傷つきやすさが人生を広げる
なんのきっかけだったか、心理学を学んでいる今の上司が教えてくれた動画がある。
ブレネー・ブラウンさんの「傷つく心の力」。英語のタイトルはthe power of vulnerabilityだったかな。
和訳が分かりづらい部分もあるので、私なりにかなり大胆に意訳しながら、自分のメモとして残そうと思う
このTEDトークのテーマは「傷つきやすさ(vulnerability)」について。傷つきやすさは「自分は人と関わるに値しない、人から嫌われるんじゃないか」と思う羞恥心や恐れの原因になっているが、一方でこの羞恥心や恐れがあるからこそ、生きる上でとても大切な共感やつながりという喜びを得られているというのだ。
恥って厄介だなぁ、そんな気持ちなんてなくなればいいのにと、必死にそんな気持ちを抑えていた私にとっては、晴天の霹靂である。
では、そういった傷つきやすさを受け入れたり、付き合っていくにはどうすればいいのか?
わたしたちがよくやってしまうのは、
・自分の気持ちをごまかし鈍感になる
・正解を求める
・完璧な人を目指す
・自分の過ちを認めない
傷つきやすさを受け入れる手段の一つではあるので誤りではないとは言っているものの、この並びを見るだけで、なんとなくうまくいかない気がする。
もうちょっと建設的な方法もとれるよ、とも言っている。
・傷つきやすさを深くさらけ出すこと
・あるがままをまるっと愛すること
・些細なことにも感謝の気持ちを示すこと
・自分はこれでOKと思うこと
できるようになるまでにはたくさんの勇気ある決断が必要だけれど、たしかにこんな選択ができるようになったら、人生楽になるかもなあ。
私の大好きな友達が、「恐れの選択ではなく愛の選択ができるようになること」と言っていたことがあるが、そういうことなんじゃないかと思う。
愛の選択ができるようになった先には、なんとなくあたたかな世界が広がっていそうだ。
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