ヨガは心9割ポーズ1割。
「思考に安らぎを見出せなくと
人は語ります。
もはや心の孤独に暮らせなくなると
唇に生きるのです。」
『The prophet(予言者)』より
ヨガの本を読んでいて出会った言葉です。古典ならではの堅苦しい言い回しは書きだすと落ち着きます。
唇に生きる。なんと粋な表現。
ヨガは心9割、ポーズ1割。
なので「硬いけどヨガできますか?」と問われたら「関係ありません」といいたいところですが、オブラートに「大丈夫ですよ、硬い人ほどやった方がいいですよ、柔らかい人より変化がたくさんあって面白いですよ」と答えます。はじめてくれたら何でもいいんです。
お客様の話です。
毎日スタジオに来てヨガに参加するご年配の方、20代でヨガにハマっていたそう。やけにポーズの形がうまいなぁ(ご年齢で身体が硬いのはある)と思っていました。そうだったのね。と納得。私のレッスンをどう思ってるんだろうか、気になります。
その方は言いました。
「若い時はたくさんヨガの本を読んだ。昔は自分は全てを知った、すごい人間だと思ってた」
ぐさっと胸に刺さる言葉。
わたしにも思いあたある。
ヨガ哲学を知って全てを知ってしまった勘違い。
愚かですね。
みなさんは、そういうのないですか?ないか。
そんな感じで今日も1日がんばりましょう。今日は朝からタリーズです。
最後までお読み頂きありがとうございます。それではまた。