ユメギワ ユイ

ユメギワ ユイ シンガーソングライター

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  • セルフライナーノーツ

    自分の曲たちのこと◎

  • ワタシテキ東京百景

    2022年3月より上京してきた私なりの東京百景です🌸

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歌の先で叶えたいこと

大切に胸にしまっている言葉がある エルマーの冒険などの日本語訳で知られる渡辺茂男さんの言葉 「いるはずのない架空の生き物が心底いると信じること。それが 子供のこころに椅子をつくる。 やがて大人になって、そんな生き物はいないと知った時、その椅子から架空の彼らは去っていく。 でも、今度は本当に大切な人を その椅子に座らせてあげることができる」 わたしも椅子をつくりたい わたしの椅子を作ってくれたのは、なにも架空の生き物たちだけではなかった 幼い頃に聴いていた いきものがかりや

    • 21歳

      21歳になった。 600字くらいうだうだとエッセイを書いていたけれど、煩わしかったので全部消した。 もう単刀直入に、誕生日を迎え、わたし21歳になりました!みんないつもありがとうーー!!! 不思議と焦りはなく、いやむしろ、順当に焦りがない。 10代がいちばん美しければもっと楽な人生だったと思うけれど残念ながらそうではなかったので、 ならばもうわたしは歳をとるにつれて美しくなっていくしかない。 し、そうなるだろうと何故か自信満々に思っている。("自己肯定感は低いが自己愛は強い

      • 日記(2023)

        今年一年 不定期で書き留めていた日記を読み返してみた 日記を書くことが好きだ それは過去の自分と対話をする唯一の術だと思う けれど毎日欠かさず書くということはとことん苦手で さらに、まだ言葉になる前の気持ちの高揚を書き留める術をわたしはまだ知らないから 本当に嬉しかった時こそ何も書けずにいることが多い そしてさらに、本当に言葉にするのも恐ろしいほど最悪な日のことも、同様に書けずにいることが多い こんな調子なのでわたしの日記はあまりにも地味だ なんてことない日々の なんてこ

        • ボカロってフィギュアスケートみたいだ

          つい最近までピアノ弾き語りがあまり好きになれなくて どうしてなんですかねえ、とライブハウスでぼやいていたら おそらく彼ら彼女らはクラシックから入っていてロックを通っていないからだ、と結論が出た。 なるほどね〜〜〜そうかそうか〜〜〜とのほほんとスッキリさせてもらった。 けれど、最近気付いたのだ。 わたしにも通っていない重要な道があるではないか。 そう、それは、ボカロです。 今のポップスの最前線にいる方たちってみんなボカロに影響を受けているような気がするし、 わたしの周りにも

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          TikTokを見ていると自分が外側だということに気付かされる

          LIGHT HOUSE が素晴らしかった 若林正恭さんと星野源さんが悩みを持ち寄って2人だけで対談をするNetflixの番組 8月末に配信されてわたしは既にもう4周した それほど本当に素晴らしくて、これから生きていくうえでお守りになる言葉たちにたくさん出会えた 人生の節目節目で見直して、その度にまた新しく出会っていくのだろう 若林さんにも星野源さんにもシンパシーを感じたし ああ、生きづらい私たちのための作品だ!とさえ思った しかし、ただひとつだけ、 街の若者たちの悩みを聞

          TikTokを見ていると自分が外側だということに気付かされる

          フライトの前に

          長かった帰省を終えて 今から東京へ戻る 鹿児島空港へ向かう高速バスの中で つらつらと書いてみる 久しぶりにゆっくりとした時間を実家で過ごした 音楽機材などは一応こっちに送っていたけれど けっきょく一度も使わなかった 東京にいると どうしても 頑張っていないと後ろめたい気持ちになってしまう 何も頑張っていないのに ここ(親の仕送りで生活させてもらっている決して家賃の低くない家)にいてもいいのだろうか……と不安になってしまう しかし実家ではそんなこと思う必要はない 頑張るこ

          フライトの前に

          新妻 望 について

          なんといっても歌詞が好きだ。 上京してすぐ対バンしたシンガーソングライターの方から、きっと好きだと思うよ、と紹介されたのが新妻望さんだった。 家に帰って「ナイフ」を聴いた。当たり前のように好きだった。敵わないな、と思った。 わたしは歌詞を大切にしているつもりだったが、望さんには遠く及ばないような気持ちになった。 望さんはどうやって歌詞を書いているのだろう。 望さんの言葉はどこからやって来ているのだろう。 いつか対バンできた時に聞いてみよう、とずっと思っていた。 それからお

          新妻 望 について

          kamo そしてAivyについて

          kamoさんについて語るにはAivyについて語らないといけない わたしはkamoさんと出会うより先にAivyと出会った Aivyはなにかと縁(と言っていいのだろうか)があるバンドで、たとえば、ドラムのガンジさんは私の楽曲でもドラムを叩いていただいている。 そんなAivyのライブを上京してすぐに下北沢で見させていただいた。 演奏も楽曲も抜群に良くて、そして何よりステージ上での4人のキラキラ感が半端じゃなかった。 そしてそのライブの中で、Aivyがツアーを回ることが発表され、そ

          kamo そしてAivyについて

          栢本ての について

          彼女のスマホに表示されたTwitterのQRコードを読み取ると " 栢本ての "という名前とよくタイムラインで目にしていたアイコンがバン!と表示され、その瞬間 え!あの!栢本ての!本人!と脳内はものすごいスピードで回転しだした こわい!と同時に思った てのちゃんと出会ったのは1年前 少々 特殊な出会い方をしたので詳細は省くけれど やけにオーラがある人がいるな、と思ったら栢本てのだった てのちゃんのこと、冒頭で述べた通りはじめはこわいと思っていたけれど、 はじめて2人でご飯

          栢本ての について

          祈る手をほどいて彼女は詩になる

          "祈る手をほどく" という言葉が好きだ 何度か歌詞にも登場させてはその曲たちを何度もボツにしてきて、今回 自主企画のタイトルとして世に放つことになった 2023年5月20日 わたしは20歳を迎え 5月26日 わたしは東京ではじめて自主企画を開催する 20歳 20歳かーーー、と感慨深くなる一方で、20歳、だからなんなのだろう?と思う気持ちもある 何も成せていないし何の区切りもついていない、つけるつもりもない けれど 中学2年生の3月 14歳の時にはじめてライブハウスに立った

          祈る手をほどいて彼女は詩になる

          無題

          ライブをキャンセルしてしまった。 本当に申し訳ない。ごめんなさい。 あーーーー私はなにをやっているんだろうな、 自分のキャパシティの狭さが不甲斐ない そしてそれをまた許されようとしてしまうことが情けない ダサいね、ダサいよとっても 本当は安静しなければなのに眠れるはずもなく ここで全てを断ち切って眠ることができればそれは賢い判断なのだけど 罪悪感に苛まれてどうもうまくいかない 悶々と 断ち切ったはずの過去の自分が顔を出す センチメンタル ノスタルジック 私はいったいいつまで

          3月去る

          先日のライブでの精算で 文字通り、財布の中身が綺麗さっぱり空になり 文字通り、なので財布を振ったって小銭の音がチャラチャラと鳴ることもなく、今ヤンキーに絡まれると逆にまずいかもな、と思いつつ いやいやそんなこと考えている場合ではないよ?と 今月 残り 10日ほど 今月 残り ライブは2本 まずいなーーーー、なんて思って頑張らなくては!と身体に鞭打って頑張っていたらついにメンタルブレイクしてしまい、理由もなく涙がぽろぽろと流れて止まらなくなってしまった。 "メンタルブレイク

          関西遠征 ①

          東海道山陽本線姫路行 の改札がどこか分からずに30分くらいウロウロしておりました ほんでJRなんかい! JRの改札を通ったら JR神戸線、みたいなのばっかりで 東海道山陽本線姫路行わい!と思ったら そのJR神戸線のことでした 東海道山陽本線ってなに? 東海道山陽本線姫路行 呪いの呪文です… それはさておきね 昨日は 関西遠征ライブ1本目 真心場さんでした とーーーーっても楽しかったな 素敵な演者さんと音楽に囲まれて、私にはもったいないくらいの場を用意していただけたん

          関西遠征 ⓪

          随分とご無沙汰になってしまったね お久しぶりです 今日から3月 関西遠征 そうだった2月って28日までしかないんだった きっと国民の多数が思っているであろうことを 私も例に漏れず思いました え?2月もう終わり?早くない? なんだか最近はバタバタと忙しくて 昨日も 朝から月間ユメギワ用のコラムを書いて レイアウトを決めて 印刷して CDを焼いて(わたしのパソコン 不具合でCDを書き込めなくなったので急遽パソコンを借りに友達の家へ。なんかLogicも使えなくなってし

          東京ワンダー

          明けましておめでとうございます 一月もあっという間に過ぎていってもう25日 相変わらず日々は目まぐるしいね 先日 ライブハウスはじめをしてきました 下北沢DY CUBEさんでの「東京ワンダー」というイベント 上京してきたアーティストを集めたイベントで、 わたしも転換リハでくるりの「東京」を歌ってややすべりしながら なんだか新鮮で楽しい一日だったな 上京してきてもうすぐ一年が経とうとしている あっという間だった 鹿児島でバンドとばかり、歳上の方とばかり対バンしていた私に

          東京ワンダー

          名前

          放課後(大学が終わった後のことも放課後っていうの?)友達と食べに行ったしゃぶしゃぶを思い出しながら 布団のなかで ごまかせそうで やっぱりごまかせなさそうな尿意と闘ってもぞもぞとしている いつもならこの時間はまだ活動時間 少しでも生産性を…!と夜に逆らって足掻いているのだけど、今日はなんだかもういいやという気持ちになって お気に入りの歌集(枕くらいの分厚さがあるので全然読み終わらない)と共に早めに布団に入ったのだった 歌集をめくりながら、なにかいい言葉はないかなーと探して