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一時帰国の美味しいものたち

最近ことに、胃袋のサイズダウン化を嘆きたい私ユイじょり。20代後半のピッチピチな下の妹に強調したのは、言い方はさておこう、「体重なんて気にすんな。食べられるうちに食うとけ」。

いっぱい食べたい気持ちだけはあるそんな私にも、前回、年末年始のおめでたごはんを大量にあげておきながらまだ物足りない強欲な性分を持ち合わせていることに安堵する。

戻ってきてから時間が経ってしまったけれども、一時帰国時恒例の、おいしいニッポンごはん。実家で食べてきたなんでもない日の美味しいものたちをピックアップすることにしよう。


おうちごはんはおつまみ天国

母のつくるおうちごはんは昔からおつまみっぽいものが多いなと思ってはいたけれども、大人になり立派な酒飲みとなった私にとっては天国でしかない。もずく酢でアペロができた日々は本当に幸せだった。

乾杯🍻の儀式

とりあえずもずく酢乾杯
健康になった気分になれるのもよい
到着日、飛行機でも東京からの移動時間でも眠らず
眠気覚ましに一杯
気分によって晴れ風かスーパードライ
ラブ・イカ明太
もずく周り、漬物と軟骨唐揚げ
もずくを中心に、キムチと野沢菜と酢の物
もずく後、いくらとたこわさ


STAUBじゃなくてストーブおでん

冬に実家に戻ると決まって母が用意してくれているおでん。石油ストーブの上でぐつぐつされた由緒正しいやつです。

魚河岸揚げフォーエバー
何が好きですか?私は白滝大根こんにゃくはんぺん魚河岸揚げ


納豆、君の名は万能

納豆をいろんなものと合わせてそれを海苔に巻いて食べるのが我が家流。

この日はイカ納豆
ひきわり納豆×タコ


唐揚げは正義

山芋とゲソ唐揚げ
揚げたて

そして大大大好物な軟骨の唐揚げ。フランスでも売ってくれないかな軟骨。

ツルヤで鶏軟骨(ヤゲンじゃないほう)を見つける度に唐揚げにしてもらった


実は貴重な野菜炒め

母がささっと作ってくれるシンプルな野菜炒め。そういえば私は全然作らないことに気づいた。フランスに売ってる普通のキャベツが凶器レベルで硬いのと、豚の薄切りってのも売ってないから作らないんだなきっと。

豚薄切りじゃなくてもできるか
盛り付けが洒落てるな。真似しよ。
ただの野菜炒めなのにうまい


いよっ、日本のカキ

日本の大ぶり牡蠣はカキフライにするのが個人的に一番だと思っている。生牡蠣はフランスに軍配。

タルタルよりソース派


冬はやっぱり鍋よね

冬の家族団欒コタツ鍋。

カキ鍋
カニ鍋
妹が博多土産に買ってきてくれた茅乃舎の梅七味
美味しかったから次回絶対買ってくる


創作料理、あっぱれ

母の繰り出す創作料理に毎度惚れる。

厚揚げのあんかけ
これ、店で出てたら毎回頼む

数ある創作料理のなかでも今回一番感動したのがこちらのサバカレー。亡き祖母から伝わる逸品らしい。そういえば昔食べた記憶が。うちのカレーって毎度ぼってりしてて美味しいから水をどれだけ入れてるのか母に尋ねたところ、「水?計ったことない」。以上。

サバカレーっていうから何かと思えば、サバの唐揚げにカレーをかけるものとのこと
鯖のあとにコメを入れたら締めも完璧


三陸万歳あわび

海なし県なめんな。クール便さえあれば三陸の海の幸をこたつで満喫できるんだわ。ということで、三陸の母の幼馴染が送ってくれたアワビに敬礼。

こんな貴重なものを・・・
まずは生でね
半分は後日ステーキにしてバター醤油でいただきましたよ


井上デパート地下の半額寿司

夕方17時を過ぎると全品半額となる、老舗井上デパート地下食料品売り場の海鮮コーナー。半額寿司も並べれば立派なごちそう。

半額寿司でも感動できる海外在住民

井上も閉店してしまうっていうし、パルコはなくなるし、松本の中心街はどうなってしまうんでしょうかね本当に。


調子がいいときの朝ごはん

朝は大抵調子が悪いのでバナナジュースとコーヒーで済ませていたけど、たまーに調子がいいときは母のごはんをありがたくいただいた。

まあ大抵多過ぎるんですけどもね
ホテルの朝食バイキングのような
俺を思い出して涙
イシイのミートボール
昔からこのチープな味が好きでねえ
千葉のしじみと三陸わかめの融合
旅立ちの日の朝ごはん、いくら丼
あまりのいくらぶりに思わずズーム
1年分の魚卵を食べたような
完食しましたよ


信州といえばりんご。やっぱりシャキシャキで甘くて美味しいねえ。
あと、美味しいと噂のシャインマスカットも食べた。食べるのが楽でいいけど、味は巨峰のほうが好き。でも皮を剥くあの手間がどうしたってねえ。。


自作料理記録

毎晩、母とは交代でごはんを作っていた。つくって食べてもらえる人がいる幸せをかみしめる。

納豆オムライス

豆腐と納豆が大量に常備されている我が家。すなわち納豆料理には事欠かないわけで。帰国して間もない日の夜、母が体調不良なので父向けに作ったごはんたち

納豆オムライスランチ
夜は冷蔵庫のものでなんだりかんだり
カリフラワーとベーコンのソテー、冷しゃぶサラダ、冷奴(ここでも納豆)
明太クリームパスタ


翌朝。風邪をひいてダウンしていた妹から差し入れヘルプが入る。胃に優しいものがいいというのであんかけで流し込める納豆オムライス、最適じゃない?前日に引き続き、つくった。前日夜、鶏もも肉でカチャトーラも作っていたのでそれも一緒に。全然病人向きじゃないけど。

納豆オムライスは餡かけを別添
食料に加えてなんだりかんだり箱につめこむ

薬局でポカリなども仕入れてUberならぬYUber完了。まあ私、かたくなに運転はしないんですけどね。


麺好き家族に捧ぐパスタ

麺類好き家族なもので、パスタはよく作った。フランスから8kgほどパスタを空輸したほどである。

納豆明太子パスタ
魚肉ソーセージ&ほうれん草でナポリタン
しらす納豆パスタ
紫蘇を効かせるのがよろしい
カニのトマトクリームパスタ
シーフードトマトクリームパスタ
しめじ明太パスタ、シーフードトマトクリームパスタ

こうみてみると納豆か魚卵かトマトクリームばかりだな。。


ぼけりんご料理

りんご農家の親戚がくれるぼけりんごがたくさんある家なので、おかずにもスイーツにも変身させるのが趣味。

豚肉りんごクレソン添え
家族にも好評

これまたフランスから空輸した冷蔵のタルト生地。パート・ブリゼとパート・フィユテを持って帰ったので、ブリゼ生地でタルト・オ・ポムを作ってみた。これが家族中に大好評。母から、松本で売りなよ多分流行ると言われた。将来本帰国したらカフェでも開こうか(言霊)。

ぼけりんごはジャム化
ブリゼ生地の上にジャムをのせて、りんご薄切りをひたすらのせる
焦げ目がつくまで焼き上げる
ブリゼ生地は時間が経っても食感が保たれるのがよい


フランスからもちこんだフィユテ生地でスイーツをもう一品。
母の旧知の方が作ってくださった栗の渋皮煮。一部はおせちに入れたけどまだまだあるので、即席アーモンドクリームと共にまるっと包んでマロンパイに仕立ててみた。

上からなんとなく胡麻のせ
栗が立派なのでパイ包みにしてもちゃんと美味しかった



おまけのカップ麺

ポテチにしてもチョコにしてもカップ麺にしても、限定味とかユニークなものが多くて、ニッポンは本当に楽しい。

味噌は味噌でも白味噌ってのがいい
これは七味が強すぎた



ほんの少しだけ外食

ところかわれど元来より家が好きすぎる民なので、極力外に出ない生活。外食といっても、たまにランチで寿司かラーメンか蕎麦か。

毎回必ず行く月のトカゲ
とんこつ苦手なのにかつお塩とんこつラーメンをチョイス
魚介がつよくて美味しかった
母はいつものあさりラーメン

「海に眠るダイヤモンド」を観ていたら無性に長崎ちゃんぽんが食べたくなる。リンガーハットくらいあるだろうと検索すると、なんと数年前に撤退OMG。他のお店を検索しても松本市内にちゃんぽんを提供しているお店が全然みつからない!唯一今の時期限定で提供しているお店を見つけたので、ドライブがてら安曇野方面へ足を伸ばす。

堀金村のひさりな食堂へ
野菜たっぷりの冬季限定ちゃんぽん
野菜食べ過ぎで半分過ぎたあたりでギブ。。
母が食べ切ってくれたごめんなさい
こちら母の注文した昔ながらのラーメン
ああやっぱりこういうのに惹かれる
帰り、豊科の白鳥を見に立ち寄ってみた
手作り感満載の白鳥観察館
あいにく白鳥はみることができず

富山のチェーン店なんかも進出していて、海なし県でもたくさんあるお寿司屋さん。まわるお寿司やさんは好きなものを好きなだけ一皿ずつ頼めるから私のような人間にはもってこいなのである。4、5皿も食べれば満腹満腹。

大大大好きえんがわ
冬はやっぱりぶりですね
別の日もやっぱりえんがわは欠かせない
というかえんがわとイカと白身食べれば満足

最終日前日。お城近くに用事があったので、両親とともに蕎麦屋へGo。松本城近くの北門のお蕎麦、美味しいよ。

この上品な量もちょうどいい
蕎麦湯も最高
夜の松本城


あ〜、もずく酢、自作できないかな〜〜。
生もずくさえあれば・・・(あるわけがない)。



あめ市で父がだるまを買ってくれた
健康祈願

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ユイじょり
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