骨付き豚肉のコトレット、フリットと無限パプリカ添え
おばんですー!ワクチンの副作用(1回目)なんて比じゃないくらい、上半身が筋肉痛でダールーおーもー!首も回らないユイじょりであります。
こ、これはまさか・・・?と不安になりつつ、まずは昨日したことを思い返す。ああ、そういえば俺のペットフード(12kg)を近所の配達スポット(約500m)からえっちらおっちら運んできたんだった。間違いなく原因はこれだ。
どうしてそんなことが?それは先週金曜の朝に、15時から18時の間に配達にくるとSMSが来たからずっと家にいたにもかかわらず、ハイ結局来ませんでしたー。フランス配達事情あるあるあるー(小目がさらに小目)。
仕方なく一番近い配達スポットを指定したのだけど、予想以上に重すぎて死亡。50歩進んでは休んでを繰り返して、汗だくで帰還したのであった。俺のごはんのためにかーちゃんは頑張ったんだぞ・・・?
🐶
さて、時は戻り、大嵐に巻き込まれて危うく溺れかけながらココ・シャネルの展覧会に行った日。シャネルの美しい哲学とクリエイションを見て心が洗われ、これは料理にも通づるものがあるなあなんて思いながらパリ15区のBir-Hakeim(バー・ハケムじゃなくてビラケムと読む)からNovotel(旧日航ホテル)をてくてく歩いていたら、シチリアのkaorinaさんのことを思い出した。
というわけで、今日の献立はこちらにしよう。
骨付きのコトレット(カツレツ)。
最低限の買い出しで、骨付き豚肉とビタミンカラーに惹かれてパプリカ(黄・オレンジ)を購入。
仔牛はお高めなので、豚でまいりましょう。
まずは付け合わせから。
kaorinaさんもおっしゃっているけれど、千切りキャベツはOtto氏がおそらくというか確実に食べないので、冷凍フリット(フライドポテト)をオーブンへ。合わせてパプリカも2つ、どーんと入れて焦げ目をつける。先週末に習得したミクニシェフのパプリカマリネを作ろうと思うのであります。
パプリカに見るも無惨な焦げ目がついたらば、ぺろりんと皮をむきまして、ざくざくと切ってボウルへイン。ツナ缶をいれてみよう。
オリーブオイルと白ワインヴィネガー、ちょい砂糖とマスタード、塩・黒胡椒(多め)で和えたら、オシャ要員・水さらし後の赤玉ねぎを投入。
なんとなくローズマリーのせてみたりして、冷蔵庫で落ち着いてもらう。
私はあまり常備菜というものを作らないけれども、これはかなりイケてるやつができた。無限系。カロリーもきっと多分ゼロに近い。
あとはメインを調理するのみ。
こちら骨付き豚肉。400gいかないくらいだったかな?軽く叩いて伸ばす。
ミラノ風は小麦粉をつけないっていうのはkaorinaさんに教えていただいた。
ただ先日とり天を作ったとき、小麦粉をつけ忘れたら衣が剥がれてきてしまったので、反省して今回は小麦粉→卵→パン粉でコーティング。
じっくり時間をかけながらアロゼしながら揚げ焼きに。
良い感じの揚げ色がついてまいりました!
裏側もじっくり火を通したらコンロから外し、速攻でソースを。
トマトが余っていたので、ざくぎりにしてケチャップと水とバターと合わせて煮詰める。あと何かちょこっと入れたような気がするけど失念。。砂糖だったかなあ。乾燥バジルは入れたような気がする。
今日も登場、ソースを下にしく女。
ソースの上にコトレットをのせて、フリットとマリネを添えたらできあがり。
それでは本日も一皿入魂なワンプレートディナー、いただきましょう。
こちらはOtto氏に。より身の部分が多い方を盛り付けてあげた。
やっぱ骨付き美味しいなあ・・・。
がしかし、Otto氏の第一声。
「あれ?今日トンカツって言ってたじゃん?これはトンカツじゃない、骨付きの肉は、ワタシ、スカン」
たしかに今日はトンカツみたいなもんだよとは言ってたけど、肉に骨がついてるだけだから!骨付きのほうが美味しいのに・・・。
なんで嫌いなのと尋ねると、間違って噛んだら歯が欠けるだの脂が多いだのと言っていた。そんなん気をつけて食べればいいだけだし肉の脂よりヌテラの砂糖気にしなよ!と、若干バトルっぽくなり無言で食す。
最初文句を垂れていたけど、付け合わせは完食、身の部分だけ綺麗に平らげてはいた。
カナダのMayさんも、台湾人のパートナーさんとの間で「冷やし中華の卵どうしてくれんの事件」があったようだけど、我が家の場合は私が本場モノをリスペクトしようとするとこういうことが起きたりするので、まったくもってツボや地雷が謎なのだ。
もー、次回からは私は骨付き、氏は骨なし。
また別対応が必要になってしまったわけだ!!
あー、手間のかかるヒトですこと🇫🇷
手間のかからないイヌはどこですかって?
それはこちらです🐶