WEST.10周年おめでとう!〜アリーナツアーAWARD愛知参戦記録〜(ネタバレあり)
WEST.はまだまだ進化する。
どれだけ凄くなっていくんだろう!とワクワクが止まらないコンサートでした。
2024/4/23でデビュー10周年を迎えたWEST.
10周年アリーナツアーAWARDの愛知公演に参戦してきたので、その感想を綴ります。
セットリストや演出など、ネタバレありで語りますので、DVDまで待たれる方はご注意ください。
Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)はどんなところ?
私はチケットが外れましたが、母親が当ててくれたので、参戦できることとなったAWARD。
2024/4/28の13時からの回に参戦しました。
今回の会場はWEST.として初となるAichi Sky Expo。
私も行ったことのない会場でした。
アクセスは名古屋駅から電車(名鉄線)で35分ほどにある中部国際空港駅から徒歩8分ほどでした。
バスとかで行かなければならない会場よりは行きやすいと思います。
ここはスタンド席がなく、全席がアリーナ席の会場です。
平面なので後ろの席になると見づらい会場、と一般的には言われますが、WEST.の場合は外周、トロッコなどで後ろや横にも来てくれますし、リフターも使われるので、そんな心配はほとんどありません。
背が低かったりすると見えづらいタイミングはあるかもしれませんが、基本的にとても見やすい会場と言えるでしょう。
今回私はD14ブロックの1列目。
センターステージ真横のラインの上手端っこの方でした。センターステージで披露された曲は真横なのでとても見づらかったですが、近くの外周に来たメンバーの顔は肉眼で拝める距離。
トロッコも肉眼で拝める距離に来るので、座席的に悪くなかったです。
私はこたしげ(小瀧・重岡)推しなのですが、小瀧望がたくさん来てくれるエリアで、目の前のラインでリフターが上がったりしたので、幸せでした。
ただ、スタンドがないので客席ではペンライトの海を感じることができませんでした。
横からの声がないぶん、盛り上がりにも欠ける気がして、なんとなく寂しかったです。
コンサートのお祭り感を感じたいなら、あまりおすすめできる会場ではないです。
新旧織り交ぜたセトリ
今回のセトリは以下のような形でした。
わちゃわちゃもかっこいいも、古いも新しいも、すべて織り交ぜた構成で、WEST.の多様な音楽を楽しむことができました。
途中ではコントコーナー、MC、小瀧漫談も挟まり、相変わらず笑わせてくれます。
ここ最近定番となっているMC後のアコースティックコーナーと終盤のロックコーナーも健在でした。
印象に残っている曲やコーナーについて触れたいと思います。
We are WEST!!!!!!! (10th Anniversary Version)
メンバー神山智洋作詞作曲の『We are WEST!!!!!!! 』は2018年12月の発表以来、WEST.コンサートの定番曲として親しまれてきました。
ファンが合いの手を入れるパートの多い曲で、会場が一体となって盛り上がれます。
ただ、歌詞に旧グループ名が入ってしまっている部分があり、事務所の騒動の折、ファンからはもうこの曲が披露されなくなるのではないかと心配の声が上がっていました。
むちゃくちゃいい曲なので、披露されなくなったら寂しいなと私も思ってました。
でも、さすが神山智洋大先生。
「俺が作った曲やから、俺が変えたいって言ったら変えられんねん!」
と、10th Anniversary Versionとして新たに曲を発表してくれたんです。
歌詞としては旧グループ名の部分を
LOVE, PEACE & WEST.
に変更しただけですが、「愛と平和とWEST.を並べちゃいました」と誇らしげに語る神山智洋に私まで嬉しくなりました。
今回コンサートで聞けて本当に嬉しかったです。
私個人としてはなかなか難しくて今までちゃんと言えたことのなかった合いの手部分を、初めてちゃんと言えて、それも嬉しかったです。
この曲はいつまでもWEST.コンサートの定番曲として歌われてほしいです。
なんといってもアコースティックコーナー
今回のコンサートで私が最も感動し、WEST.の可能性を感じたのがアコースティックコーナー。
メンバーが楽器を演奏して披露したのは『あじわい』と『しらんけど』の2曲です。
演奏した楽器はそれぞれ以下のとおり。
心温まるあじわい
濵田崇裕が出演したドラマ『パティスリーMON』のエンディングテーマとなっていた『あじわい』
wacciの橋口さんに提供いただいた曲で、心がじんわり温かくなるしっとりしたバラードです。
まさしくアコースティックで披露するにふさわしい曲と言えるでしょう。
素晴らしかったです。
優しい穏やかな歌い方で、涙が滲みました。
生歌の安定感も抜群です。
テレビで披露していないのがとてももったいなく感じました。
新しいアレンジのしらんけど
今回のライブで1番印象に残ったのが『しらんけど』です。
始まりからまず奏でられる楽器の音がかっこよすぎて。えっ、こんなかっこいい『しらんけど』知らないぞとドキッとしました。そして、今までとはアレンジを変えているようで、リズムもちょっと違う感じなのに、ここまで見事に歌えるものなのかと、改めてWEST.の歌の技術の高さに唸りました。
WEST.の歌唱力の高さは知っているつもりだったのに、それを飛び越えて来て、えっこんなにうまかった?って。
しかも、中間淳太がしらんのかい!と動き回ってツッコミを入れまくるパート(通称シャトルラン)は、動き回れないのでサックスで表現。
それが見事にハマっていて、笑わずにはいられませんでした。なんでこんなに面白くできるんだ、と感心してしまうほどです。
WEST.にしかできないパフォーマンス、エンターテインメントだったと思います。
WEST.の更なる可能性を感じさせてもらい、未来が楽しみで仕方なくなりました。
超きっと大丈夫
重岡大毅作詞作曲の超きっと大丈夫はとにかく背中を押してくれます。
WEST.の改名タイミングに発表された曲で、これからに不安を抱えるファンに『超きっと大丈夫』と思わせてくれた1曲です。
コンサートってもちろん推しを見たくて、推しの音楽浴びたくていくんですけど、声出したくて行くみたいなところもあるので、最初のエイエイエイエイオーを連呼するところ、たくさん声が出せて楽しかったです。
Rainbow Dream
Rainbow Dreamは2014年のデビュー記念公演『なにわ侍 ハローTOKYO!!』で披露されていた曲。
いつか生で聞きたいと思っていたので、アンコールで歌ってくれて大感激でした。
この曲からWEST.が始まったと言っても過言じゃないですからね。
メンバーの様子
桐山照史の歌はやっぱり素晴らしい。
私はWEST.の中だと桐山照史の歌声が1番好きなんです。
優しさと力強さを兼ね備えていて、伸びやかに響くのがたまらなくて。そして、いまだに私は彼が音を外すところを見たことがありません。
今回も素敵な歌声を聞かせてくれました。
心臓の手術の影響も心配でしたが、無事にアリーナツアーを終えられて、ホッとしました。
回によって様子が大きく違うのが重岡大毅ですよね。
ものすごく熱く燃えてるときや、静かに感じ入っているときなど色々ありますが、今回は大人しめというか、静かに噛み締めてる感じの回でした。
優しさに溢れた眼差しで私達のことを見てくれました。
MCでははしゃいでいっぱい喋ってました。
印象的だったのは証拠かな。
ちょっとファンがおとなしめの回だったので(会場の構造もあると思います)、最後のHey! の声を大きな声で出してもらえるように重岡大毅が結構煽ってて。
それで、大きな声のHey! が聞けたときに「勝ったな」ってメンバーの方見ながら言ったんです。
勝たせてあげられてよかった、重岡大毅を満足させる声が出せてよかったと安堵しました。
今回、私は初めて藤井流星を怖いと思いました。
バリハピで、多分ファンが声を出すのがお決まりのパートがあって(1、2、3、4、Go のところ)、その声を聞こうと彼はイヤモニを外したんです。
でも、客席から一切声が上がらなくて、そしたら首かしげてちょっと不機嫌な感じで。その辺りのファンに見切りをつけた感じで場所移動したりして。
(不機嫌って言うと語弊ありますかね。笑顔を見せてくれなかったということです)
めちゃくちゃごめんなさいって思いました。
私はわりと新規のファンなので、昔の曲のお決まりあんまりわからないんです涙
そのまま不機嫌だったらどうしようと思いましたが、その後すぐ、重岡大毅が藤井流星の何かを指摘してめっちゃ爆笑して、藤井流星も笑顔でそれに答えている場面を目撃して、ホッとしました。
マイクにもモニターにも乗ってなかったですが、コンサート後にX(旧Twitter)で確認したところ、どうやら藤井流星の衣装の下の方のボタンが閉まってなかったらしいです。で、重岡大毅に爆笑しながら指摘されて気づいて、ボタンを閉めていた、と。
小瀧望は目の前のラインでリフターが上がったので、堪能できました。
ファンサがもらえる距離感ではなかったのですが、小瀧望が指揮者のようにファンのペンライトの動きを誘導してくれる瞬間があって。彼の動きにあわせてペンライトを振るのがとても楽しかったです。
あー、今小瀧望と同じ空間にいる。同じ時間を共有してるって心の底から実感できました。
神山智洋はコント中間ん家物語の中で智子として女装をしています。
それが恐ろしいほど可愛くて。
そこらの女子より全然可愛い。
ローラースケートをする場面もあったのですが、びっくりするほど上手でした。全くブレることなく、さすがです。
コントで言うと中間淳太は女の人にしか見えないですよね。女子っていうよりおばさん?笑
かつてリア突WESTで小瀧望が中間淳太のことを「女子自衛官」と揶揄していたときがありましたが、本当に女の人にしか見えない瞬間があってびっくりです。可愛い人だな、と思います。
濵田崇裕はずっと濵田崇裕でした。
優しい濵ちゃんの顔して手を振ってました。
あ〜もっと色々あったはずなのに。コンサートの記憶って何故かすぐ消えちゃうから嫌ですよね(>_<)
最後に
10周年というタイミングでもまだまだ進化を見せてくれるWEST.
メンバーが切磋琢磨し、成長を止めないからこそ、のぼり調子であり続けられるのだと思います。
例えば楽器を演奏できる人が増えてきて、デビュー当時は濵田崇裕と神山智洋だけだったのに、今では7人ともが楽器を演奏できるようになりました。
メンバーに置いていかれたくない、とみんなが頑張った結果だと思います。
日替わり曲として楽器演奏する曲を頻繁に変えるツアーもあったりして、どんだけ頑張るんだよ〜と思ってしまうほどです。
毎回WEST.の可能性をコンサートで感じさせてもらい、これからのWEST.にワクワクが止まりません。
WEST.の音楽の可能性はTVerにあがっている『D×WEST.』でも感じることができます。
6月末までの配信ですので、こちらもぜひチェックしてください。
では、また。
唯畏
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