目を閉じ夢を見続けて、起きて現実を生きまた目を閉じる
ずっと、夢を見たい時がある
いくつになっても人は非現実を望むと思う。世界を一望できる高級マンション、埋め尽くされた本棚、どこかの海街、森の中の教会、孤島に佇む灯台、空を飛んで姿を消して魔法を使って努力もせず誰かの愛を得る。
朝起きたら億万長者、この世の全てが自分の物だと錯覚したい。人間は最低の想像よりも叶わない最高の想像を叶うものだと思っている。飛行機が落ちる確率より宝くじ一等賞の方が当たらないのに、何故か宝くじは当たると思っていて飛行機は落ちないと信じている。
良く思