深夜の自由研究〜ヴィ・ド・フランスのエンゼルソフト
レッツ・エンゼル🍎
ここ3週間で合計7kgのりんごがやってきた、北フランスの我が家。
フランスっぽいものばかり作っているので、ここらで何か日本っぽいものを作りたい。
過去に日本で食べていたりんごモノはないだろうか・・・と、加齢×アルコールでフォンデュ状態な記憶を探ること小一時間。
日本のベーカリーカフェの草分け(らしい)、VIE DE FRANCE(ヴィ・ド・フランス)。日本を訪れたフランス人が街で見つけて反応する看板ベスト5には入ると思う。Otto氏も地元の駅ビルに入っているこのお店を見つけて「コ、コレハ?」と不思議がっていた。
ここでよく学生時代、豆乳黒ごまバナナジュースとりんごとクリームチーズの入ったパンを頼んでいたことを思い出した。食べ物の記憶はまだわりと残っているのだな、とひと安心。
あのほわほわなパン、なんていう名前だったかな・・・それよりもまだあるのかしら?と公式サイトへボンジュール。
あったあった!
エンゼルソフトというなんともファンシーな一品。これこれ。
要はりんごとクリームチーズを白パンっぽいやつで包めばよろしいのだろう?という企業努力ガン無視な単純思考で、これは作れるはずと踏んだ。
よし、レッツ・エンゼル🍎😇
1日目の深夜:りんごのコンポート作り
夕食後、中に入れるコンポートを作ろう。
りんごの皮むき。この光景、ここ3週間で何度みたことか・・・。
この間に、もう一品粉活。深夜のクリエイション欲半端ないな。こちらは後日に。
その後編み飲みしながら、シンデレラタイムにコンポートが完成。
翌日をまたれよ。
2日目の深夜:エンゼル仕上げ
夕方、クックパッドの白パンレシピを参考に生地を作って発酵させておいた。
パン生地、ロボにお世話にならずに手ごねしてみたけど、まあまあまとまったし、一応2倍に膨れ上がっているからここまでは順調?
フランス産クリームチーズってのがよくわからないからクリチに似たようなKiri、はちみつ。本家のエンゼルソフトはりんごの食感が残っていた気がしたので、(若干焦げ気味の)コンポートに、りんごの形を残した甘煮も用意。といってもラップかけて砂糖とレモン汁とりんごをレンチンしただけ。
クリームチーズは室温にもどしてはちみつ(適当)を加えて泡立て器でホイップした。
パン生地を5つに分けて、生地を伸ばしたら、クリチ、コンポート、甘煮の順にのせて、生地を閉じる。
甘いパンより肉まん食べたくなるなこれは・・・という願望が大いに見え隠れする写真のキャプションたちよ。
あの感じだとセルクルに入れたほうがいいのかしらと、セルクルあり版となし版両方つくってみよう。これで40度のオーブンにいれて2次発酵。
40分後といいつつ1時間以上放置してしまった。もうこの時点でかなりエンゼル感でてきた。
強力粉を上から振って、オーブンに入れる。
エンゼル、完成。
白いパンだからあんまり焼き目がつかなくてもいいのかな?ってことで、自己流エンゼルソフト完成。
ひとくち食べてみるかとも思ったけれど、網にのせるときに気づいた下の方の生焼け感。
もう遅いので(深夜1時)、さらにちょいとオーブンで焼いたらそのまま置いて朝を待つことにしよう。
そして今朝
前日のものより焼き目がついたエンゼルたちに、ボンジュール。
一足先に試食したOtto氏は、「うーん、イマイチ」的な反応をみせる。まじか。私もカットしてみる。
あー、たしかに、パン生地がだめだ。ふわふわっていうか乾燥しててぼそぼそ。エンゼルソフトっていうか、エンゼルハード・・・?
オーブンに放置したのがいけなかったかな。それとも発酵の時間をちゃんと守らなかったから・・・?
やっぱり手捏ねパンは成功率低し。今後はロボにお任せすることにしよう。
あ、中身はおいしかったですよ。りんご×クリチは正義。
そしてエンゼル食後
今夜、バカンスで近くの街まできているOtto氏の友人夫妻+娘3歳がいらっしゃるとのことだったのだけど、今朝になって育ち盛りの息子2名もいるよって聞いた時の衝撃よ。
どーしよーー・・・料理、大人分しか考えてなかったよ。飲み物もアルコールしかないよ。絶対的に量足りないんじゃ?
魂抜けつつラスト6玉のりんごをスライス。
てかnote書いてる場合じゃねえーーーーー!!