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ツイてない私と我が家のハンバーグ
こんばんは。後厄、天王星人(+)のユイじょりです。
毎朝8時前に定点観測していると、日に日に肌寒くなってきたのが身に沁みる。
最近のツイていないわたくし
ツイていないなかでも、特に「配達運」がすこぶる悪い。これはいったい全体なんの神様にお願いしたらよいの?クロネコ様?パンダ様?はたまたペリカン様??
フランスの配達事情についてはこの記事の最初のほうにちょろっと書いたのだけれども、もっとも日本って素晴らしいなあと思うシーンが多いのが配送関連のあれやこれやなのである。
まあ、数年前に比べたら格段にマシにはなっているように感じるけども、まだまだ手元に届くまで信用はできぬ。
ちゃんと届いたときの第一声は「やっぴー!ツイてる!!」。
届かないときの第一声は「クッソ・・・またかよ」。
もうとにかく、「運」なのである。博打なのである。
ツイテない第1弾
どこかでちょろっと書いたけど、Amazon Japanのグローバル配送を使って、先々月の末に本を3冊ほど頼んだ。
が!
まてど暮らせど私の注文した荷物は到着予定日を過ぎてもまったく配送されない。ずーっと通関にいるのである。DHLの高い送料払ってるのに。。
Amazon的にはDHLに聞いてくれの一点張りだし、DHLに直電しても「処理一応したから明後日以降に多分着くわ」と言われて(これデフォルト)、1ヶ月以上経つんですけどね。。。
結局Amazonに返金してもらって終了。私の注文した本は大阪から発送されて香港、ドイツのケルンを経てパリのオルリー空港の税関にいることになってるんだけど、本当は今一体どこにいらっしゃるのでしょうか。
ツイテない第2弾
先週、日本の両親が色々救援物資を送ってくれた。
毎日配達状況をチェックするも一向に荷物は日本の出発地(愛知県)のままで、「配送される準備万端」というステータスから変わらない。ステータスが変わらないっていうのが一番怖い。。。
ステータスが変わらなくなって1週間経った今日。毎日追跡番号入れていたら番号記憶してしまったわ!と思いながらダメ元で入力すると、おおっ?ステータスに変化あり。フランスに到着している!!!
でもよくよく見ると見覚えのない表示が。
関税がかかるから払えと。
国際郵便の関税は、(送り先である)フランス当地の受取人負担。関税を払わないと荷物は引き渡してもらえず、送り主に返還される。
かつて税関でひっかかったのは、ただの1度のみ。
楽天で直接俺服を買って直送して、なぜか商品価格以上の関税を払わされて、えらい高くついた買い物になってしまった。
ぶるぶるしながらおいくら万円なのよ関税!?と怒り気味にクリックすると、
10ユーロ+α
ほっ・・・。さらに前払ネット割で割引3ユーロ。そんなシステムができたことすら知らなかった。通常は配達時に代引きみたくその場で関税を払わなくてはならなかったはず。
てか、これくらいなら見逃してくれよ・・・
もっと高価な荷物に目をつけてくれよ・・・
(心の嘆き)
オンラインで先払いしたけど、明日の到着時間?そんなの知らんがな。今日もOtto氏の荷物が届くと言われていたので一日中待機していたけど(結局届かなかった・・・)、明日も強制的に在宅だ。
こうして引きこもり生活は続いていくのである。
さて、気を取り直して
前置きが長くなったけれども、昨日は久しぶりに牛豚ミンチでオーソドックスなハンバーグを作った。なぜかって?牛挽きが半額だったからだよ。
胃が弱体化しつつあるアラフォーには牛豚こってりバーグよりも鶏肉であっさりバーグ。
でも急に肌寒くなってきたし、久しぶりにこってりしたバーグもいいなと。
赤ワインも仕入れて、母が昔よく作ってくれたハンバーグを再現してみよう。
我が家の通常ハンバーグといえば、焼きに異様なこだわりをみせる人(生焼けNG)が若干1名いるので、焼きではなく煮込みハンバーグが優勢。
タネは、牛豚ミンチ(半々か牛多めの割合)、玉ねぎ、パンを牛乳に浸したもの、卵、ナツメグ、にんにくパウダー少々、塩・黒胡椒(多め)と至極シンプル。
パンパートはバゲットを牛乳に浸すとふわふわになったから今回も・・・と思ったら、あらうっかり!バゲットがない。仕方ないからパン粉を牛乳で浸す。
あと、玉ねぎ。煮込みの場合は玉ねぎにバター風味を移してバーグにしたけれども、焼きの場合はソースでバターをちょい入れするので、生で。
全部を混ぜ合わせて粘りが出るまでよくこねたら、冷蔵庫で待機させておく。
そのあいだに、付け合わせ
焼きハンバーグの際は付け合わせをちゃんと作るのであーる。
洋食の定番付け合わせといえば、にんじんのグラッセ。これ、好きなんだよなー。
youtubeみながらひたすらにんじんの下拵え。
左、人間用。右、お犬様用🐶(あとで素茹で)
鍋ににんじんを入れて、砂糖とバターを同じくらい、水をひたひたになるまでいれて塩をひとつまみ。一度煮立たせたらキッチンペーパーで落とし蓋を作ってのせて、ひたすら弱火で煮詰める。
20分くらいで水分が半分ないくらいになるので、仕上げに入る。
火を強くして絶え間なく混ぜつづけて・・・
少しすると、メイラード反応が起きてきてそれはもううっとりする香ばしいにおいがしてくる。うっとりし過ぎて焦がさないように気をつけて!
見よこの美しい黄金のバターコーティング!!全体がコーティングされたら火からおろす。
やっぱりにんじんは興奮するな。私は前世うさぎだったのかもしれん。干支はねずみだけれども。
ひとりきりにんじんで興奮したあとは、芋。
今の我が家には茹で用のじゃがいもしかないので、粉吹き芋を。
こちら、なんのことはない。茹で上がったじゃがいもが熱いうちに、バター少々と塩、たっぷりの黒胡椒をかけて粉を吹かせたら完成。パルミジャーノを削って入れようか躊躇したけれども、バーグにチーズを仕込む予定なので自重。
3番目の付け合わせ、緑要員は、ブロッコリーをゆでたものが冷蔵庫にあるからそちらを使うことにしよう。
さてハンバーグを再開
冷蔵庫で休息していたバーグのタネを取り出して成型。
真ん中に溶けるチェダーチーズいれとこ。端っこは折り込んで、チーズがはみ出ないように成型する。
サイズ大2つとサイズ中が3つ。大中1つずつを焼いて、残りは冷凍庫へ。
いよいよ焼いてゆきます。真ん中をへこませて、まずは片面に焼き目をつける。
ひっくり返したら、赤ワインを回しいれて蒸し焼きに。
ハンバーグの中までちゃんと火が通ったら、お皿に並べる。
付け合わせたちも賑やかしに。スタンバイはできている。
ハンバーグを焼いた後のフライパンに赤ワインを注いでデグラセする。デグラセはdéglacerというフランス語ですね。ここでは、フライパンに残った肉のうまみをこそげ取って赤ワインにのり移らせるという意味。移れうつれウツレ〜と念を送る。
こちらにウスターソースとケチャップ、砂糖少々、塩胡椒で味を整えて最後にバターをちょいいれしたら、母が昔よくつくってくれたソースの完成。
ハンバーグの上にソースをかけたら、ボナぺティ!
ワンプレートでも炭水化物、ビタミン(緑黄色野菜)、タンパク質(肉)と意外にちゃんと揃っているのではないか?
私の中サイズ版は上品にちょこちょこのせだけど、これだけで赤ワインハーフボトルはいけるね。
たまにはこういうコッテリバーグもよいな。
赤ワインベースのソースはかなり母の味に寄せられた感がある。あー日本に帰りたくなるなと、秋の夜長にほろり。
・・・って、ん?
ワインが好きなのは幼少時からの食育・・・か?
かつての私のマウスパッド。私の血管にはワインが流れています🍷
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