自作アロエヨーグルトで、美しい素肌と腸生活(願望)
毎日の飲・葡萄酒で脳細胞が日に日に破壊されゆく身となっては、先週だか先々週だか既に定かではない。でも、腰痛のために処方された強力な抗炎症剤の副作用で胃が破壊されて、1週間ほど胃薬づけ&油とアルコールを控えた時期があった。
私は昔からおそろしく極端な人間なので、調子のいいときはこれラードだバターだ肉だワインだと騒いでは暴飲暴食に走るきらいがあるのだが、一度調子が悪くなると猛省からのほぼ絶食。もう2度とあんなふざけた真似はいたしませんと夜な夜な七福神様に誓いを立てるレヴェル。
ただ、こんな風に弱ったときでも、一応動いたり働いたりみるぅのお散歩をしたりしなくてはならないので、カラダに負担のないものは食べなくてはならない。
そんな私の鉄板は、今も昔もヨーグルトだ。
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noteではかねてから「ミルク、特に牛の乳が好きすぎるんだ」という主張をしてきたけれど、まあミルクの派生物も大体好きってことなんですよ。
世紀が変わるあたり、私が中高生の頃は、明治ブルガリアもしくは森永ビヒダスのプレーンヨーグルト500gを一食で食べ切るという、俗に言う(言わない?)ヨーグル党だった。
いつのまにかだんだん容量が少なくなってきている印象はあったけど、調べてみたら今となってはブルガリアもビヒダスも400gしかないんですってよ奥さん。
値段は知らないけど、容量2割減。世知辛い世の中。
プレーンヨーグルト自体ももちろん好きだけど、何より好きだったのが必ず入っていた小袋の砂糖。
グラニュー糖のように溶けなくてじゃりじゃりする感じではなく、形を残しつつも舌のうえでほろっと溶けていくあの絶妙な感触が好き過ぎて、むしろあの砂糖のためにヨーグルト500g食べてたんじゃないかという気さえしてきた(変態)
がしかし。2017年、フランスから日本に帰ってみて、近所のスーパーでブルガリアを買ったらば、必ず添付されていたあの小袋砂糖も添付されなくなっていたという、衝撃の撃墜の墜落。
時代ってやつなのかこれが・・・。
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一方、プレーンヨーグルトに限らず、フレーバーヨーグルト?というのか、果物とか入っているのも、許す。というか、昔からフレーバー系も大好きだったし、あのほろりん砂糖亡き今となってはそちらにシフトせざるを得まい。
日本のヨーグルトフレーバーのなかでの個人的3トップは、
森永アロエ、グリコ朝食りんご、明治ブルガリアのブルーベリー。
そのなかでも森永アロエヨーグルトは、調子がいいときも悪いときもいつも私の胃腸に寄り添っていてくれた。「素肌とカラダのために」できた逸品らしい。
ナタデココという、食感フェチ的には萌死にそうなくらい衝撃的な食べ物に出会ってからというもの、その虜になった少女ユイじょり。
ナタデココほどの食感ではないけど同系列のフェアリー感をもつアロエを、大好物のヨーグルトと合わせてきた時点で、さすがエンジェル森永と平伏したくなる。
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さて、牛の乳愛からのヨーグルト愛からのアロエヨーグルト溺愛まで書くのにこんなかかってるけど、とにかく今日言いたいのは、日本のスーパーの10倍くらいある酪農大国フランスのヨーグルト売場にアロエヨーグルトがないってことなんだ!
ヨーグルト系売り場、これが4面くらいあるイメージ
酪農大国と書いたけど、チーズの種類の多さから察してもらえると思うが、ヨーグルトに関してもなんだか種類がたくさんある。
ヨーグルト(yaourt)以外で私が把握している限り、 フロマージュ・ブラン(Fromage Blanc)、プチ・スイス(Petit-suisse)、フェセル(Faisselle)。
乳ラヴァーとしてはそのうちこれらについて違いと詳細を調べて書きたいところ。
これらに加えて、牛の乳に限らず、羊(brebis:ブルビ)やヤギ(chèvre:シェーブル)の乳もあるし、ヴィーガンの方用に大豆(soja:ソジャ)などからできたヨーグルトも売り場を占めているのが現状。
プレーンだけでこんなに種類があるうえで、フレーバーも多数。
そりゃ売り場も広いわけだ。
でも、こんなに広くてもアロエは見たことがない。
「あんた、胃も腸も弱ってるんだろう?だったら作ればいいじゃないの?アレ」
天上のプティ・トリアノンから、マリー・アントワネットがささやく。
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ビオのスーパーをうろうろしていたら、出会ってしまったのだ。アロエヴェラ。
南国少年パプワくんになった気分で、ぐさぐさと幅10cmくらいに切る。
んばば・んばんば🇯🇵
これでアロエシロップを作って、ヨーグルトに混ぜる魂胆。
両端のトゲトゲを取り除いたら、皮をはがしていく。
なんて神秘的な御身をされているのでしょうか。
ぷるるんるん。
こちらをさらにサイコロ状に切ろう。
この時点で毒味をすると、ものすんごく青臭くてぬっめぬめなので、熱湯で2、3分ゆでる。
熱湯で茹でてザルにあげたところ。
ヌメヌメはとれたけど、青臭さは消えない。
砂糖と一緒に煮ればなんとかなるかな?
鍋にアロエ、砂糖をアロエの半量くらい入れて、落とし蓋をして煮詰める。様子をみつつ、水分が足りなかったりしたら水を加えたりしつつ。
煮詰まってきたら、レモンをしぼる。
ずっと青臭さかったけど、レモンをちょっとしぼったら青臭さが途端に薄まった!さすがだわ、優秀すぎるレモン。
がっつりレモンをしぼりまくって、かなりいい感じにアロエシロップ的なものができた。
粗熱がとれたら、煮沸したボンヌママンの殻ビンに入れる。
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アロエシロップをプレーンヨーグルトの上にどちゃっとのせて、ちょうど夏にマンゴープリンを作ったときに使った冷凍マンゴーがあったので、のせてみる。
これは、森永エンジェルもびっくりなアロエヨーグルト!!!
マンゴーはなくてもいいなと思ったので速攻食べて、ヨーグルトとアロエをぐちゃぐちゃ混ぜたらば、懐かしの森永アロエヨーグルトもびっくりかもしれない、謎の食感が美味しさを倍増させる自家製ヨーグルトデザートが出来上がった。
その後、最近ハマっている羊の乳のヨーグルトにもかけて楽しんでおります。
濃くて美味しいんだ、羊の乳。
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ないものは作ればいい。そうよね?アントワネット。
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(追伸)
ちなみに私、2017年秋の社畜時代に、新橋の「お菓子のまちおか」で昼休みの帰りにひとつだけ買ったチョコボールいちご味で、金のエンゼル出したことあるんだもんね!
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