教員業務支援員の仕事をとおして感じたこと【小規模校編】
わたしは、教員業務支援員として小学校で働いています。
週5日、1日3時間勤務です。
大規模校と小規模校の2校兼務をしています。
感謝のつどいにご招待!?
小規模校での勤務のときに封筒をわたされました。
中身をみると、感謝のつどいの案内でした。
「おお~、あの体育館とかに召集されて子どもから感謝の手紙とかもらうやつ!?」
わたしも呼んでもらえるとは思わずびっくりしました。
日時を見たら、しっかり大規模校勤務の時間に設定されていました。
まあ、参加は無理そうです。(休みとるとかしないとね…)
教員業務支援員の仕事はボランティア??
よくよく通知を見ると、ボランティアの皆様と書かれていました。
ん-、わたしボランティアできてるわけじゃないんだけどなあ…と少し複雑な気分にはなりました。
どういう人が呼ばれているのか詳しくはわからないですが、しっかりお金はいただいているし、ボランティアで行ってるわけではないのですよ。
呼ばれている人が交通指導員さんとかであれば、「短時間子どもに関わる仕事をしている人」を指しているのかな?って思うんですけど、やっぱりボランティアのひとりにカウントされちゃうのは少し腑に落ちないものはあります。
とはいえ、小規模校なんかは、週1回、3時間くらいの勤務だから、やっぱり勤務って感じがしないのも感じてます。
簡単な環境整備や事務補助作業だけですからね。有償ボランティアみたいなものに近いなとは思います。
めっちゃ感謝されるのは悪い気分ではないけれど、やはり、学校の一員としてはみてもらえないですよね。
「外部の人間が、忙しくて教員では手がまわらない部分をやってくれている、とてもありがたいです。」って感じ。
ボランティアという言葉を見て、そんなことを思ったのでした。
学校の一員として働くことの面白さ
そんな疎外感みたいなのを感じてしまうのって、多分、私が教員だったからなんだと思うんです。
特に、特別支援学校みたいな、教員がたくさんいて、チームティーチングで教えるような場所で働いていたから、みんなで協力して働くことの面白さと大変さが肌身にしみているというか、やっぱり、恋しくなるのかもしれません。
学校のあのみんなで働くことの楽しさと大変さが詰まった濃密な時間を知っているからこそ、そこに入れない自分に時々寂しさを感じてしまうのかなと思います。
まあ、実際にその濃密な時間を過ごしているときは、あーめっちゃ大変!!てもがき苦しんでいるんですけどね笑
いざ卒業すると恋しくなる。不思議なもんですね(^^;)
学校で働いていると感じてしまう矛盾
どんなかたちであれ学校で働いてしまうと、子どもに一切かかわらない訳にいかないし、過去の楽しかった記憶だけがよみがえってしまうのかもしれません。ああ、なんだかんだやっぱりこの世界好きなんだよなあって気持ちになります。
でも一方で、じゃあいざ常勤講師やるってなったら大変!家事と仕事の両立なんてできない!とも思います。
あの仕事がばんばん舞い込んでくるなかで、子どもや保護者を相手にしてめまぐるしく働く日々。
その空気を感じながら、たんたんと事務作業していればいいのは、正直楽だし、それなのに感謝はされる。
このお気楽なパートタイムの時間を楽しんでる自分もいる。
(単純作業こなすの好き💕)
うーん。矛盾してるなあ。
小規模校の勤務をとおしてそんな気持ちに気づいたのでした。