に怖がっていました。
そして引かれることを怖がっていました。
でも父が言った一言は「早く言ってくれればよかったのに、辛かったね」
でした。
個性が発症してから10年間ほとんど一人で抱えてきたことが嘘みたいに少し救われた気がしました。
涙がでました。
凄く嬉しかったんです。
その一言が。
私は今まで辛かった事を沢山思い出してその晩一人で沢山泣きました。
でも気づきました。
大事なことは人に、どう見られてるのかの自分ではなく、一番大事な自分とその家族を守るためだけでいいと思いました。
聞き飽きた言葉かもしれないですが、他人は結局何もしてくれないです。
人に期待をしてはいけないということ。
逆に言えば本当に何を言われても関係ないことです。
だから、この症状を、変えよう、紛らわそう、治したい、ではなくて。
今そんな個性がある自分を認めてあげて、付き合っていってあげようといい意味で開き直ることがとても重要で大事なポイントだと思いました。
きっと、この個性がでる時って、過去のトラウマ、キャパオーバーの仕事や毎日のストレス、色々なプレッシャーから潰されそう、または初対面でとても緊張してしまったときなど、自分は人からどんな風に見られてるんだろうと、すごく他人の目が怖くて自分に自信をなくしてしまっている時。
そんな時に、更に脳がその記憶を引っ張り出して、思い出したかのように身体症状まで出てしまい、にっちもさっちもいかないし。
自分じゃ止められない。
だけど、
そんな時は一旦何もせずに休もうと思いました。
やりたいことだけやる。
やりたくないことはやらない。
とことん休む。
でもいいんだと。
それはきっと、自分自身をもっと認めて、そして休んであげてーって、心が叫んでる時のサインなんだと思います。
この個性になりやすい方はきっと、小さい頃に何か傷つくようなことがあったり、根が真面目で、頑張り過ぎてしまって、完璧主義で、臆病で、見栄っ張りで、嘘がつけなくて、正直で、優しくて、人の気持ちを理解できて、思いやりがある方だと思います。
私は上記のような方、客観的に見ると凄く人間らしくて、素晴らしくてとても好感が持て、素敵な人だと思います。
そして誰も傷つけていない最高の個性です。
だからまずは、一つずつ恐れずに自分をゆっくりと、見つめ直してあげようと思いましな。
自分とはどういう人間かを冷静に尚且つ客観的に考えるその時間を一度作ろうと。
そして、そこを一つずつ肯定してあげて自己肯定感を上げていこうと。
私が言いたいのは、完治したいと思っても多分難しいから、治したいじゃなくて、気にならなくなればいいかな。
無理せずに付き合っていく独自の方法を見つけていきたいなと。
プレッシャーを感じずに、毎日このままでいいんだと自分自身に言ってあげよう。
それから今の不安に思ってる事を一つずつ整理して出来る限りそのストレスから解放されよう。
休憩しよう。
体がそうまでして訴えてるのに、無理をしては更に悪化してしまうから。
1日でも、1年でも10年でも自分が納得いくまで休んで、
そうすることによってマインドが徐々に整っていくと信じます!
そうして今までのトラウマから逃げ続けるのではなくて向き合っていこう。
自分をごまかして目を背けることを私と一緒に終わりにして、小さな事を一つ一つ成功、実現でき褒めてあげれたら、とても素敵だなって思います。
まずは、この個性を職場や周り、わかって欲しい人には話してしっかりと自分の居場所を作ろう。
勇気がいります。
だけど、きっと大丈夫、個性を受け入れてくれるところはかならずありますよね。
それから、今の時代、多くの方が、何らかの病気を持っていると言っても過言ではないくらいです。
過去を乗り越えて認めてそれを最後には笑いながら話せるくらいにしていきませんか?
私もまだまだ実践途中で、無理せずに徐々にやっていこうと思っております。
また少しずつ更新していきたいと思います。
沢山の考え方があると思います。
悪魔でも個人的な主観であります。
共感していただける方はまた覗きに来て下さい。
一緒にこれからもゆっくり生きていきましょう。
これからも、この個性や、子育て、結婚生活、介護、など色んな主観を書いていこうと思います。
是非また見に来てください。
この個性の皆様が心穏やかに笑顔の方が多い毎日になりますように!!