「本当になりたい自分」の声を聴く。~心のホンネをくすぐる棚卸しのススメ~
2022年もあと1か月。
「もう1年終わっちゃうの!?一瞬だったんだけど!」と思う方も多いのではないでしょうか?
安心してください、私もそうです。笑
ワタクシゴトですが、今年30歳という節目を迎え、さらに1年が過ぎる時間があっという間に。
どうして歳を取るごとに、時間を過ごすスピードは加速していくんでしょうね…
ところで皆さんは、日々を自分の思い通りに過ごせていますか?
毎日をなんとなく過ごしてしまって、「また今年も何もできなかった…」と1年を終えることって"あるある"なのではないかと思います。
そんな毎年のいわば”恒例行事”に、今年はすこしだけ変化のメスを入れてみませんか?
1年間の自分自身の棚卸し=自分自身の振り返りをして、自分と向き合ってみることで、一瞬で過ぎる1年に少しだけ変化の気づきを与える。
激動の時代の今。そもそも生きてるだけでえらい。
だったら、「ちょっと考える」という行動だけでも相当な成果です。
自分の成果を丁寧に振り返って認めることで、新しい自分に向かって踏み出すきっかけをつかむことができます。
あなたもこれを機に、「何の変化もない1年だったな…」で終わらせない今年にしてみませんか?
自分自身の棚卸しをオススメする理由
「振り返って必要なの?」と思っている方も多いと思うので、私が自分自身の棚卸しをオススメする理由を2つご紹介します。
ひとつめは成果を褒めることでやる気をアップさせられるから。
大人になればなるほど、褒められる機会って減ると思いませんか?
それどころか、人の上に立つ立場を任されるようになれば、誰かを褒める役回りばかり。
でも、自分の成果を丁寧に振り返ることで「こんなに私できてた!えらい!」と、自分を褒めて認めてあげることができます。
要は自分を褒めて伸ばす!笑
成果を褒めて認めることで、「もっとできるかも」を呼び起こせるのです。
ふたつめは自分のホンネと向き合うきっかけになるから。
誰にでも、大なり小なり自分の理想があると思います。
自分のお店を持ちたい!だったり、世界一周旅行がしたい!だったり。はたまた、働かずに遊んで暮らしたい!も当てはまるでしょう。笑
そんな理想の自分はいるけれど、今の自分じゃ遠すぎる、夢すぎるな…と、当たり前に理想を諦めている人も多いかも。
今の自分を振り返ることで、「本当はもっとこうしたい」を自分の中から引き出してくる。それが振り返りのいちばんの収穫だと私は思っています。
「心のホンネをくすぐる」棚卸しのコツ3ステップ
ここからは自分自身の棚卸しのコツを3ステップでご紹介します。
STEP①▶頑張ったことを大小関係なく褒める
まずは1年を通して自分が頑張ったことを素直に挙げてみましょう。
どんなに小さなことでも大丈夫。
早起きを1週間頑張れたとか、3日節約できたとか、何でもOK!笑
そして、自分の成果を認めて褒めてあげましょう!
「何もできなかった」と思っていたのに、実は頑張ったことがあった自分えらい!と思えたら、それだけで棚卸し大成功です。
STEP②▶叶えたい理想について考えてみる
次は自分の理想について考える時間。
本当はこんな夢がある、こんな生活を送りたい。
そんな理想を素直に正直に書き出してみてください。
この時、かなりの高確率で「でもどうせ自分には無理だし」という超現実主義な自分が邪魔をしてきます。
そんな自分はいったんどこか視界に入らないところで”待て”をさせておいてくださいね。
STEP③▶成果と理想をつなげてみる
最後は成果と理想をつなげてみましょう。点と点を繋げる作業です。
きっと自分が何かを頑張ろうとした背景には、何かしらの目標や理想があったと思います。
成果と理想が線で繋がった方は、一歩理想に近づいている証拠!ここでもしっかりと自分を褒めてあげましょう!そして来年は、その線を伸ばしていく方法を考えてみてください。
繋がらなかった方はラッキーです!図らずも来年挑戦してみてほしいことが見えてきました。来年は"理想に繋がる点"をつくることを考えてみてくださいね。
私の1年、山あり谷あり。
皆さんだけに振り返ってもらうのは不公平なので、ここで私の1年も振り返ってみます。
落ちに落ちた上半期
昨年末から部署異動をして、全く新しい仕事に挑戦した上半期。
忙殺され仕事の内容が心底自分に合わず、6年も会社で働いていて初めてメンタルをやられました。
「こんなはずじゃなかったのに。」
初めて自分の選択を後悔した日々でしたが、それをきっかけにもっと別のところに本当に自分のやりたいことがあることも見えたのです。
ベッドから起き上がれなくなり、寝ながら今の自分についてたくさん考えました。
ここで私は自分の棚卸しを始めたというわけです。笑
本当にやりたいことに向き合う覚悟をした
自分に自信を持てなくなってしまったけれど、それくらい頑張ってたくさんのことを学べた今の自分なら、逆に怖いものなしかもしれない。
ふとそう思い、これを機に一から自分のやりたいことに向き合うことにしました。
昔からデザインやライティングに興味があったけれど、両親からは安定した職業に就くことを求められ、早々に"夢みた職業"は諦めていたんです。
でも人生一度きり。今の道を選んだからといって、これから道を変えちゃいけないわけでもない。
もうここまで落ちたら何も怖いものはないのだし、今からでもやりたいことを始めようと思ったのです。
見つけた「夢を追いかけられる場所」
そんな中、当時よくCMを目にしていたオンラインスクールである SHE likes(シーライクス)に興味を持ちました。
スクールに通うのは仕事との兼ね合いで絶対に続かない自信があったので、学びをオンラインで完結できるのは私にとって大きな魅力のひとつでした。
私でもできるだろうか…と恐る恐る無料体験レッスンに参加して、ワクワクした勢いそのままにエイヤっと入会。
そうして受講を始めた SHE likes は「こんなこと学んでみたかった!」の宝庫でした。
たくさんの講座が用意されているので、あれもこれも学んでみたい!と、ここでもワクワクが止まらない!
受講は動画を視聴するというシンプルなもの。
今や毎日早起きをして、出勤前や通勤途中にさまざまな講座を”つまみ食い”しながら、念願のデザインとライティングを学んでいます。
そうして今、このように構成を考えてnoteを書けるまでになりました。
SHE likes は心の奥に隠れた好奇心をくすぐって引っ張り出してくれる、まさに私の”好奇心じゃらし”の場所。
私は自分と素直に向き合うことで、自分ってこんなに「やりたい」を我慢して人生を歩んでいたんだと気づくことができました。
来年を『新しい1年』にする
私自身が「なりたい自分」に素直に向き合えたからこそ、自分自身の棚卸しをオススメしたい。
自分の成果を褒めて認めてあげること。
本当の気持ちから目を逸らさずに向き合うことで、いつでも新しい世界に踏み出せること。
それを、棚卸しは教えてくれます。
新しいことを始めるのに遅すぎるということはありません。
なんとなく今を変えてみたい。
今の自分に満足していない。
そう感じている方はぜひ、今年の年末は自分自身の棚卸しをしてみてはいかがでしょうか?