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普通じゃないタイトル。普通じゃない私の魅力。 小説「夫のちんぽが入らない」読書感想文

こんにちは
こころ癒しカウンセラーゆうすけ♨️です。

こころの専門家歴15年目

年間1200人以上の方のカウンセリングを行っています。

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今日は最近読んだ小説の感想をシェアしますね。

こだま 著
「夫のちんぽが入らない」



作者の私小説だそうです。

タイトルから受ける
下世話なインパクトとは全く違う
大河ドラマのようなお話でした。

【ざっくりあらすじ】
※一部ネタバレを含みます

地味な女性が主人公。

大学時代にお付き合いをはじめた彼がいるが

彼のセックスしようとしても
彼のちんぽが入らない。

でもセックスはできなくても
お付き合いは続き

入らないまま、結婚。

ちんぽが入らないので
子どももできない。

人にも相談できず
子どもがいない夫婦として
生活が続く。

仕事のストレスから精神状態がギリギリになり

たまたま慰めてくれた
行きずりの男とホテルへ行き

なんと
その男のちんぽは入ってしまう。

驚愕しながらも
ストレスを行きずりの男とのセックスで埋める日々。

風俗で性処理している夫。

でも、別れない2人。

仕事を辞め
行きずりのセックスもやめ
次第に夫婦としての独特な絆も生まれ

「入らない夫婦」として

人とは違う夫婦の形を受け入れるまでの
20年の物語。

壮大です!

【感想】
「ちんぽが入らない私」というのは

「普通じゃない私」
の象徴なんだろうな。

と思いました。


この小説においての
「普通じゃない」は

人とは違うこと

恥ずかしいこと

間違ってること

劣ってること

として扱われているようでした。

僕も男性同性愛者として
同じように思っていた時期もあるので
その気持ちはよく分かります。

でも「普通じゃない」ことの逆が
本当に「普通」なんでしょうか?

人とは同じことが

正しいのか…??

「普通」とは

「平均」ではなく

「多数派」のことを指していることが多いと思います。

しかも

「普通」を
「理想」として使うこともある。

このあたりが
「普通じゃない私はダメ」
という思考に行き着く要因があるように思いました。

この小説の夫婦も
「人にはわからなくても
私たちは私たち」
という感覚に行き着いたように

そもそも、人は

みんな違って当たり前。

違いは個性。

自分と「普通」との違いが許せたとき

人は、自分を愛せるようになるのだと思います。

違いは個性。

違い魅力。

違いは間違いではない。


こころ癒しカウンセリングでも
今までコンプレックスだった部分が
自分の個性で魅力だと
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